前作「a
little
pain」に引き続き、OLIVIA
inspi'
REIRA(TRAPNEST)としてアニメ『NANA』のオープニングとエンディングを歌うOLIVIA。TRAPNESTがさらに自分の中に入り込んできたという今の彼女にとって、レイラは分身のようなものかもしれない。ワンダーランドに迷い込んだようなPVにも注目です。

――「Wish」のPVは、雰囲気のあるものになりましたね。撮影したのはどこの森?
【OLIVIA】 あれは青木ヶ原の樹海なんです。楽しかったし、久しぶりに森の匂いを感じることができて、サイコーでした。そのPVで、部屋のシーンとバンドと歌ってるシーン、2つあったでしょ?部屋のサイドはレイラのDreamyとLostと、独りぼっちの世界、歌ってるサイドはステージに立ってるレイラなんですよ。レイラの強さと弱さの2サイド、
そして、レイラと私という2サイドを表現しました。
――狭いトンネルをくぐっているシーンがありますよね。
【OLIVIA】 あれは歌っているレイラの世界へ続くトンネルを、孤独なレイラが“何だろう?”と思いながらくぐっているんです。向こう側のレイラが手招きをしていて、最後は巡り会えるというストーリー。弱い自分と、ステージ上の強い自分が出会えたんですね。
――そうなんですね。なるほど。私はあのラストシーンを“my wish on a wing”という歌の内容とリンクさせて、願いが届いて大切な人と会えたのかな?って考えていたんですけどね。
【OLIVIA】 あ、それもステキ。いろんな捉え方をしてもらえるとウレシイです!
――「Wish」もレイラとしての歌だけど、今回はどんな想いを乗せたの?
【OLIVIA】 希望と勇気。そして、レイラはプリンセスだけど、オーディエンスと同じ気持ちを持ってるんだよってことを伝えたかったというのもありますね。
――「a little pain」の浮遊感とはまた違って、エネルギッシュなレイラですよね。
【OLIVIA】 “come
on!!”って言ってるみたいですよね。私自身も歌っているときは、ちょっとそういうキモチになりました。
――ちょっと?
【OLIVIA】 そう、ちょっとだけ(笑)。

――PVで歌ってる姿もすごく躍動感があるし、実際ステージ上のOLIVIAさんは、どんな感じなんですか?
【OLIVIA】 ステージに立ってるOLIVIAは、何も怖くない感じなんです。普段の生活以上にね。
――それは自由になれる場所ってこと?
【OLIVIA】 そう!だからヘビーな曲では自分のキモチをすべてぶつけて放出する感じ。
――「Starless night」は、マイナーコードで悲しい感じに進んでいくけど、最後にはメジャーコードになるという展開ですが。歌い方がとても一途で、祈っているようにも聴こえますね。
【OLIVIA】 この歌は“people
need people”(人には人が必要)というテーマで書いたんです。人とは1人では生きられないでしょ?だから“Help”を求めても大丈夫ってことを感じてほしいんです。
――思ったんですけど「Close your eyes」にはOLIVIAさんが好きだといっていたサンセットが出てくるし、星や太陽、空に関連しているワードは鍵になっていますね。
【OLIVIA】 ふふっ。自然な言葉ね。今、何をやりたいか?と言われたら、サンライズかサンセットを見に行きたいんですよね。この歌の中ではequality(平等)を表現したかったんですよ。誰かが特別とかじゃなくて、みんなが同じだよって。
――アニメのほうでは、レイラの恋が動き出しましたね。
【OLIVIA】 そうですね〜(笑)。レイラには本当にシアワセになってほしいなぁ。
(文:三沢千晶)
|