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JUNHO(From 2PM)、好きになる決め手は?TWICEのサナとのコラボ曲も
他のメンバーの人間性から刺激を受けたり、学んだりすることが多い
JUNHO ひと言で言いますと、すごくいいアルバムになったと思います!(笑)“S/S“というのは夏の流れという意味で、Summer/Streamの略字なんですけど、これまで5年間、日本でソロとして夏に活動させていただいて、そのおかげでファンの方から“イ・夏”というあだ名で呼んでいただいたり、ファンの方との絆がどんどん深まっていったんです。なので、ここで一旦5年間の活動を総括するといいますか、僕がこれまで表現してきた音楽的な世界観をすべて込めた作品を作りたかったんです。
――ここ数年の間に2PMの活動と並行して、それぞれのメンバーがソロ活動を行うようになりましたが、ご自身が2PMのメンバーに刺激を与えていると思うこと、他のメンバーから受けた刺激はありますか?
JUNHO 僕たちはメンバー同士、刺激というよりも、お互いの存在がすごく励みになっていると思います。音楽的なスキル云々ということよりも、それぞれの人間性から刺激を受けたり、学んだりすることが多いですね。
――本当に2PMは人間力に優れた6人が集まったグループですよね。
JUNHO 本当にいい仲間たちと一緒にやることができて幸せだと思います。これまで失敗はありましたけど、その失敗を繰り返すようなことも、問題を大きくするようなこともなく、6人が一緒に息を合わせてこれだけやり続けてこれていることを、最近しみじみと感謝しているんです。6月に韓国で2PMのライブを行ったのですが、僕たち6人は、本当にお互いに愛し合っていたんだなということを改めて痛感しました。
――いい関係性ですね。以前、WOOYOUNGさんのインタビューをさせていただいたときに、「メンバーの中でチャラ男は誰ですか?」と伺ったら、「全員違うけれど、とくにJUNHOさんはチャラ男からもっとも遠い男」だと言っていました。さらに「家で猫とばかり遊んでいる」と。
JUNHO その通りです(笑)。ちょっとチャラ男の話とはずれるかもしれないんですが、僕自身、必要以上に真面目過ぎたり、責任感を強く持ちすぎたり、物事を慎重に重く捉えすぎてしまう面があったのですが、もっと気持ちを楽にして人付き合いを活発にしたり、もっと自分自身をリラックスさせて物事に取り組んだり、メンバーを通じていろいろなことをいつも学ばせてもらっているような気がします。それに僕はつねに仕事本位、仕事中心の思考となってしまうので、人間らしさ、人間としてどうあるべきかというところをメンバーからもっと学びたいなと思っています。
「Ice Cream」は、ファンのみなさんと僕をつなぐものの象徴
JUNHO 仕事を離れたときはそうですけど、とりわけ仕事となると、プロデューサーとして結果責任を持たなければならないというところで、ものすごくいつも重圧感を感じているんです。きっと仕事をしているときの自分自身の姿というのは、あまり人間的じゃないんじゃないかなと、客観的に見て思いますね。
――それだけ仕事に対してストイックであると。そこはWOOYOUNGさんと似ているような。
JUNHO WOOYOUNGはもちろん、メンバー全員、仕事に対してすごく冷静なんですけど、ちゃんとリラックスするときはするという、緩急のつけ方がすごく上手なんです。あと、誰かが失敗をしたときに、失敗に対して指摘はするけれども、ただ指摘をするだけじゃなく、そのあとに人間関係がうまくいくようにちゃんとフォローもしてくれるんです。
――聞けば聞くほど、2PMは素晴らしいグループだなと。
JUNHO 僕もそう思います(笑)。最近とくに感じます。
――ミニアルバム『2017 S/S』の話に戻りますが、今作もまたJUNHOさん(From 2PM)によるセルフ・プロデュース作となっていますが、制作にあたって意識されたことはありますか?
JUNHO まず今の自分、今のこの時期じゃないとできないことをやってみようと思いました。とくに「Ice Cream」という曲は、今しかできないことというのがもっとも表された曲だと思うのですが、MVでもとにかく可愛らしさを出そうと意識しました。ずっと可愛いコぶってなくちゃいけなかったので正直、大変な部分もありましたけど(笑)、もしかしたら、これが最後のチャンスかもしれないと思い、楽しんで撮影しました。僕がアイスクリーム、ソフトクリームが好きなのは、ファンのみなさんにもよく知られていることだと思うのですが、毎年夏のツアー中、アイスクリームを食べている写真をずっとあげていたので、ファンのみなさんと僕をつなぐものの象徴として「Ice Cream」を制作しました。