フランスの国民的歌手クレモンティーヌが、日本の国民的アニメソングを独自のボッサアレンジし、フランス語でカバーしたアルバム『続アニメンティーヌ』を3月9日に発売。同アルバムに収録の「歩いて帰ろう」で、斉藤和義とデュエットすることが決定した。

【写真】その他の写真を見る

　前作『アニメンティーヌ』（2010年7月発売）は、そのアンニュイな歌声と絶妙にマッチしたアレンジにより注目を集め、サントリー・ノンアルコールビール『ALL-FREE』のテレビCMに、収録曲「バカボン・メドレー」が起用されたことで話題になり、オリコン洋楽デイリーランキングで1位を獲得。その続編となる今作は、「ゲゲゲの鬼太郎」や「宇宙戦艦ヤマト」を筆頭に、国民的アニメソングをカバーしている。

　そして、今回ボーナストラックとして、国民的ファミリーソング「およげ！たいやきくん」（『ひらけ！ポンキッキーズ』オープニングテーマ）をファンからのリクエストに答え、レコーディングした際に、様々な『ポンキッキーズ』のテーマソングを聴いたクレモンティーヌが、斉藤の「歩いて帰ろう」に注目。楽曲と歌声に感動し、「ぜひカバーさせて欲しい、そして一緒にデュエットできないかしら」とお願いしたところ、「最初にお話をいただいたときはビックリしました。僕の曲をクレモンティーヌさんに歌ってもらえるのは光栄」と、斉藤が快諾したことから、夢のデュエットが実現した。

　さらに斉藤は、「せっかくの機会なので僕も一緒にフランス語で歌わせてもらいました。でもフランス語で歌うのは苦労しました」と、ボッサアレンジし、フランス語での歌唱に挑戦している。

　また、「男と女」など、過去の代表曲に新曲4曲を加えたクレモンティーヌの『お茶の間ベスト』も同時発売される。