女優の樹木希林(69)が18日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた映画『わが母の記』の記者会見に登壇し、外国人記者のハートをわしづかみにした。同作で演じた認知症を患う母の役づくりを問われた樹木は「大雑把な役者なのでリサーチはしていないです。周りに痴呆症の役をやりたがる女優がいないので回ってきました」と冗談交じりに明かすと、最後は夫でロック歌手の内田裕也を彷彿とさせる「センキュー!」の一言で、会場を爆笑させた。
同作は、昭和の文豪・井上靖さんが実体験をもとに綴った小説を映画化。幼少の頃に離れて暮らしていたことから「捨てられた」という思いを抱いてきた主人公・伊上洪作(役所広司)が妻や子供、姉妹たちに支えられ、老いて記憶をなくしていく母・八重(樹木)と向き合う母と子、家族の愛の絆を描く。
「樹木希林です。自分の名前が言いにくくて」とあいさつだけで笑い誘った樹木は、外国人記者を前に「日本の映画は貧しいです。発想じゃなくて、経済的に。この映画も4つの季節を1ヶ月で撮ってる」と明かした。息子を演じた役所は、父親と似てきた部分を問われ「最近いびきをかくと言われた。子供の頃、父が寝ているときはあまりのすごさにテープレコーダーで録ったりしていたけど、今は隣の家内に小突かれています」と笑わせていた。
会見にはほかに原田眞人監督が登壇。映画『わが母の記』は4月28日(土)より全国で公開。
同作は、昭和の文豪・井上靖さんが実体験をもとに綴った小説を映画化。幼少の頃に離れて暮らしていたことから「捨てられた」という思いを抱いてきた主人公・伊上洪作(役所広司)が妻や子供、姉妹たちに支えられ、老いて記憶をなくしていく母・八重(樹木)と向き合う母と子、家族の愛の絆を描く。
「樹木希林です。自分の名前が言いにくくて」とあいさつだけで笑い誘った樹木は、外国人記者を前に「日本の映画は貧しいです。発想じゃなくて、経済的に。この映画も4つの季節を1ヶ月で撮ってる」と明かした。息子を演じた役所は、父親と似てきた部分を問われ「最近いびきをかくと言われた。子供の頃、父が寝ているときはあまりのすごさにテープレコーダーで録ったりしていたけど、今は隣の家内に小突かれています」と笑わせていた。
会見にはほかに原田眞人監督が登壇。映画『わが母の記』は4月28日(土)より全国で公開。
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2012/04/18