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黒川智花、海女役に初挑戦 撮影中に「本当は溺れていた」

 俳優・中村俊介演じる浅見光彦シリーズ最新作『志摩半島殺人事件』(7月20日 後9:00 フジテレビ系)にヒロイン・本橋嘉代役で出演する黒川智花が4日、同局内で取材に応じ、「楽しんで海女さんをやっている喜びを全身で表現したい」という意気込みとは裏腹に「泳ぎが苦手で…」と撮影時の苦労話を明かした。

浅見光彦シリーズ最新作『志摩半島殺人事件』に出演する中村俊介(左)と黒川智花 (C)ORICON DD inc.

浅見光彦シリーズ最新作『志摩半島殺人事件』に出演する中村俊介(左)と黒川智花 (C)ORICON DD inc.

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 中村曰く、「大胆でワイルドな」現地の海女さんたちに身支度から徹底した指導を受けて、撮影に臨んだ黒川。当日は、「いきなり海に潜ってください、ウエットスーツを着ているから大丈夫と言われたが、海に入るのは子供の時以来。アタフタしてしまった」と振り返った。

 その現場にいた中村は、黒川の内心に気づいていなかった様子で、「本当は溺れそうになっていたんですけど、中村さん全然助けてくれなかった」と恨み節。それでも「やり切るしかなかった」と話した。

 今回は、ルポラーターの浅見が三重県南部の志摩を訪れ、若い海女を取材するが、真珠の養殖いかだに引っかかった男性の水死体に遭遇する。水死体は元ヤクザで人気作家の袴田敬二郎。さらに新たな殺人事件が発生し、浅見は事件の解決に奮闘する。

 中村は撮影で現地に1週間ほど滞在したが、「ロケ弁当ばかりでした」としょんぼり。サザエやアワビを堪能することはできなかったようだが、「志摩半島は、いままでに見たことがないような風景が広がっていて、本当にいいところでした」と撮影を振り返った。

 また、今回の見どころについて中村は「黒川さんの海女姿はもちろん、事件の背後に隠された親子の絆、家族の愛に注目してください」。中村が浅見シリーズに出演するようになって早10年。「27歳から初めて、37歳になってしまい、永遠の33歳である浅見光彦をあとどれだけできるかわかりませんが、できることなら変わらずにやっていければ」という深い思いも語っていた。

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  • 浅見光彦シリーズ最新作『志摩半島殺人事件』に出演する中村俊介(左)と黒川智花 (C)ORICON DD inc.
  • 劇中で海女役に初挑戦
  • ドラマ『志摩半島殺人事件』で主人公・浅見光彦を演じる中村俊介 (C)ORICON DD inc.
  • ドラマ『志摩半島殺人事件』でヒロイン・本橋嘉代を演じる黒川智花 (C)ORICON DD inc.
  • 中村俊介(左)と黒川智花の2ショット

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