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“3000年に一度の正統派アイドル”SAY-LA、結成から8年でいま思う「正統派」とは?

完璧キャラ、大学生、元パティシエ…個性あふれるメンバー、お互いの存在が刺激に

――お互いに尊敬するところはありますか?

藤沢泉美 しおまる(咲山)は、別のアイドルグループに所属していたこともあり、同い年なのですが、経験が豊富。それに理想のアイドル像に向かって、日々一生懸命努力している姿に尊敬します。特にライブ中で見せる仕草は、自分には決して真似できない可愛さがあって嫉妬しちゃうくらい(笑)。

咲山しほ もんちゃん(沙藤)は、アイドルに対して真剣に取り組んでいる姿勢にひかれます。すべてを包み込んでくれる優しさがあって、私はつい思ったことをすぐ声にしたり、表情に出たりしてしまうのですが、もんちゃんがいると、思いとどまることができる。いつも支えてもらっている大切な存在ですね(涙)。

沙藤まなか さなちゃん(星奈)は、唯一の10代メンバーであり、学生でもあります。学業と両立させての活動は大変なはずなのに、それにもめげず頑張る姿に刺激を受けます。それに私たちでは表現できないキラキラ感があって、憧れます。

星奈さな ひなち(小椋)は、とにかく完璧キャラ。振り付けを一度も間違えた姿を見たことがありません。以前、「私が最後までやり遂げたいことはアイドル」と言っていたのですが、目標に向かって一生懸命な姿は、刺激になります。その反面、とてもユーモラスな部分もあって、いつも私たちを和ませてくれます。

小椋妃奈乃 ももちは、私と正反対のポジティブなキャラクター。毎日を楽しく過ごしている印象があって羨ましい。それにスタイルもいいし、全部自分が持っていないものを持っている印象です。

ももちもも ここちゃん(椎名)は、元パティシエだけあり、何かを作るのがとても上手。メンバーのヘアアレンジをしてくれることもあります。皆のことを気にかけてくれていて、リーダー的素質があって、いずみん(藤沢)の座を狙っているのではないかと思います(笑)。

椎名ここ いずみんさんは、リーダーだけあって、皆を1つにまとめるのが得意。それに一度も疲れた姿を見せたことがないです。常にグループのことを気にかけていて、これまでいずみんがいなかったら表現できなかったことがたくさんあると思う。こういうリーダーがいるグループに所属できたことを、とても誇りに思っています。

待望の声出し解禁で「今までにない一体感を味わいたい」 目指すは夢の武道館公演

――「3000年に一度の正統派アイドル」がキャッチコピーのSAY-LAにとって“正統派アイドル”とは、どんなグループなのでしょうか?

藤沢泉美 実はそういうコンセプトで結成したわけではなく、デビュー曲を発表するにあたって、当時1000年や2000年の逸材というキャッチフレーズが流行っていたので、それに乗っかってみようという軽い気持ちでつけたものでして…(笑)。でも、“正統派アイドル”という言葉がついたことで、自分たちの意識が高まったというか。清楚で可愛らしさを感じてもらえるようなグループになるように、努力して今に至ったという感じです。

――9月から全国ツアー『SAY-LA the first japan tour 2022』がスタートしています。手ごたえはいかがですか?

星奈さな 本当はもっと前に企画されていたツアーだったのですが、コロナ禍により延期になってしまい、ようやく実現できたもの。北海道や沖縄など、今までプライベートでも訪れたことのない場所に足を運ぶことができ、これまでSNSでしか交流できなかったファンの皆さんに直接お会いできたことが、うれしかったです。

小椋妃奈乃 改めてこれまでいろんな方々に支えていただき、ここまで来られたことを実感できたツアーでした。

――そして、12月15日の東京キネマ倶楽部公演でファイナルを迎えますね。

沙藤まなか 今回のツアーを通じて、改めてライブでしか味わえない興奮や絆があることを知りました。ファイナル公演は、いろんなことを経験した私たちのいまのベストパフォーマンスを体感できると思います。それとファイナルだけの特別な演出も考えています。あと、この公演から観客の皆さんの声出しも解禁になる予定なので、今までにない一体感を味わいたいです!

ももちもも 皆さん、知らない曲はないってくらい、予習して来てくださいね!
――今年も残すところあと少しですが、1年を振り返りいかがでしたか?

咲山しほ この7人体制になって初めての1年。シングルも良い結果を残せたし、ツアーも成功したりと、本当に充実した1年になりました。いつか実現させたい日本武道館ワンマン公演の夢が、さらに一歩近づいた気がします。

――武道館の夢に向かって、来年はどんな1年にしたいですか?

藤沢泉美 活動の幅をもっと広げて、今回のツアーで行けなかった日本各地はもちろん、海外でも公演をしたい。ありがたいことに、2月には『JAPAN EXPO』への出演も決定したので、もっとSAY-LAの名前を広めて、日本武道館という目標に少しでも近づけたら。経験を重ねて表現できることが増えてきたので、今後は可愛さだけではない部分も感じてもらえるような作品やパフォーマンスを、メンバー全員で切磋琢磨しあい、お届けすることができたらと思います。

(文/松永尚久)
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