女優の橋本愛が27日、都内で行われた映画『アナザー Another』（8月4日公開）完成披露試写会で舞台あいさつに登場。漫画化、アニメ化を経て実写映画化される本作で謎の美少女・見崎鳴を演じた橋本は「二次元の鳴ちゃんがかわいくて、現場では『私はこんなかわいくないのでやめてください』って言ってました」と及び腰。観客から黄色い声援を浴びるも「皆さんツイッターやられてると思うんですけど、『鳴ブスだったね』とか書かないかすごく心配です」と最後まで戦々恐々としていた。

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　同作は作家・綾辻行人の同名小説を実写化したホラーミステリー。ホラー映画は「苦手」という橋本は「完成したものを試写で観たんですけど、目を背けちゃった部分もたくさんあって怖かった」と苦笑い。昨年春に行われた撮影が、中学卒業後初めての現場だったといい「大好きだった地元や中学から、いきなりロケ地で1ヶ月くらい拘束されて。不安というか、寂しい気持ちが強くてすごく泣きました」と明かした。

　主演を務める山崎賢人は「こういう新しいタイプの作品に参加することができて嬉しい」と喜び、2度目の共演となった橋本とは「安心感があるし、雰囲気だけでわかりあえた気がする」と相性ばっちり。ホラー好きを公言する袴田吉彦は「念願かないました。若い子たちとの共演だったので、こっちもテンション上がって作品に入りやすかったです」と語っていた。

　舞台あいさつにはほかに古澤健監督が出席。