元アイドルでタレントの榊原郁恵（52）、早見優（45）、松本伊代（46）、石野真子（51）が16日、東京・銀座博品館劇場で行われるミュージカル『NEW「ヒロイン」〜女たちよタフであれ！〜』初日公演前に取材に応じた。元アイドルグループが復活するストーリーとあって、4人は劇中でフリフリのスカート姿を披露するが、松本は「楽屋には色んなサプリが置いてあるし、今日はニンニク注射も打ってきました」と生々しい舞台裏を吐露。榊原も「体はボロボロ、腰や肩も痛い…」と上演前からすでに満身創痍といった様子で「これからのためにとにかく体力を温存したくて…。気を遣えず口数少なくてすみません！」と笑い飛ばしていた。

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　昨年2月に初演され反響を呼んだミュージカルが『NESW「ヒロイン」』として復活。80年代に圧倒的な人気を誇ったアイドルグループ・ミューズが、25年ぶりに1日限りの再結成を果たした前作の1年後を舞台に、再び“1日だけのリサイタル”を行なうまでの様子を描く。

　バスガイド衣装で登場しキュートなポーズを決めた榊原だが「台詞や振りを1つ教えてもらうと2つ目が入らない。どうしちゃったんだろう」と自身の衰えに苦笑い。1月の制作発表時には現在の人気アイドル・AKB48をライバル視していたが、この日は「勝てる自信ないです」とあっさり白旗を揚げ、「今日はAKB48もイベントがあるの？　記事に割り込めないかしら。向こうの写真に私たちが紛れてもわからないと思うんだけど」と笑わせた。

　榊原らのネガティブ発言を受け、新キャストとして加わった川崎麻世は「現役時代と比べても違和感ない。昔一緒に仕事していた頃のままだし、下手したら昔よりスリムになってるんじゃないかな」とべた褒め。4人から「あらやだ、優しいわ〜」と喜ばれると「劇中で4人を売り出してるので、このくらいはやらないと」と笑顔をみせた。