(更新: ORICON NEWS

清 竜人&夫人6人による一夫多妻制アイドルユニット「清 竜人25」がメジャーデビュー!

いわゆる一世代前のアイドルソングを意識した(清 竜人)

――アレンジのダンス☆マンはモーニング娘。の「LOVEマシーン」を手掛けたことでも有名ですよね。そういうアイドルサウンド的なものは意識されていたんですか?
竜人サウンド的には、いわゆる今流行っているデジタルポップみたいなものから逸脱したいというのがあったんですよ。今後はまた変わってくると思うんですけど、最初のタイミングで考えたときに、今回のコンセプトとのアンバランス感みたいなものを出したくて、今っぽい音は少し違うなって思って。いわゆる一世代前のアイドルソングのサウンド感みたいなものを取り入れたほうが、1stシングルとしては面白いなって思ったんです。それでいろいろ考えた結果、僕、ダンス☆マンさんのことがすごく好きで、今まで一緒に仕事したことがなかったっていうのもあって、今回こういうかたちでご一緒させていただくことになりました。

――やはり現在のアイドルとは一線を画したいという思いがあるのでしょうか。
竜人一線を画したいところもあるし、寄り添っていきたいところもありますね。そのへんのバランスの取り方がこのプロジェクトでは大事だなと思っているんです。同じことをやるだけでもダメだし、違うことだけをやるのも意味がないので、そのへんはリリースタイミングだとか、パフォーマンスのタイミングでしっかり考えてやっていこうと思っています。

――なるほど。そういう方向性って、メンバーにも話されてるんですか?
可恩聞いたことないです。
竜人嫁に仕事の話はしないタイプです(笑)。

――清 竜人さんはものすごい才能を持ったアーティストなんですが、夫人のみなさんはどんな印象をお持ちですか?
亜美おじいちゃん!
一同(大爆笑)
竜人(年齢は)ひとつしか変わらないのに(笑)。
亜美もちろん尊敬はしてるんですけど、仲間でもあるので、あまりそういう目だけで見過ぎてもダメだと思うので。あと、すごくいい空気を作ってくれるんですよ。普通だったら女性同士ってギスギスしがちだと思うんですけど、そういう部分もちゃんと目を配ってくれるんです。癒し系かな(笑)。

――みなさん、“竜人くん”って呼んでるんですか?
桃花はい。みんな“竜人くん”です。
可恩強制なので(笑)。おちゃめなんですよね。“ひざかっくん”とかしてくるし。
咲乃あと、聞き上手ですね。あまり自分の話はしないんですよ。
竜人まあ、話すメンバーが多いですからね(笑)。僕はずっと一人でやってきたので、急に6人も増えて、こういう現場もそうですけど、ライブとか、環境がすごく変わったんですよ。とにかく賑やかになりましたし、仕事場の雰囲気が180度変わりました。

環境が変わることで、また新しいものが出てくる(清 竜人)

――現場が男ばっかりだから、女性がいてほしい、ということもプロジェクトを立ち上げられた理由のひとつだと聞きました。
竜人それは半分冗談だけど、半分はマジで、職場の環境が変わることで、出てくるものが変わってくるんですよ。今回、レーベルも移籍したんですけど、そうやって自分で環境を変えるタイミングを作らないとよくない気がしていて。そういう意味では、清 竜人25を立ち上げて良かったなと思います。

――音楽家としては、アイドルユニットに面白さを感じられていますか?
竜人そうですね。これまで楽曲提供としては、堀江由衣さん、でんぱ組.inc、あとは夢眠ねむちゃんのソロを提供させてもらったんですけど、やっぱりソロとグループでは作る前から気持ちが違うので、そういう部分はあるかもしれないですね。ただ、特に今回、僕らは男女のユニットなので、キーも意外と制限されるところがあって、楽しいですけど、難しいところでもあります。メンバーと僕の綺麗に出るキーってやっぱり違いますし、そのへんを両立させるのは慎重にやらないと、と思っています。

――まだ始まったばかりですが、この先の目標を教えてください。
咲乃海外でライブしたいです。
美咲フランスの「JAPAN EXPO」に出たいなって。
桃花私は海外ライブもそうですけど、ライブで竜人くんの曲をカバーしたいです。
美咲レベル高いぞー。
可恩練習しないとね。
竜人じゃあ、2番から僕も歌おうかな(笑)。
亜美私は東京オリンピックの開会式を目指して頑張りたいです! そのときは30歳(亜美)と31歳(竜人)がいるグループになってますけど、それも味かなって(笑)。熟年夫婦みたいな感じで。
美咲私はたくさんライブをやりたいですね。(インタビューの時点では)2回ライブをやったんですけど、すごく楽しかったんです。パフォーマンスするのって、こんなに楽しいんだ! って。年間100本って言われてもやりますよ。
菜月大きいところでライブがしたいです。東京ドームとか。
可恩私は東京ドームで始球式がやりたいです!

――巨人ファンですか?
可恩はい、そうなんです。竜人くんはヤクルトなんですけど、同じ東京のチームだから良かったです(笑)。

――最後に竜人さん、今後の展開について聞かせてもらえますか。
竜人こういう取材もそうなんですけど、ソロのときはプロモーションもあまりやらなかったので、そういうのも含めて今回のユニットではいろいろとメディアに露出していけたらいいなと思っています。握手会とかしちゃいますからね。やっぱり閉鎖的じゃないほうがいいグループだと思うので、そのへんの塩梅は大切だと思いますけど、やりすぎず、やらなさすぎず、バランスを見てうまくやっていければと思っています。

(文/森朋之)

⇒前のページに戻る

関連リンク

【インタビュー】EX-STYLE Vol.7 清 竜人
【公式サイト】清 竜人25(外部サイト)
清 竜人25公式ブログ(外部サイト)

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索