俳優の津川雅彦(72)が11日、都内で行われた石原慎太郎東京都知事(79)の同名短編作を原作にした映画『青木ヶ原』の製作発表会見に出席した。津川は16歳のときに石原の原作で製作された映画『狂った果実』でデビュー。芸名の名付け親でもある石原と再び会見に立ち、「こうやって一緒に肩を並べて会見に臨むのは2作目で56年ぶり。今日まで56年間、津川雅彦をやってきて、生みの親と一緒に記者会見ができるというのは感無量です」としみじみ語った。
石原の短編集『生死刻々』(文芸春秋)に収められた同名短編を映画化した同作は、神秘の樹海を舞台に、出会った男女が恋に落ち、病気に苦しみながらも互いをいつくしみあって迎えた最後の瞬間を描き、人と人の絆や命の大切さを伝える。撮影はすでに始まっており、劇場公開は来春予定となっている。
製作総指揮・原作・脚本を務める石原は「久しぶりに自作が映画化されて本当に嬉しい。映画は楽しくていいよね。政治もときに楽しいけど、あまりそういうことはない」と饒舌。「小説はいまだに書いてます。政治はもうすぐ辞めると思うけど、小説は死ぬまで辞めない。映画の完成を、心をときめかせながら見ています」と終始ご機嫌だった。
津川は「今話題の人の石原さんさえ来てくれれば一面記事になる。橋本さんと組んでもらって、私は安倍さんのファンなので3人で日本を立て直してください!」と力強く語ると、これにはさすがの石原も「余計なこと言うな」と苦笑い。本人役として劇中にも登場する石原は、今後の俳優業の展望を問われ「僕は名優ですよ。石原慎太郎という悪役です。これだけ世間をたぶらかして、新党だなんだって周りが騒いで、それを見ているのって楽しいじゃない。これも演技の一つです」と意味深に語っていた。
会見にはほかに勝野洋、前田亜季、矢柴俊博、新城卓監督が出席した。
石原の短編集『生死刻々』(文芸春秋)に収められた同名短編を映画化した同作は、神秘の樹海を舞台に、出会った男女が恋に落ち、病気に苦しみながらも互いをいつくしみあって迎えた最後の瞬間を描き、人と人の絆や命の大切さを伝える。撮影はすでに始まっており、劇場公開は来春予定となっている。
製作総指揮・原作・脚本を務める石原は「久しぶりに自作が映画化されて本当に嬉しい。映画は楽しくていいよね。政治もときに楽しいけど、あまりそういうことはない」と饒舌。「小説はいまだに書いてます。政治はもうすぐ辞めると思うけど、小説は死ぬまで辞めない。映画の完成を、心をときめかせながら見ています」と終始ご機嫌だった。
津川は「今話題の人の石原さんさえ来てくれれば一面記事になる。橋本さんと組んでもらって、私は安倍さんのファンなので3人で日本を立て直してください!」と力強く語ると、これにはさすがの石原も「余計なこと言うな」と苦笑い。本人役として劇中にも登場する石原は、今後の俳優業の展望を問われ「僕は名優ですよ。石原慎太郎という悪役です。これだけ世間をたぶらかして、新党だなんだって周りが騒いで、それを見ているのって楽しいじゃない。これも演技の一つです」と意味深に語っていた。
会見にはほかに勝野洋、前田亜季、矢柴俊博、新城卓監督が出席した。
コメントする・見る
2012/04/11