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大島優子、“汚れ役”で米主催の映画賞を初受賞「とても光栄」

 米・ニューヨークで開催中の北米最大の日本映画祭『JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ!』(7月12〜28日)で、AKB48大島優子(23)が一際輝く若い才能に与えられる賞『Cut Above Award for Outstanding Debut』を受賞することが11日、分かった。山田孝之主演の『闇金ウシジマくん』は“闇金”の恐ろしさをリアルに描いた衝撃作で、大島はこれまでのイメージを打ち壊す、汚れ役を熱演。今回、女優として初めて映画賞を受賞し「とても光栄に思っています」と、喜びをかみしめている。

大島優子が“女優”として初受賞! イメージを打ち壊して挑んだ映画『闇金ウシジマくん』(8月25日公開)

大島優子が“女優”として初受賞! イメージを打ち壊して挑んだ映画『闇金ウシジマくん』(8月25日公開)

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 大島が演じたのは、高校卒業後も定職につかず、将来に何の目的も持たずに生活する、フリーター役。劇中では、母親の借金を背負わされ、お金欲しさに出会い系カフェでアルバイトをはじめ、さらに実の母親から買春を進められるなど“堕ちていく女”を体当たりで演じている。

 AKBとして『日本レコード大賞』など、数々の受賞歴を持つ大島だが、“女優”としての受賞は今回が初。「役柄は光と闇を彷徨う難しいキャラクターで、演じる上で悩んだことも多かったですが、女優として賞をいただいたこともなかったですし、遠く離れたニューヨークの映画祭で評価をいただいたと聞いて、とても光栄に思っています」と、受賞の喜びを語った。

 大島が受賞したのは、俳優・女優に限らず、監督、プロデューサーも含め、最も輝く若い才能に与えられる賞で、「今後も女優・大島優子として、より多くの作品に参加させていただき、一人の人間として磨きをかけていきたいと思っています」とさらなる飛躍を誓った。

 同映画祭は『ジャパン・ソサエティ』という米国の非営利団体の主催・運営によるもので、日米文化交流を主な目的とし2007年より開催。同団体の映画部は、日本映画の上映を専門に行う団体として黒澤明小津安二郎、溝口健二などの巨匠と呼ばれる監督の代表作をはじめ、伊丹十三北野武など多くの日本人監督を米国で紹介し、日本映画の米国上映への道を切りひらいてきたパイオニア的存在といえる。

 今年は『闇金〜』をはじめ、妻夫木聡主演の『スマグラー』、松本人志監督の『さや侍』、さらに役所広司樹木希林が親子を演じた『わが母の記』、そのほか『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、『モテキ』など計39本を上映。役所には、長年映画界にもたらした功績を称える『Cut Above Award for Excellent in Film』が授与される。同映画祭で贈呈されるのは、以上の2賞のみ。

 映画『闇金ウシジマくん』

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