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2010年、音楽業界に新たな旋風を巻き起こす男が出現! その名は……元毎日放送アナウンサーで現在専属パーソナリティを務める角淳一(すみじゅんいち)。2009年、関西の元局アナという立場でブレイクした宮根誠司が、本格的に東京進出を目指していると騒がれている一方、角は10年以上続く大阪・毎日放送の人気番組『ちちんぷいぷい』(月〜金 後2:55※一部地域を除く)の司会を現在も継続中だが、その番組から派生したコンピレーションCD『すごくおいしいうた』(1月20日リリース)が今週のアルバムチャート(2/1付)で初登場14位を記録。宮根とは違った形で関西圏以外での注目度が高まっている。60歳を過ぎてジャケット写真にも登場し、番組同様に“角淳一”の存在が全国に浸透していくことになるかもしれない。
桂三枝、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、ダウンタウンら人気芸能人を次々と輩出、40年以上続いている伝説の深夜ラジオ番組『MBSヤングタウン』のDJなどで活躍した角をメインに据えた番組『ちちんぷいぷい』は1999年にスタート。昼ワイド番組ながら、報道をメインにすることなく生活情報なども扱い、あくまで温かく優しいスタンスを維持。VTRを多用せず、テロップを用いながら丁寧に事象を説明する独自のスタイルを貫き、さらにブレイク前のタレントや歌手を取り上げるコーナー『今日のダレ? WHO ARE YOU?』では、次々にその後ヒットする人物にスポットを当て、関西を代表する名物番組の一つへと成長した。
コンピCD『すごくおいしいうた』は、2008年夏に企画が浮上したもの。テレビ・ラジオ兼営局らしくメディアミックスを展開しながら「新たに面白いことを生み出したかった」(田渕伸一・制作一部 副部長)という趣旨から、無類の音楽好きである角がメインの番組を中心に、月に1回ごとにお薦めの楽曲を“おいしいうた”として選出。『ちちんぷいぷい』では、楽曲その時々のテーマに合う写真を視聴者から募集し映像と共に紹介してきた。同CDは、20日の発売後の大阪地区のデイリーランキングで2位に初登場(1/19付)し、1/21付では首位を獲得。関西地区を中心に話題を呼び、全国区のウィークリーランキングでも14位に初登場した。
企画は「制作サイドにも無理がなく、その上視聴者の方にも参加してもらう」手法で評判となり、さらに局内の各部署を横断的にまとめる組織“うたぐみ”も誕生した。「時代が暗いなか、温かい楽曲を武器に放送人として素直に表現することが信念である角さんと一緒に、西日本というエリアで何かやりたかった」(田渕副部長)という想いは世の中に伝わり、その後“想定外”だったというコンピアルバムのリリースにまで企画が発展。レコード会社・所属事務所の壁を越えた人選であくまで“遊び心”を大切にした、中孝介、かりゆし58、PENGINら8組による“おいしいうたファミリー”も編成され、今月20日にはファン3000人の前で彼らが楽曲「明日の空」を熱唱することも実現した。
還暦を過ぎ“照れ”を隠す意味もあって、自分で着ぐるみ姿でアルバムをアピールしてきた角は「今更ながらに(被り物や着ぐるみを多用する)ビートたけしさんの気持ちがよくわかったし、自分でバカになれる手法が見つかりました!」と得意げな表情。CDのジャケット写真では、パン屋の主人に成りきったが「自然と演じたつもりやけど、僕はやっぱり不自然というのか……目が鶴瓶になってるなぁ〜」と“盟友”を引き合いに出し、ややその出来栄えには納得できない様子だった。
また、関西でフリーアナとして成功し、東京進出も囁かれている宮根誠司にも触れ「彼の(全国ネット番組を仕切る)気持ち良さもわかるが、僕は気楽さがある“関西限定”というのを敢えて楽しみたい。宮根くんにエール? 後悔が無いように頑張って欲しいけど…(局アナを辞めて)60歳を迎えたら…寂しいよ〜失うものもあるしね」と意味深な発言をしながら苦笑い。さらに、前述の人気コーナー『今日の〜』で紹介したタレントが、次々とブレイクする点には「以前、オール巨人師匠から『あげチン』って言われたことがありました。別に、僕が何かを頑張ったということはないけど、そういう巡り合う運は感じています」と話し、最後には「東京でやっていることを関西でもここれまで頑張ってるんやで! とわかってもらえたら嬉しいですね」と締めた。
