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ORICON NEWS
w-inds.『懐かしさもありつつ進化した今の姿が――1年8ヶ月ぶりの新曲が到着!』
進化したw-inds.だからこそ、改めて挑戦した新曲
龍一伸びやかな高音と美しい歌詞、美しい旋律が印象的な楽曲になっています。
慶太どこか懐かしいw-inds.といいますか。w-inds.が久しぶりに帰ってきたというのを楽曲全体から感じてもらえるように、サウンドにあわせて自分の声の発声もあえて昔の自分の歌い方を意識させていただきました。もちろん懐かしいながらも、全然違うんですけどね。3人とも成長してますし、年齢も重ねてるんで。実は、カップリングも含めて、全てシングルの候補曲だったんですよ。ダンスミュージックでいこうか、ミディアムバラードでいこうか、正直ものすごく悩んだし、どこにでもいける自信もありました。それで、メンバー3人、スタッフ含めていろいろ話し合った結果、「A Little Bit」でいこうって。
――w-inds.は毎回新しいジャンルに挑戦しているだけに、今回もこれまで聴いたことのない前衛的なサウンドでくるのかも?と思ったりもしたのですが。
龍一あえて外しました(笑)。きっとみなさんそう期待されるだろうと思ったので。でも、新しいチャレンジはいつでもできますし、進化したw-inds.だからこそ、こういった曲調を改めてやったらおもしろいんじゃないかなって思ったんです。
――ところで、3人でまたw-inds.の活動を再開することになり、実際に3人で会ったときは、どんな感じでしたか?
慶太実は僕たち、頻繁に会っていたんですよ。
涼平お互いのソロの活動も見に行ったり、ちょいちょい会ってたから、正直、久しぶりな感覚があまりなくて。
慶太ぶっちゃけ特別な何かというのはなかったですね。だって、長年一緒にいますから。
お互いのソロ活動は、すごく刺激になった!
龍一慶太のライブとアルバムがいい出来栄えだったので、僕自身ものすごく刺激になりました。そんな彼と一緒にやる日がまた来るのかって待ち遠しい気持ちでいっぱいになりましたね。
慶太(恐縮しながら)ありがとうございます。
――慶太君は龍一君のバンドに関してはいかがでした?
慶太僕は龍一君のバンドの音を聴いたときに、w-inds.では感じられない表情だったり、空気感だったり……新たな龍一君を感じましたね。もともと龍一君はギターが好きで、個人的にバンドをやっていたのも知っていたので、今回メジャーデビューして夢への第一歩じゃないですけど、新しい自分の可能性を求めて動き出したことが僕も自分のことのようにうれしかったです。
龍一(さらに恐縮して)ありがとうございます。
――涼平君は?
涼平僕も龍一君のバンドを昔から見に行っていたんで、純粋に今回のメジャーデビューはうれしかったですね。一番w-inds.とは遠い音楽性で、知らない人が見たら、えっw-inds.の子がロックやってるんだって、めちゃくちゃビックリすると思いますね。それぐらい振り幅があるんですけど、そこがいいな〜素敵だなって思います。
龍一涼平君も舞台の座長として、ハードなスケジュールのなか、大人数をまとめて大変だったと思いますね。w-inds.でもリーダーではあるんですけど(笑)。
慶太僕、正直不安で仕方なかったんですよ(笑)。2人もまとめられない男が、舞台のあの人数をまとめられるのか……。
龍一僕も、でも……。
慶太&龍一(2人の声が自然と揃って)しっかりまとめてました!
龍一キャラが別人なんですよ(笑)。
慶太どうしたんろう〜涼平君って(笑)。
龍一環境でこうも変わるんだって(笑)。
涼平僕より年下の人が多かったから、僕がしっかりしなくちゃいけないって思ったんです。
慶太きっとソロ活動の期間中に、一番人格的というか、内面的にも変わったの涼平君だと思います。心の底から、今の涼平君、すごいいいよって(笑)。
――本当の意味で、頼りになるリーダーになったと。
龍一あっ、でも相変わらず、噛みまくるし。
慶太進行を把握してないし(笑)。
涼平また迷惑かけっぱなしで。反省しています。
龍一天然なところはまったく変わってなくて。でも、天然なゆえの笑いを生んでくれるんで、そこは変わらずいてほしいなと。
涼平僕はただ勘違いをしただけで。
慶太天然は自分のことを天然って認めないんですよね(笑)。
龍一(言い返そうとする涼平を遮り)間違いなく天然です(笑)。
――でも、そういう姿を見せられるも、心を開いているこの2人の前だからなんですよね?
涼平う〜ん、どうなんだろう?
龍一ちょっとそこは、はい、そうですって答えてよ(笑)。
慶太えっ12年一緒にやってきて、まだ心を開いてないとか?(笑)
涼平いやいや、さすがにそれはないけど。意識してそうしているわけじゃないから、自分ではよくわからないですね。
龍一すみません……やっぱり変わってないかもしれないです。さっきのは却下で(笑)。
慶太でも、ブレないところが涼平君の魅力だから。
――こういった仲睦まじい3人のやりとりを見ていると、やっぱりw-inds.いいな〜、いい意味で変わらないな〜って。
慶太この感覚ってw-inds.でしか味わえないですから。
――そして、全国ツアーも行われますが。3人それぞれがソロ活動を経て、さらなる成長を果たしたうえでのw-inds.の再始動というだけに否が応でも期待が高まりますが。
慶太僕たちも楽しみで仕方ないですね。w-inds.と同じ気持ちでいてくれるw-inds.クルー、同士といえるファンのみなさんと一緒に盛り上がって、音楽というツールで心をひとつにして楽しみたいと思います。
龍一実は11月18日、府中のライブの日は涼平君の誕生日なんですよ。
慶太僕も12月16日の誕生日の日は、生まれた福岡でライブなんですよ。
涼平地元で迎えられるのは最高のシチュエーションだよね。
龍一しかも、ファイナルのひとつ手前という。
慶太偶然にしろ、すごくありがたいです。毎回ツアーは夏だったから、12年間やってきて今回が初めての体験です。
――それは貴重ですね。
龍一(ひとり低いテンションで)なんで僕だけ誕生日にライブがないんだろう〜。僕、12月17日、慶太の翌日が誕生日なのに……(凹む)。
慶太龍一君が拗ねてるから、じゃあ、最終日の12月22日、パシフィコ横浜のライブを龍一君の誕生日ということにしますか?今年だけの限定で(笑)。
龍一(目を輝かせて)えっいいんですか?
慶太&涼平いいですよ。
龍一じゃあ、最終日の12月22日、パシフィコ横浜のライブは、ツアーファイナル兼、僕の誕生日ということで、大フィーチャーできたらうれしいです。
慶太じゃあ、公式サイトのプロフィールも変えないと(笑)。
龍一スタッフさん、早急にお願いします!
(文:星野彩乃)
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