沖縄県宮古島出身の歌手・砂川恵理歌が、デビュー5年目で初のオリジナル・フルアルバム『一粒の種のアルバム』を20日に発売した。ある末期がん患者の遺言をもとに生まれ、「故郷の先輩からリレーされた」という楽曲「一粒の種」を歌い始めて3年。「この3年間は、私自身も手渡しでこの歌を日本全国の人に伝えてきました。このアルバムは、一粒の種が繋いだ人と人とのつながりで生まれたアルバム」と万感の思いが込められている。
10代のときに一度歌手を目指して上京するも、挫折して介護の道に入った。介護士を続けながらも歌うことをあきらめず「もう一度夢へ向かう後押しをしてくれたのは、施設のお年寄りたちでした。歌手になってからは、ふるさとの人たちがいつも見守り、熱すぎるくらいの温度で応援してくださいました」と振り返る。
やがて転機となる楽曲と出会う。伝えたかったテーマは「命ほど大切なものはない」「命あってこそすべて」。2009年に発表した「一粒の種」はNHKのドキュメンタリー番組で取り上げられ、その思いを届けるべく、ライブハウスではなく学校、病院、老人保健施設など333ヶ所を丁寧に回った。全国各地を巡り、直接伝えた人数は実に5万人にのぼる。
これまでミニコンサートを続け「この歌を通して出会った方の中には、すでにこの世にいない方もおり、逆にライブを心待ちにしてくださっていたのに、当日(病院に)お伺いしたら亡くなっていたということもありました。別れは辛いものですが、すべての出会いも別れも私の宝物であり、この経験が、また次の歌を届ける力になっています」と“命のリレー”は続いている。
10代のときに一度歌手を目指して上京するも、挫折して介護の道に入った。介護士を続けながらも歌うことをあきらめず「もう一度夢へ向かう後押しをしてくれたのは、施設のお年寄りたちでした。歌手になってからは、ふるさとの人たちがいつも見守り、熱すぎるくらいの温度で応援してくださいました」と振り返る。
これまでミニコンサートを続け「この歌を通して出会った方の中には、すでにこの世にいない方もおり、逆にライブを心待ちにしてくださっていたのに、当日(病院に)お伺いしたら亡くなっていたということもありました。別れは辛いものですが、すべての出会いも別れも私の宝物であり、この経験が、また次の歌を届ける力になっています」と“命のリレー”は続いている。
2011/04/25




