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映画会社・東映の2012年ラインナップ発表会が30日、都内で行われた。今回、新たに製作が発表されたのは、漫画家・ジョージ秋山氏の原作を初のアニメ映画化した『アシュラ』と、北川悦吏子が監督と脚本を手がけ、岩井俊二がプロデュースする映画『新しい靴を買わなくちゃ』の2作品。これらを含め、バラエティー豊かな19作品が紹介された。 『アシュラ』(秋公開)は、相次ぐ災害で荒野と化した室町時代後期の京都を舞台に、ケモノとして産み落とされた少年が、絶望の果てにいる人々を安寧へと導く高僧アシュラとなる同作の少年時代を描いていく。原作は1970年より『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載されていた同名の作品。連載時には少年誌とは思えない残酷描写が問題となるなど、“絶対にアニメ化できない”とされてきたが、約40年の時を経て甦ることとなった。監督は『TIGER & BUNNY』のさとうけいいち、声優には野沢雅子北大路欣也など錚々たるメンバーが名を連ねている。

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