元宝塚歌劇団で女優の映美くららが19日、都内で行われた昼ドラ『鈴子の恋』(東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表会見に出席した。映美は、初主演ドラマとなる同作の最初のシーンが駆け落ちする男性との“キスシーン”だったと明かし、「仕組まれてたのかもしれないけど、心が裸になって、さらけ出すという面ではとてもありがたかった」と苦笑い。「みんなの前でのキスシーンで恥ずかしいも何もなく、思いが吹っ切れました」とクランクインを振り返った。 同作は、これまで舞台、ドラマ化されてきた漫才師で女優の故・ミヤコ蝶々さんの生きざまとともに本名の“日向鈴子像”にスポットを当てた女の一代記。激動の昭和の時代、表舞台で上方漫才、女優として活躍し富も名声も得た一方で、生涯にわたって愛を求め続け、2010年に80歳で亡くなった波乱万丈の人生を描く。脚本は大石静氏、主題歌は松任谷由実が務める。
2011/12/19