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“シンガーソングライター×俳優”の二刀流・松下洸平 ホワイトデーに特別なラブソングでファンへお返し
ライブで人気のラブソングが音源化 「切なさと恋愛の楽しさを感じてほしい」
7年前に制作した楽曲が盟友の手でフレッシュに生まれ変わったことについて、「カンノくんがアレンジしてくれたことで、曲の切なさにプラスして、恋愛をすることの楽しさみたいなものも同時に感じられる曲になり、僕としてもいい刺激になりました」と松下の喜びもひとしおのようだ。
多彩な役柄が楽曲にリンク 歌でも女性を釘付けに
「KISS」には、“たった一度のキス”の意味に思いを巡らせるモノローグが綴られており、近年のドラマで演じてきた切なく複雑な役どころを彷彿させるものがある。持ち前の深くメロウな声質で女性の気持ちを歌っているのも新鮮でセクシーだ。
音源化にあたってアレンジは変わったものの、歌詞については「7年前当時の言葉選びみたいなものに若さも感じましたが、あまり手を加えすぎず残せる部分は残してみました」と明かしている。
二刀流だからこそ拡がる世界観 「音楽をやめることはない」
アーティストして培ってきた感性が、繊細で感情豊かな演技にも生かされたことは想像に難くなく、役者としての評価は近年ますます高まっている。3月12日に、cube 25th presents 音楽劇『夜来香ラプソディ』 が東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕し、名古屋・大阪・長岡でも上演予定。4月14日からはドラマ『やんごとなき一族』の放送が始まり、役者としてまい進し続けている。
そうした多忙と充実の中でも「自分にとって曲作りは日記を書いたり、自分の思いを吐き出したりするのと同じような感覚。これをやめてしまうと自分の中でフラストレーションが溜まってしまうような気もして、何か思ったことや感じたことがあるたびに曲にしています」と松下は音楽への思い入れを語っている。このたびの音源化は音楽活動を見つめ続けてきてくれたファンへの感謝も込められているのではないだろうか。ホワイトデーのラブソングのリリースは「お返し」の意味もあるに違いない。
配信シングル「KISS」
★「KISS」配信中
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