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　ビジュアル系ロックバンド・the GazettE（ガゼット）の新曲「SHIVER」（7月21日発売）のCMに“執事ブーム”の火付け役となった人気アニメ『黒執事II』の登場人物が出演し“異色のコラボ”を果たす。CMは、今日21日に放送される名古屋・CBCテレビを皮切りに、各地域において一度限り放映されるというレアなもので、曲をバックに、セバスチャン・ミカエリスら主要キャラクターが“擬似アテレコ風”に登場。ダークな印象が強い同アニメとのコラボに、レコード会社関係者も「ファンの方には、相当インパクトがあると思います」と、その反響に期待を寄せている。

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　日本武道館、大阪城ホールなどでのライブ観客動員の累計は50万人超。欧州を中心とした海外の認知度も高い人気バンドが、強烈なインパクトを持つCMで新曲をアピールする。通常、アーティストの新曲CMは、曲と共にその人の雰囲気を伝える目的もあってか、本人が登場するのが主流。テレビ、映画などの主題歌に起用される場合においても、同様のパターンが多いという。

　幅広いジャンルの音楽を好むファンも念頭に置いたパフォーマンスを展開している同バンドは、今年に入りキングレコードからソニー・ミュージックレコーズへ移籍。今回“執事ブーム”のさきがけとなった同アニメの主題歌を務めることから、これまでとは違った形でアプローチをしていきたいレコード会社側が、アニメ制作サイドに今回のコラボレーション案を打診し、快諾されたという。CMには、すでに放送済みの第1話のカットを使用しており、今後は大阪（22日深夜・毎日放送）、東京（23日深夜・TBS）など全国で順次オンエアされる。