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Jun. K(From 2PM)『遂にソロデビュー☆音楽遍歴から恋愛観まで語る!』

2PMのメンバー、リードボーカルとして絶大な人気を誇るJun. Kが、このたびJun. K(From 2PM)として、初のソロアルバム『LOVE & HATE』をリリース。2PMでも作詞・作曲を行い、計り知れない才能を提示してきた彼が、今作では自身をまるごとプロデュース!彼の音楽に対する強いこだわり、これまでの音楽遍歴から恋愛観までたっぷり話を聞きました。

プレッシャーよりも楽しい!僕の経験と思いが詰まっている

――Jun. K(From 2PM)として、初のソロミニアルバム『LOVE & HATE』が5月14日にリリースされますが、どんなお気持ちですか?
Jun. Kまずアルバムの発売が決まったときは、音楽活動をはじめてから12年目だったんです。僕のソロアルバムを出せるということは本当に光栄なことだと思っています。Jun. Kがどんな音楽をやっているのか、Jun. Kがどんなアーティストなのかというのをこのアルバムで表現したいという意気込みで臨みました。


――プレッシャーはないですか?
Jun. Kプレッシャーよりも楽しいという気持ちのほうが強いですね。今までずっと積み重ねてきた音楽への情熱とか、今まで表現したかった音楽というものを今回表現できる機会を与えられたわけですから。すごくいいチャンスだと思っていますし、この機会を最大限にいかせるように本当に頑張りたいという気持ちです。

――今作の収録曲すべての作詞作曲を自身で手がけられていますが、2PMとしてのツアーやリリース活動もあり、非常にハードなスケジュールのなかだったと思うのですが。
Jun. K本当に大変でした。でも、今までも2PMとしてずっとハードなスケジュールをこなしてきたので、訓練ができていたのかな?という気がしますね(笑)。今回は楽曲制作、マスタリング、それに付随するアルバムのジャケットデザインから、ミュージックビデオのコンセプト、衣装まで、すべてのアイディアを出し尽くすぐらい神経を注いで作っていったんです。自分でもよくその忙しい最中にできたなって不思議でした(笑)。

――アルバムのタイトルを『LOVE & HATE』にした理由、全体的なテーマなどはありますか?
Jun. K『LOVE & HATE』というフレーズは5,6年前からずっと考えてきたことで、いつかソロアルバムをだせる機会があれば、それをテーマにしたものを作りたいと思っていたんです。『LOVE & HATE』は、僕にとってとても興味深い、いろんなアイディアが浮かんでくる言葉でそこから歌やイラストやミュージックビデオやジャケットのアイディアが浮かんできたんです。今まで僕が生まれてきて経験したこと、感じたことをメモする瞬間があって、それをもとにしていますし、今回のアルバムにはすべて溶け込んでいると思います。

――メモというのは?
Jun. Kアイディアが思いついたときにすぐに携帯にメモします。ジャケット、歌詞、ミュージックビデオ、デザインなどのカテゴリーがあって、それぞれわけて書いています。

――Jun. Kさんの携帯は宝箱みたいな感じですね。
Jun. Kあと、作曲もメロディーが思いついたときには、すぐにボイスメモに録音するようにしているんで、曲の原型も携帯の中に入っているんです。だから、つねに欠かせないですね。

――携帯を忘れちゃったら大変ですね。
Jun. Kそうですね(笑)。なので、バックアップをいつもちゃんとするようにしています。

両親の応援を受けて今の僕が存在する――経験がすべて今に繋がっている

――何気ないところから生まれたもの、想いが今作に刻まれていると。逆に曲作りに集中して制作するときもあるんですか?
Jun. Kはい。だいたい曲を作ろうと動き始めるのは夜中の12時で。でも、朝方6時まではなかなか作業が進まなくて。6時から昼の12時に作業することがほとんどですね。

――夜中の12時から準備するというのが重要であると。
Jun. Kでも、決してウォーミングアップしようとか、そういうつもりではないんです。いつも曲作りをしようと夜中の12時から取り掛かるんですけど、朝の6時にようやく拍車がかかるんです。自分でも何でそうなのかよくわからないですけど。

――バイオリズム的なものがあるのかもしれないですね。これまでも2PMのナンバーや披露されたご自身のソロ曲で音楽に対する強いこだわりをJun. Kさんは提示されてきましたが、2PM(として作る曲)、ソロアーティストJun. Kとの違いはありますか?
Jun. K大きくわけるように意識しているわけでないですけど、僕がソロ活動で表現している音楽と2PMに似合う音楽は違うと思うんです。2PMというのはすごくパワフルで男らしいグループなので、そのイメージにあう楽曲を作るようにしています。僕の場合はどんな音楽であるかというのを表現するのは難しいですし、みなさんにどんなイメージで映るのかわからないですが、これまで僕がずっと好きで、勉強して、影響を受けてきたブラックミュージックがベースになっていて、そこから派生しているR&BやHIP HOP、ゴスペル、JAZZといった要素がまじりあって作られています。

――Jun. Kさん独自の世界観を構築されながらも、多彩なサウンドが楽しめるアルバムとなっていますし、何よりJun. Kさんの音楽への真摯な想い、情熱が感じられますが、ご自身で曲作りをされるようになったきっかけ、いつごろか制作活動を行われるようになったんですか?
Jun. K高1のときからですね。僕は大邱の一番の進学校に意図せず進んだんですけど、そこで頑張って試験を受けても、僕以上の人たちがたくさんいて。いくら僕ががんばったところで、勉強ではこの人たちには太刀打ちできないんじゃないかって思ったんです。このまま勉強を続けて、10年後自分はどうなっているんだろう?ということを真剣に考えたときに、将来に対する不安もあり、どうせなら本当に自分がやりたいことをやりたいって気持ちが芽生えたんです。当時から音楽に興味があり、独学でクラシックの和声学の本を買って、インターネットとかで調べたり、いろんな人たちの音楽を聴きながら作曲の勉強をはじめて、高3のときに本格的に作曲のプログラムに触れて、少しずつ自身で曲を作るようになりました。

――努力の結晶で今のJun. Kさん、今作が存在すると。
Jun. K経験がすべて今に繋がっていると思います。正直、最初は両親が音楽の道へ僕が進むことに反対していたんです。なので、両親を説得させるためにいろんな歌謡祭とかに出て、そこで賞を得ることで父親の信頼を少しずつ獲得することができたんです。そして、あるときから音楽のレッスンを受けることを承諾してもらい、両親の応援を受けて今の僕が存在すると思います。

――ただ夢を語るのではなく、実績をちゃんと残して説得されたわけですね。
Jun. Kでも、最初は僕が歌謡祭に出たときにもらってくる景品を喜んでいて。キムチ冷蔵庫とか炊飯ジャーとかテレビとか、家の家電製品はだいたい僕の賞品でしたね(笑)。
(文:星野彩乃)

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