歌舞伎俳優・中村獅童、中村七之助が14日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで『コクーン歌舞伎 天日坊』（15日より上演）の公開舞台けいこ前に報道陣の取材に応じた。獅童は前日の食事中に、歌手・松田聖子の大ファンである七之助が再々婚の発表を知り「『え、何だよ！』って言っていた」と愚痴を漏らしていたことを暴露。すると、七之助は笑顔で松田のディナーショーに行くことが夢だといい、テレビに向かって「本当におめでとうございます。（ディナーショー）観に行きます！」と祝福した。

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　1994年より始まった『コクーン歌舞伎』は今作で第13弾。幕末に上演された河竹黙阿弥の幻の作品に挑む中村勘九郎は「『コクーン歌舞伎』を初めてやった時は父も勘九郎でした。同じ勘九郎でやれることにプレッシャーと誇りを持って、また皆さんの力を借りてやりたい」と気合十分。七之助も父・勘三郎が通しけいこを観た際に「『もっと酷いかと思ったけど、面白いじゃん。できてるじゃん』って言われた」と嬉しそうに語っていた。