田渕副部長も「この企画は確かに、わがままな(アーティストや収録曲の)集め方になったかもしれませんが、僕らとしてはご贔屓アーティストを作りたい。最近は売れる、売れないが2極化しているけど(参加アーティストには)アルバムを出していないデビュー間もない人も多く、これを機にブレイクするきっかけを掴んで欲しいですね」とコメント。レコード会社関係者も「こういう形でヒットを生み出す手法は過去に例がない。その土地ごとのプロモーションやリリースの戦略にもつながる可能性はある」としており、今後のコンピアルバムにおける新たな需要の掘り起しにも期待を寄せている。

かりゆし58|PENGIN|中孝介
2010年、音楽業界に新たな旋風を巻き起こす男が出現! その名は……元毎日放送アナウンサーで現在専属パーソナリティを務める角淳一(すみじゅんいち)。2009年、関西の元局アナという立場でブレイクした宮根誠司が、本格的に東京進出を目指していると騒がれている一方、角は10年以上続く大阪・毎日放送の人気番組『ちちんぷいぷい』(月〜金 後2:55※一部地域を除く)の司会を現在も継続中だが、その番組から派生したコンピレーションCD『すごくおいしいうた』(1月20日リリース)が今週のアルバムチャート(2/1付)で初登場14位を記録。宮根とは違った形で関西圏以外での注目度が高まっている。60歳を過ぎてジャケット写真にも登場し、番組同様に“角淳一”の存在が全国に浸透していくことになるかもしれない。
桂三枝、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、ダウンタウンら人気芸能人を次々と輩出、40年以上続いている伝説の深夜ラジオ番組『MBSヤングタウン』のDJなどで活躍した角をメインに据えた番組『ちちんぷいぷい』は1999年にスタート。昼ワイド番組ながら、報道をメインにすることなく生活情報なども扱い、あくまで温かく優しいスタンスを維持。VTRを多用せず、テロップを用いながら丁寧に事象を説明する独自のスタイルを貫き、さらにブレイク前のタレントや歌手を取り上げるコーナー『今日のダレ? WHO ARE YOU?』では、次々にその後ヒットする人物にスポットを当て、関西を代表する名物番組の一つへと成長した。
企画は「制作サイドにも無理がなく、その上視聴者の方にも参加してもらう」手法で評判となり、さらに局内の各部署を横断的にまとめる組織“うたぐみ”も誕生した。「時代が暗いなか、温かい楽曲を武器に放送人として素直に表現することが信念である角さんと一緒に、西日本というエリアで何かやりたかった」(田渕副部長)という想いは世の中に伝わり、その後“想定外”だったというコンピアルバムのリリースにまで企画が発展。レコード会社・所属事務所の壁を越えた人選であくまで“遊び心”を大切にした、中孝介、かりゆし58、PENGINら8組による“おいしいうたファミリー”も編成され、今月20日にはファン3000人の前で彼らが楽曲「明日の空」を熱唱することも実現した。
還暦を過ぎ“照れ”を隠す意味もあって、自分で着ぐるみ姿でアルバムをアピールしてきた角は「今更ながらに(被り物や着ぐるみを多用する)ビートたけしさんの気持ちがよくわかったし、自分でバカになれる手法が見つかりました!」と得意げな表情。CDのジャケット写真では、パン屋の主人に成りきったが「自然と演じたつもりやけど、僕はやっぱり不自然というのか……目が鶴瓶になってるなぁ〜」と“盟友”を引き合いに出し、ややその出来栄えには納得できない様子だった。
また、関西でフリーアナとして成功し、東京進出も囁かれている宮根誠司にも触れ「彼の(全国ネット番組を仕切る)気持ち良さもわかるが、僕は気楽さがある“関西限定”というのを敢えて楽しみたい。宮根くんにエール? 後悔が無いように頑張って欲しいけど…(局アナを辞めて)60歳を迎えたら…寂しいよ〜失うものもあるしね」と意味深な発言をしながら苦笑い。さらに、前述の人気コーナー『今日の〜』で紹介したタレントが、次々とブレイクする点には「以前、オール巨人師匠から『あげチン』って言われたことがありました。別に、僕が何かを頑張ったということはないけど、そういう巡り合う運は感じています」と話し、最後には「東京でやっていることを関西でもここれまで頑張ってるんやで! とわかってもらえたら嬉しいですね」と締めた。
田渕副部長も「この企画は確かに、わがままな(アーティストや収録曲の)集め方になったかもしれませんが、僕らとしてはご贔屓アーティストを作りたい。最近は売れる、売れないが2極化しているけど(参加アーティストには)アルバムを出していないデビュー間もない人も多く、これを機にブレイクするきっかけを掴んで欲しいですね」とコメント。レコード会社関係者も「こういう形でヒットを生み出す手法は過去に例がない。その土地ごとのプロモーションやリリースの戦略にもつながる可能性はある」としており、今後のコンピアルバムにおける新たな需要の掘り起しにも期待を寄せている。
かりゆし58|PENGIN|中孝介
2010/01/26

