引田天功、Mr.マリック、デビッド・カッパーフィールド、山上兄弟、セロ…。古今東西さまざまなマジシャンが現れ、一大ブームを巻き起こしてきたが、その大波小波を振り返ってみると、ある法則が見えてくる。なぜかおよそ7年周期でマジック界にスターが誕生し、テレビのマジック番組が高視聴率をマークする。業界では「マジックブーム7年周期説」と呼んでいるが、今年はその7年周期説のピーク年に当たる。
2年くらい前から各局でマジック番組が目立つようになり、メンタリストのDaiGoをはじめ、注目を集めるマジシャンも出てきた。新たなスター出現に期待が高まっている中、7年周期説をもとにして、今年3月に第1弾が放送された番組が『超マジシャンズリーグ』(テレビ朝日系)。カードやコインを使ったクローズアップマジックからイリュージョンまで、ジャンルを問わず、一流のマジシャンたちが集結。優勝賞金300万円をかけたガチンコのマジック対決で、“本当にスゴいNo.1マジシャン”を決める。
同番組からは、初代チャンピオンとなったクローズアップマジシャンのKiLaが発掘された。「この番組がきっかけになり、テレビの出演が増えた」という。ただし、Mr.マリックやカッパーフィールドが一世を風靡した時代と違って「日本においては、若い世代のマジシャンがたくさん出てきて、テクニックもアイデアもレベルが上がっている。群雄割拠の時代だと思う」と語る。7年周期の歴史に名を残すマジシャンは誰か――そんな視点でマジック番組を楽しむのも一興だ。
さらなるスターを発掘するため、『超マジシャンズリーグ』の第2弾が8月18日(土)午後6時半から2時間半スペシャルで放送される。今回は、3年に1度開催される世界最大のマジック大会『FISM 2012』イギリス大会で、イリュージョン部門チャンピオンに輝いたオランダのマーセルが初来日するほか、台湾マジック界の若きホープ、マイク・チャオも参戦。
日本からはKiLaをはじめ、前回決勝に進出した上口龍生、イリュージョンの限界に挑む魔耶一星、コメディマジックのキャラメルマシーン(ワハハ本舗)。若干24歳にしてプロマジシャン歴7年の巳碧(みたま)、神がかり的な出現技を見せるGeorge(ジョージ)、日本古典芸術「手妻」の伝承者・藤山晃太郎、自称フランス人のコミカルなルックスのムッシュ・ピエール、山上兄弟の父親・北見伸、マギー一門のエース・マギー審司が出演する。
同局の山下浩司ゼネラルプロデューサーは「種明かしもいいけれど、ストレートにマジシャンのテクニックやアイデア力のすごさを楽しむ、感覚としてはスポーツを観るのに近いマジック番組。オリンピックで金メダルを取った体操の内村航平くんの技を見た時と同じような感動が、真剣勝負のマジック対決の中でも見られるはず。ミスしてもそのまま放送します」と、現在進行形のマジックブームを牽引する意気込みも語っていた。
2年くらい前から各局でマジック番組が目立つようになり、メンタリストのDaiGoをはじめ、注目を集めるマジシャンも出てきた。新たなスター出現に期待が高まっている中、7年周期説をもとにして、今年3月に第1弾が放送された番組が『超マジシャンズリーグ』(テレビ朝日系)。カードやコインを使ったクローズアップマジックからイリュージョンまで、ジャンルを問わず、一流のマジシャンたちが集結。優勝賞金300万円をかけたガチンコのマジック対決で、“本当にスゴいNo.1マジシャン”を決める。
同番組からは、初代チャンピオンとなったクローズアップマジシャンのKiLaが発掘された。「この番組がきっかけになり、テレビの出演が増えた」という。ただし、Mr.マリックやカッパーフィールドが一世を風靡した時代と違って「日本においては、若い世代のマジシャンがたくさん出てきて、テクニックもアイデアもレベルが上がっている。群雄割拠の時代だと思う」と語る。7年周期の歴史に名を残すマジシャンは誰か――そんな視点でマジック番組を楽しむのも一興だ。
さらなるスターを発掘するため、『超マジシャンズリーグ』の第2弾が8月18日(土)午後6時半から2時間半スペシャルで放送される。今回は、3年に1度開催される世界最大のマジック大会『FISM 2012』イギリス大会で、イリュージョン部門チャンピオンに輝いたオランダのマーセルが初来日するほか、台湾マジック界の若きホープ、マイク・チャオも参戦。
日本からはKiLaをはじめ、前回決勝に進出した上口龍生、イリュージョンの限界に挑む魔耶一星、コメディマジックのキャラメルマシーン(ワハハ本舗)。若干24歳にしてプロマジシャン歴7年の巳碧(みたま)、神がかり的な出現技を見せるGeorge(ジョージ)、日本古典芸術「手妻」の伝承者・藤山晃太郎、自称フランス人のコミカルなルックスのムッシュ・ピエール、山上兄弟の父親・北見伸、マギー一門のエース・マギー審司が出演する。
同局の山下浩司ゼネラルプロデューサーは「種明かしもいいけれど、ストレートにマジシャンのテクニックやアイデア力のすごさを楽しむ、感覚としてはスポーツを観るのに近いマジック番組。オリンピックで金メダルを取った体操の内村航平くんの技を見た時と同じような感動が、真剣勝負のマジック対決の中でも見られるはず。ミスしてもそのまま放送します」と、現在進行形のマジックブームを牽引する意気込みも語っていた。
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2012/08/17