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ユーザーによる投票と実際のセールス・データを比べると、微妙なズレがあってこれがまた面白かったりする。
その存在自体がもはや“作品”と化してる観のある、倖田來未に対する女子の支持は圧倒的だ。“特殊”だからこそ憧れられるわけだが、その一方でORANGE RANGEが純情すぎるからこそ持ちえた“一般”性もまた、女子の共感をおもいきり集めた。対照的な両者が同じ時代に共存できるのだから、音楽ってつくづく面白いと思う。
中島美嘉に関しては、シンガーとして日進月歩で進化し続けているそのスキルの高さと意志の強さに、驚かされる。唱歌からR&Bまで超多彩な音楽スタイルを全て“消化”して唄いあげた『MUSIC』は、今年随一の優秀なボーカル・アルバムだと思う。<NANA>としても見事に、HYDE節を唄いきってたし。 |
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昨年『シフクノオト』で完全復活を世間に知らしめたMr.Childrenは今年もまた、「四次元 Four Dimensions」と『I ♥ U
』で間髪入れず、次のステップを踏んだ。経験を踏まえた上での“直球”バンドサウンドといい、モラトリアム世代特有の“個人”主義を超えた歌詞といい、新しい“大人ロック”を遂に見い出したように、私には思える。
この“実力派”の両者の、真摯な仕事ぶりに心惹かれた若い世代が多かったことを、このランキングが何よりも物語っている。
その他にも、ケツメイシや大塚愛といった誰もが認める“個性派”が並ぶ中、Crystal Kayの存在はかなり新鮮に映る。あえて特別なことは何もしてないのだが、そのボーカルの何とも言えない“無垢さ”は耳心地好すぎたかもしれない。 |
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また、「プラネタリウム」と「車輪の唄」が年間シングルチャートにランクインされてる以上に、ユーザーの評価がおそろしく高いBUMP OF CHICKENには早くアルバムをリリースする義務があるな。皆、飢えてるのよきっと。新曲「supernova」は名曲だし――皆、来年期待してます。
(文:市川哲史) |