ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

女優足立梨花とダンサー大貫勇輔が朗読劇初挑戦

 ダンサーで俳優の大貫勇輔(23)と女優の足立梨花(19)が、きょう21日(水)より25日(日)まで東京・紀伊国屋ホールで上演されるリーディングドラマ『もしもキミが。』で朗読劇に初挑戦する。ダンス一筋、今作で本格的俳優デビューを飾る大貫と、時代劇や舞台、バラエティなど女優として活躍の場を広げている足立の本格的初舞台としても注目だ。

朗読劇に初挑戦する大貫勇輔(左)と足立梨花 (C)ORICON DD inc.

朗読劇に初挑戦する大貫勇輔(左)と足立梨花 (C)ORICON DD inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同作は映画監督の堤幸彦氏の演出のもと、2009年に向井理石垣佑磨中尾明慶芦名星木南晴夏佐津川愛美のラインナップで初演されて以降、これまで4度にわたって上演。幼なじみの優基と、輸血によってHIVに感染した麻樹の純愛を、男女1人ずつが入れ替わりで担当し、今回は二人のほか、白濱亜嵐真野恵里菜の4人のキャストが務める。

 2007年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞して芸能界入りし、所属事務所の先輩である石垣や木南らのバトンを受け継ぐ足立は「私もできると聞いて嬉しかったけど、以前に佐津川さんの回を観に行った時、私、泣いたんですね。私も観に来てくれる方に、何か感じてもらえるようにしなきゃなんですよね」とプレッシャーをのぞかせる。

 今秋上演された『オーバースマイル』で初舞台を経験している足立だが、全編手話だったため、人前でセリフのある芝居は今回が初めて。「私が一番心配してるのは滑舌。あと、イントネーションですね。関西(三重県出身)のイントネーションがポロッと出たりして、堤監督に指摘されたり…難しい魚の種類とかも出てくるので、覚えていかないと」と、インタビュー中でも一言一句に気を配った。

 一方の大貫は、7歳からダンスを始め、ジャズ、バレエ、ストリート、アクロバット、コンテンポラリーなど多岐にわたるジャンルのダンスを駆使し、ステージの場数においては足立以上。ただ、セリフのある役は未体験で「今までは、体で語るように踊ってきたので、しゃべることには慣れてない。普段、緊張しないタイプだけど…」と今回はこれまでになり緊張感を味わっているという。

 来年3月に藤原紀香主演ミュージカル『キャバレー』の出演も控える大貫は、今後、俳優業にも力を入れていく若手注目株。けいこに追われ「ノイローゼになるくらい台本を読み続けてますけど、うまく覚えられない。踊りは見たらすぐに覚えるんですけどね。俳優の皆さんって改めてすごいと思う。覚えられる薬があるんじゃないかって思う」と話すと、隣で足立が「ダンスを見て覚えられるっていうことは、感覚で覚えるタイプですね」と感心した。

 自分の武器であるダンスのない朗読劇に大貫は「僕、新しいことにチャレンジすることが好きなんです。芝居のことは全然わからないけど、なぜか不安と期待が入り混じってる。いざけいこをやってみて、踊りも芝居も“なりきる”という意味では変わらないと思った。一生懸命なりきりますよ」と声を弾ませた。

 足立と大貫によるタッグは12月23日(金・祝)と24日(土)に上演。足立は「今回で5回目の『もしもキミが。』なので、今までと違った雰囲気を出して、私たちの個性を出せたら。心に残るようなものをクリスマスプレゼントとして届けたいし、私たちが観客を幸せにするぞって気持ちでやります」と張り切っている。

関連写真

  • 朗読劇に初挑戦する大貫勇輔(左)と足立梨花 (C)ORICON DD inc.
  • リハーサルの模様 (C)ORICON DD inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索