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2005年12月5日付〜2006年12月18日付 着うた®に※のついている楽曲のダウンロードは12/22〜1/4までとなります。 |
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平井堅のデビューからの足跡をたどった『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 “歌バカ”』が唯一の200万枚突破作品として、2006年度の年間No.1セールスアルバムとなった。平井堅にとっては2003年度の『LIFE is・・・』、2005年度の『SENTIMENTALovers』に続いてのアルバム年間チャートベスト10入りだが、首位を獲得するのはこれが初。また、彼は2004年度のシングルチャートで「瞳をとじて」が1位を記録しており、これでシングル、アルバムの2部門の年間チャートを制覇したこととなる。
2000年に発表した「楽園」で大きくブレイクし、「KISS OF LIFE」や「大きな古時計」「瞳をとじて」などのビッグヒットを生み出し続けてきた平井は、シングルでのミリオンセールスこそないものの、アルバムでは『THE CHANGING SAME』『gaining through losing』『SENTIMENTALovers』などが100万枚オーバーを記録、そして今回のベストで遂に200万枚の大台へと足を踏み入れた。オリジナルアルバムが高いセールスを記録しているにもかかわらず、ベストでそれ以上の数字を残しているのは、彼の歌が常に新鮮に受け止められている何よりの証拠と言えるだろう。
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■平井堅 |
■中島美嘉 |
続く2位は倖田來未の『BEST〜second session〜』。2005年にリリースされた『BEST〜first things〜』(今年も17位にランク)に続いて2作連続でベストアルバムを発表することが前代未聞なら、それを立て続けに170万枚以上売ってしまうのも比類なきパワーである。2006年の年頭から12週連続でリリースされたシングルナンバーを収めたアルバムだが、12曲のどれかのシングルをチョイスするのではなく、彼女のすべてのシングル曲を手に入れたいというユーザーの心の動きが如実に反映された結果のビッグセールス。その人気が一過性のものではないことを裏付ける快挙と言っていいだろう。
3位にはコブクロの『ALL SINGLES BEST』がランクされた。タイトルそのままに、彼らのシングル作品が網羅された充実の2枚組(初回限定盤はDVD付きの3枚組)。「永遠にともに」で彼らの存在に気づき、「ここにしか咲かない花」でその良さを確認し、「桜」で完全に魅了されてしまったという人も多いだろう。そういう人にとっては絶好のタイミングでのベスト盤リリースだったのではないだろうか。オリジナルアルバム『NAMELESS WORLD』も9位を記録。ゆずやCHEMISTRYとはまた異なるデュオの魅力を見せてくれるアーティスである。
4位に入ってきたのはDef Techの『Catch The Wave』。2005年に大旋風を巻き起こしたデビューアルバム『Def Tech』に続いて、2年連続での年間トップ5入りとなったが、インディーズでは史上初の快挙であり、その勢いが一過性のものではなかったことを改めて示している。彼らの場合、タイアップ曲こそあるものの、リードシングルというスタイルを採らずにアルバムセールスへと直結させているところが斬新。タイアップは自分たちの音楽に触れてもらうためであり、すべてを理解してもらうためにもアルバムを聴いて欲しいという意図がファンに確実に伝わっている。まだまだ驚かせてくれそうなアーティストだ。
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5位のB’z『B'z The Best“PleasureII”』、6位の中島美嘉『BEST』はどちらも待ち望まれてのリリースとなったマストアイテム。いつまでも愛され続けるヒット曲がぎっしりという点でもコストパフォーマンスの良さは群を抜いている。
7位、8位、10位と女性アーティストの作品が並んでいる。シングルでは上位に食い込む率の低かった女性陣だが、アルバムではきっちりとした数字を残してくる。男性だけではなく、女性からも厚い支持を受け続ける存在。彼女たちの安定度を見ているとそんな表現が思い浮かんでくる。

注目は12位の『Beautiful Songs〜ココロ デ キク ウタ〜』。いわゆる洋楽のコンピレーションアルバムだが、ここに収録されているAOR系のニューカマーたちがこれほどチャートを席捲した年も少ない。音楽は国境を超えると言うが、まさに言葉の壁を破って日本人の心を射止めた“美しき”名曲たちがここにある。その牽引者の1組となったダニエル・パウターのセルフタイトルアルバムが18位。
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■ダニエル・パウター |
■絢香 |
■アンジェラ・アキ |
■BONNIE PINK |
国内のニューカマーでは、シングル部門を制したKAT-TUNのファーストアルバム『Best of KAT-TUN』が11位に、18才でのデビューとは思えない音楽性の豊かさと高いボーカル力を見せつけた絢香のファーストアルバム『First Message』が13位、2005年の8月にインディーズでリリースされたAqua Timezのミニアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』が15位、センシティブでアグレッシブなミュージックスタイルで注目を集めたアンジェラ・アキの『Home』が27位にランクされるなど、話題にこと欠かなかった1年でもあった。
全般的にベストアルバムが中心の上位の中にあって、前述のコブクロや23位に入ってきたBONNIE PINKのような、ここに来て脚光を浴びたキャリアのあるアーティストのベストアルバムに人気が集まるのは大いに好ましい傾向だ。これまでの流れを知ることで、アーティストの深みを知りたくなり、オリジナルアルバムにも目が向けられるようになる。ベストアルバムにはそんな働きもある。
(文:田井裕規) |