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ブラッド・ピット、被災地の野球少年たちにエール

 米俳優ブラッド・ピットが9日、都内で開催された主演映画『マネーボール』(ベネット・ミラー監督、11月11日公開)のジャパンプレミアで舞台あいさつを行った。ピットは4200人の観客に「日本に来ることができてすごく嬉しいです」とあいさつし、「被災者のことを思うと心が痛みますが、みなさんの頑張り、粘り強さは私にも深く影響を与えてくれています。アスリートやエンターテイナーたちが少しでも癒しの時間を提供できればと思う」と東日本大震災のお見舞いの気持ちと、被災者への敬意を表した。

リトルシニア東北連盟の気仙沼、石巻、石巻中央、東松島、七ケ浜の各チーム代表、計10名がブラッド・ピットと対面 「一生の宝物にします」 (C)ORICON DD inc.

リトルシニア東北連盟の気仙沼、石巻、石巻中央、東松島、七ケ浜の各チーム代表、計10名がブラッド・ピットと対面 「一生の宝物にします」 (C)ORICON DD inc.

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 同作の公開記念として実施された「被災地の野球少年たちにボールを届けよう!」キャンペーンで集まった4159個のボールの贈呈セレモニーも行われ、ピットは宮城県内から招いたリトルシニア(硬式野球のクラブチーム)に所属する中学生10人にサインボールを一人ひとりに声をかけながら手渡した。ボールを受け取った少年の一人は「英語で何を言っているかわからなかったけど、とても嬉しいです。一生の思い出になりました」と感激していた。

 ピットは同作のプロモーションのため、前日の8日午後に女優のアンジェリーナ・ジョリーと6人の子供を連れて東京に到着。来日は2009年11月の『イングロリアス・バスターズ』以来2年ぶりで、アンジーと子供たちそろっての来日は2009年1月の『ベンジャミン・バトン』以来となった。舞台あいさつでピットは「一人足りないんですが、もうちょっとで(家族で野球が)できますね。僕のポジションはショート。みんなと接することができるから」と愉快そうに話し、アンジーのポジションについては「彼女に聞かないとだめですね。全部彼女が決めることです」と家族関係の一端をのぞかせた。

 今作は常識破りの“マネーボール理論”で、貧乏球団を常勝軍団に変えた米大リーグのオークランド・アスレチックスのビリー・ビーン・ゼネラルマネジャーの半生を、2002年シーズンに公式戦20連勝という記録的偉業を成し遂げるまでのストーリーに重ねて描く。ピットは「(完成までに)4年かかった作品。多分気に入ってくれると思う。気に入らなかったらそのことはあまり言わないでね」と愛嬌をみせていた。

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  • リトルシニア東北連盟の気仙沼、石巻、石巻中央、東松島、七ケ浜の各チーム代表、計10名がブラッド・ピットと対面 「一生の宝物にします」 (C)ORICON DD inc.
  • ブラッド・ピット (C)ORICON DD inc.
  • 野球少年たちと交流するブラピ (C)ORICON DD inc.
  • 主演映画『マネーボール』のジャパンプレミアで舞台あいさつを行ったブラッド・ピット (C)ORICON DD inc.

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