阿部真央 インタビューデビューアルバム『ふりぃ』から1年。シングル「伝えたいこと/I wanna see you」「貴方の恋人になりたいのです」「いつの日も」を含む2ndアルバム『ポっぷ』が完成!人間としてもアーティストとしても、大きく成長した阿部真央を感じてほしい。 Interview
自分のありのままを、飾らない言葉で書いた自信作――まず『ポっぷ』というタイトルのことから。阿部真央さんにとって“ポップ”って何でしょう? 【阿部】 受け入れられやすい、っていうことですね。アルバムに収録する曲が揃ったとき「あ、ポップだな」って思ったんですよ。ポップという言葉には“発信するものと受信するものの間に存在していて、両者をつなぐ”っていう意味もあって、それがすごくいいと思ったんですよね。今まで以上に阿部真央と聴いてくれる人をつないでくれるアルバムになればいいなって。今回のアルバムには、今までに出したシングルが全部入っているし、タイアップが付いているものも多くて。心にも残ると思うんですよね。 ――ポップはつまり、アルバムのテーマだった、と。 【阿部】 そうでもないんですけどね。私はただ、自分のありのままを、飾らない言葉で書こうと思っているだけです。でも、今回の曲って、高3のときに書いた曲が多いんです。そのころは“もしかしたらデビューできるかも”っていう時期で、自分なりに聴いてくれる人のことを想像してたんです。『ふりぃ』はもっと前に書いた曲が中心だったから、そこは違うかも。 ――リアルな感情と“伝えたい”という気持ちが1つになっている。先行シングルの「いつの日も」も、まさにそういう曲ですね。 【阿部】 この曲を書いたのは2009年の9月くらいなんですけど、そのちょっと前に、すごく大事な人との別れを経験して。そのときに思ったんですよね。“人はいつか死ぬし、絶対に別れなきゃいけないときが来る。だからこそ、大事な人に対する想いは、余すことなく伝えなくちゃいけない”って。そういうことをずっと考えていて、できた曲が「いつの日も」なんです。それって『ふりぃ』で歌っていることと同じなんですけどね。今、この瞬間を生きたいっていう。 ――阿部真央さんらしい曲だと思います。 【阿部】 うん、私もこういう曲を書いていきたいと思っているので。温かいんだけど、どこか切ないっていう…。私、新しい曲ができたら、まずお母さんに聴かせるんです。この前は「あんたの曲は失恋ラブソングだね。悲しいんだけど、ラブなんだよ!」って。上手いこと言うなぁって思いました(笑)。 ――「ポーカーフェイス」も、まさに阿部真央ですよね。 【阿部】 お、うれしい!私も好きなんですよ、この曲。まず、私の心を上手く言い当ててるなって感じがするんですよね。大切な人以外の人に、自分の心をさらすのはもったいない。10人に10ずつ(心を)見せるんじゃなくて、1人の人に100見せたいっていう。あとは歌っているときのテンションですね。このテイクって、バンドといっしょに歌った仮歌をそのまま使っているんですよ。だから、臨場感とかライブ感がすごくあって。 「もし売れ続けたら辞めます」!?――それもこの1年間の成長ですよね。デビューからの1年間は、苦しいイメージが強かったと言ってましたけど、『ポっぷ』を作り上げたことで、前に進んでいけるんじゃないですか? 【阿部】 うん、いいアルバムになったと思います、私も。ただ、自信や確信が生まれたわけではないんですよね。常に“昔のほうが輝いていたかも”って思ってしまう、ネガティブなところがあるんです。昔より、不安な部分は少し減ったけれど、今回のアルバムが自信を持って出せる分、今後の作品が重荷ですね。あと、もし売れ続けたら辞めます。重荷に耐え切れなくなりそうなので…(笑)。 ――でも、ポジティブなところも増えているんじゃないですか? 【阿部】 そうですね。たとえばライブをやっていても、楽しいんだけど切ないんですよね。“今はみんなと音楽でつながっているけど、ライブが終わればそれもなくなっちゃう”…みたいな。昔より複雑ですね。簡単にネガティブに考えられなくなりました。ネガティブを残しつつ、ポジティブな部分も出てきたのは、心の容量が増えたんだと思います。 ――では最後に、2010年の目標をお願いします。 【阿部】 顔を見て「阿部真央だ!」って言ってもらえるようになりたいですね。あと、3月から始まる全国ツアーを最高の状態でできるように、いろいろ考えていこうと思っています。 (文:森朋之)
1990年1月24日生まれ、大分県出身のシンガー・ソングライター。 ■短期連載『あべまにあ!』 ■2ndシングル「貴方の恋人になりたいのです」インタビュー ■1stシングル「伝えたいこと/I wanna see you」インタビュー P R
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