競争の激しい米ドラマ界で、驚異の視聴率を叩きだしているドラマシリーズ『PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト) 犯罪予知ユニット』が、日本に本格上陸する。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ発生以降、大規模な監視システムが導入された現実を背景に制作され、元CIA工作員リースと天才技術者フィンチが、最新鋭の監視テクノロジーを駆使し、法の外側で“捜査対象となる人物”の謎を解き、犯罪を未然に防ごうとするクライム・サスペンス。本国では、これまでにない斬新な設定と、“ドラマの中の出来事”とは片づけられないリアリティが共感を呼んでいる。
過去の犯罪データに基づき次の犯罪が起こる地域や犯人像を推定し、未然に阻止する“犯罪予知”。これにに大きく貢献しているツールが監視カメラだ。日本では1989年のオウム真理教関連の事件以降に監視カメラの導入が急速に拡がり、現在の監視カメラの市場出荷台数は、300万台以上と言われている。さらに、Nシステム(※)の普及や家庭での需要拡大に伴い、年々増加傾向をたどっている。
同ドラマに登場する犯罪予知システムは、凶悪犯の「顔」や「情報」を特定することもできる。現実の世界においても同様の機能が実用化されつつあり、その一例が顔認証システムだ。日本の場合、指名手配者及び過去に何らかの罪を犯した者は自動的に情報を割り出す仕組みになっている。将来的に全国民を識別することが可能になれば、動作や表情から犯罪企画を見つけ出し、予知防犯が可能な世の中になると言われている。
NPO法人日本防犯学校学長で犯罪アナリストの梅本正行氏は、「監視カメラの普及や防犯技術の進歩は、犯罪捜査においてメリットは高いが、技術が進めば進むほど使い手のモラルが問われ、逆に盗撮・恐喝などの犯罪に悪用されるリスクも発生する。プライバシー保護の問題も今後の大きな課題のひとつ」と指摘する。
街中のいたるところで目にする監視カメラは、何を“監視”しているのか。『LOST』『FRINGE/フリンジ』のJ.J.エイブラムスと『ダークナイト』の脚本家ジョナサン・ノーランがタッグを組み、監視社会化の光と影を映し出す同ドラマは、19日(日)より海外ドラマ専門チャンネル「AXN」でレギュラー放送されるほか、ワーナー・ホーム・ビデオより10月10日(水)Blu-ray&DVDのレンタル開始、10月24日(水)同BOXが発売される。
※自動車盗や自動車を利用した犯罪を検挙するため、通過する自動車のナンバーを自動的に読み取り、手配車両のナンバーと照合する自動車ナンバー自動読取装置。
過去の犯罪データに基づき次の犯罪が起こる地域や犯人像を推定し、未然に阻止する“犯罪予知”。これにに大きく貢献しているツールが監視カメラだ。日本では1989年のオウム真理教関連の事件以降に監視カメラの導入が急速に拡がり、現在の監視カメラの市場出荷台数は、300万台以上と言われている。さらに、Nシステム(※)の普及や家庭での需要拡大に伴い、年々増加傾向をたどっている。
同ドラマに登場する犯罪予知システムは、凶悪犯の「顔」や「情報」を特定することもできる。現実の世界においても同様の機能が実用化されつつあり、その一例が顔認証システムだ。日本の場合、指名手配者及び過去に何らかの罪を犯した者は自動的に情報を割り出す仕組みになっている。将来的に全国民を識別することが可能になれば、動作や表情から犯罪企画を見つけ出し、予知防犯が可能な世の中になると言われている。
NPO法人日本防犯学校学長で犯罪アナリストの梅本正行氏は、「監視カメラの普及や防犯技術の進歩は、犯罪捜査においてメリットは高いが、技術が進めば進むほど使い手のモラルが問われ、逆に盗撮・恐喝などの犯罪に悪用されるリスクも発生する。プライバシー保護の問題も今後の大きな課題のひとつ」と指摘する。
街中のいたるところで目にする監視カメラは、何を“監視”しているのか。『LOST』『FRINGE/フリンジ』のJ.J.エイブラムスと『ダークナイト』の脚本家ジョナサン・ノーランがタッグを組み、監視社会化の光と影を映し出す同ドラマは、19日(日)より海外ドラマ専門チャンネル「AXN」でレギュラー放送されるほか、ワーナー・ホーム・ビデオより10月10日(水)Blu-ray&DVDのレンタル開始、10月24日(水)同BOXが発売される。
※自動車盗や自動車を利用した犯罪を検挙するため、通過する自動車のナンバーを自動的に読み取り、手配車両のナンバーと照合する自動車ナンバー自動読取装置。
コメントする・見る
2012/08/18