AKB旋風でキングレコード躍進 3社売上が前年同期比2桁増

■オリコン2010年上半期音楽ソフト メーカー別売上金額ランキング

 CD不況といわれる昨今だが、アイドル・アニソン・演歌といったコアファンを擁するアーティストやグループは着実に売上を伸ばし、結果、ジェイ・ストーム(Hey!Say!JUMPなど所属)、キングレコード(AKB48水樹奈々など)、コロムビアミュージックエンタテインメント(木村カエラ氷川きよしなど)の3社が、2010年上半期にそれぞれ前年同期比2桁増の売上を記録した。

 なかでも百花繚乱の女性アイドルグループブーム火付け役となったAKB48は、所属レコード会社・キングレコード躍進の原動力に。前年同期比123.3%の65.5億円を売り上げた同社は、オリコン2010年上半期のメーカー別セールスランキングで前年同期の8位から6位へと上昇。TOP5入りを視野に入れている。

 2008年10月にキングレコード第1弾シングル「大声ダイヤモンド」を発表したAKB48は、第2弾「10年桜」(2009年3月発売)から6作連続でシングル売上10万枚を突破。最新シングル「ポニーテールとシュシュ」(2010年5月発売)にいたっては、上半期シングルランキング3位の57.7万枚を売り上げる大ヒットとなった。また、最新アルバム『神曲たち』(2010年4月発売)も上半期37.9万枚を売り上げ、人気声優・水樹奈々とともに同社の業績に貢献した。

 この人気を受けてレコード会社各社は、女性アイドルグループ育成に注力。5月に、ももいろクローバー(ユニバーサルミュージック)、東京女子流(エイベックス)、スマイレージ(アップフロントワークス)が相次いでデビュー。8月には女優・桜庭ななみが所属するbump.y(バンピー/ソニーミュージック)のメジャーデビューやK-POPガールズグループ・KARA少女時代(ともにユニバーサルミュージック)の日本上陸も控える。

 「アイドル戦国時代」とも形容されるが、女性アイドルグループが切磋琢磨することによって、AKB48同様メーカーの業績アップに寄与し、ひいては音楽業界全体の活性化につながることを期待したい。


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