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海外からも注目のCarat キュート&セクシーなDJ&ダンスボーカルユニットに迫る!
海外ライブではお客さんに教えてもらうこともある(Mona)
Yume たくさんありますけど、やっぱりAnime Expo(2013年7月、米・ロサンゼルスで開催)ですね。海外のライブはあのときが初めてだったし、かなり不安もあったんですけど、お客さんがすごく楽しんでくれて。
Risa その後も海外でライブをする機会を多くいただいていて。いつもすごく盛り上がってくれるから、こちらも100%で返さなくちゃいけないと思って、MCは全部、その国の言葉でやっているんですよ。
Rena ときどき「ホントに伝わってるかな?」と思うこともありますけどね(笑)。
Mona でも日本語もかなり通じますし、お客さんに教えてもらうこともあります。
――Caratの音楽はダンスミュージックが軸になっているし、ファッション性の高さを含めて、海外のオーディエンスにも伝わりやすいんでしょうね。
Mona そうかもしれないですね。私はDJをはじめて2年くらいになるんですが、EDM、ディスコ系まで、ジャンルの幅も広がってきたし、(プレイすることで)「こういう曲が人気なんだな」というのもわかってきました。
――Caratはメンバーそれぞれが発信力を備えた“ジェネレーター”としてのセンスも発揮していて。性格や個性もまったく違っていそうですね。
Yume そうですね。じゃあ、ひとりひとり紹介していく?
Rina わかった(笑)。まずRisaはライブでMCを担当することが多いんですよ。メンバーの意見をまとめてくれるし、頼りになりますね。でも、強そうに見えて、実は人の言葉を気にしてるんですよ(笑)。
Risa Monaはすごくしっかりしていて、「もっとこうしたほうがいいよ」っていう意見を言ってくれますね。ムードメーカーでもあって、いつもCaratの中心にいるメンバーです!
Mona Yumeはとにかくダンスがカッコいいです。運動は苦手みたいなんですけど、なぜかダンスだけはすごいんですよ。いつも真っ直ぐで、何事も真剣に取り組むところも魅力ですね。
Yume Renaはいちばん年下なんですけど、Caratになってから、すごく成長したと思います。甘えん坊でかわいいのに、じつはいちばん冷静でクール。そのギャップもいいんですよね。
Rena “ちゃんRina”はファッションリーダーですね。撮影のときもいつもRinaに頼ってるし、こちらの話もすごく聞いてくれて。
Rina 1回、メンバーの衣装をプロデュースさせてもらったこともあるんです。
――DJ、ファッション、ダンスなど、メンバーそれぞれが役割を担っているんですね。では、1stアルバム『IMAGINES』について。特に印象に残っている曲は?
Risa 「東京IMAGINE」「ファーストデート」「You were mine」は、歌詞のストーリーを私たちが考えさせてもらったんです。デモ音源を聞いて、どんなイメージが浮かぶか話し合って、それを作詞家の方に渡して。たとえば「東京IMAGINE」は“夢”と“恋愛”の両方を歌詞にしてもらったんです。
Mona そう、“これから夢を叶えるんだ”という気持ちも込めています。私たちはファンのみなさんに夢を与える立場なんですけど、まだまだ叶えてない目標もありますからね
Yume 「You were mine」はセクシーで大人っぽい感じのトラックだったから、ちょっと重めの恋愛感情をテーマにしていて。彼氏のことを思う女の子の気持ちをセリフにして渡したんですよ。
Risa 「あなたのことは私がいちばん理解している」とか。
Yume そのまま使ってもらってるフレーズもあって、嬉しかったですね。
やりたいことが山ほどあって追いつかないです(Risa)
Mona 初々しい感じですよね! 初めてのデートで「彼はどんな服が好きなのかな」って考えて、ワクワクしている女の子が主人公なので。
Yume リハーサルのときもみんなで歌詞について話していたんですけど、こっちまでワクワクしてきちゃって。踊っているときも、自然と笑顔になりましたね。
Mona “ファーストデート”って、1回だけじゃないですか。だから、ライブのときもしっかり気持ちを込めて伝えたいなって。
Risa こういう可愛い雰囲気の曲って、いままではあまりやってなかったんですよ。せっかくのフルアルバムだから、違うところも見せていけたらいいなと思ったんです。
――サウンドもすごくカラフルですよね。
Rina そうですね。「Just you&me」は「生楽器が入った曲をやってみたい」というアイデアから出来た曲なんです。サックスが入ってるんですけど、すごくカッコいい曲になって嬉しいですね。
――アルバムが発売されることで、ライブの幅も広がっていきそうですね。
Rina ちょうど新曲の振付が終わったところなんですよ。これからさらに身体に馴染ませて、気持ちを込めてパフォーマンスできるように準備したいです。
Mona ライブのときの掛け声も考えているので、少しずつ覚えてもらって、ぜひお客さんにもやってほしいですねー。
――ダンス、ファッションについてはどうですか?
Yume 大人っぽいセクシーなダンスも増やしていけたらなって。バーレスクみたいな雰囲気のパフォーマンスもやってみたいんですよ。
Rina シックなファッションもいいですよね。“かっこいい”と言われるのが、Caratにとってはいちばんの褒め言葉なので。
Rena ふだんは服装がバラバラだから、日替わりでコーディネイトするのもいいかも。原宿系の古着でガーリーな雰囲気にするとか。
Mona いいね。ファッションが変われば、ライブのイメージにも変化がつけられそう。
Rina 聴こえ方が変わってくるからね。
――いいですね、話せば話すほどやりたいことが増えていって。
Risa そうですね(笑)。やりたいことは山ほどあるから、ぜんぜん追い付かないんですよ。「あれもやりたい、これもやりたい。時間がない!」って。
Yume ホントだよね。
Risa まずは来年の初めにある東名阪のワンマンツアーを超満員・大成功させたいですね。名古屋、大阪のワンマンライブは初めてだから未知数の部分もあるんですけど、このアルバムを通してさらにたくさんの人にCaratのことを知っていただいて、会場に来てほしいなって。リリース・イベントもたくさんあるので、さらに成長した自分たちを見てもらえると思います!
(文/森朋之)