俳優・松田翔太主演で実写化される映画『アフロ田中』(来年2月18日公開)の松居大悟監督と原作者・のりつけ雅春氏が3日、都内でトークショーを行った。原作ファンの松居監督は「松田翔太くんが特注のアフロを被った瞬間、『これはモテない。イケる』と思った」と自信たっぷり。一方ののりつけ氏は「松田さんがアフロを被ってた時は、普通に話せるなと思ったけど、外した瞬間に男前オーラが出て話せなかった」と、萎縮したエピソードを明かし、笑いを誘った。
週刊ビッグコミックスピリッツで現在連載中の人気漫画を実写化した同作。生まれながらに強烈な天然パーマの田中広が、学生時代の友人の結婚式までに彼女を作るべく、お隣に引っ越してきた加藤亜矢(佐々木希)に激しく好意を寄せていくというラブコメディ。
2002年に『高校アフロ田中』を連載させて以降、同シリーズを描き続けているのりつけ氏は「映画化の話はいっぱい来てたけど、来ては流れて…だったので、また流れると思ってた」と、今作のオファーを受けた時の心境を回顧。配役が決定したのを機に「本当にやるんだ」と実感したといい「男前と美人でビックリした。嬉しかった。書き始めた時は、3話の読み切りで終わると思ってたら、5回、10回と続いていった。連載は寝不足になるから嫌だったけど、続いてますね〜。長すぎますね〜」と目を細めていた。
主人公・田中と同様に天然パーマの松居監督は「天パが伸びるにつれて『アフロ田中』と呼ばれた高校生活。アフロ田中と共に成長してきました。田中広は世の中の価値観とズレてるだけだから、一生懸命に生きてるとこを(描こうと)意識した」と熱弁。主人公の成長が描かれる王道ストーリーは苦手といい「田中広の性格が僕に近しいものがあって、成長させたくないと思った。むしろ後退するみたいな感じで描いた」と、原作を愛するがゆえの“歪んだ愛情”も投影されていることを明かしていた。
⇒映画『アフロ田中』がチケット発売情報
週刊ビッグコミックスピリッツで現在連載中の人気漫画を実写化した同作。生まれながらに強烈な天然パーマの田中広が、学生時代の友人の結婚式までに彼女を作るべく、お隣に引っ越してきた加藤亜矢(佐々木希)に激しく好意を寄せていくというラブコメディ。
2002年に『高校アフロ田中』を連載させて以降、同シリーズを描き続けているのりつけ氏は「映画化の話はいっぱい来てたけど、来ては流れて…だったので、また流れると思ってた」と、今作のオファーを受けた時の心境を回顧。配役が決定したのを機に「本当にやるんだ」と実感したといい「男前と美人でビックリした。嬉しかった。書き始めた時は、3話の読み切りで終わると思ってたら、5回、10回と続いていった。連載は寝不足になるから嫌だったけど、続いてますね〜。長すぎますね〜」と目を細めていた。
主人公・田中と同様に天然パーマの松居監督は「天パが伸びるにつれて『アフロ田中』と呼ばれた高校生活。アフロ田中と共に成長してきました。田中広は世の中の価値観とズレてるだけだから、一生懸命に生きてるとこを(描こうと)意識した」と熱弁。主人公の成長が描かれる王道ストーリーは苦手といい「田中広の性格が僕に近しいものがあって、成長させたくないと思った。むしろ後退するみたいな感じで描いた」と、原作を愛するがゆえの“歪んだ愛情”も投影されていることを明かしていた。
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2011/12/03