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加藤登紀子が1年限定のSNSサイトを開設

 歌手の加藤登紀子が、10月7日(水)にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「1968 by 加藤登紀子」をスタートする。同日にタワーレコード限定で発売されるニューシングル「1968」の購入者を対象にしたもので、開設期間は1年間。加藤はオフィシャルサイト内にある9月29日付のメッセージコーナー「Tokiko NOW」で、「人生を愛し、戦争を憎み、世界を変えたいと願っているすべての人に「1968」というCDとSNSを提供します」と熱く語っている。

 1968年は、米ではキング牧師やロバート・ケネディが暗殺され、チェコでは民主化運動がソ連の軍事介入によって潰された「プラハの春」が起った年。日本でも、ベトナム戦争に反対する若者たちが立ち上がるなど、時代が大きく変わろうとしていた。

 加藤は、オフィシャルサイト内にある「1968特集ページ」で当時を振り返り、「誰もが率直に自分をさらけ出していた」と語る。そして「だから今、もっともっと感じるままに自分のありのままの思いを、混沌のままに語っていいと思う」と続け、その思いが新曲「1969」を書くきっかけになったという。

 限定シングル「1968」は、タイトル曲のほか、ベトナム戦争の中で歌われたチン・コン・ソンの名曲「美しい昔」、1969年にリリースされた「ひとり寝の子守唄」、新作「HERO」の全4曲。SNS「1968 by 加藤登紀子」は、同シングルに記載されているシークレットコードを入力することで利用することができる。

 なお、新曲発売を記念したインストアイベントが、10月19日(月)にタワーレコード新宿店にて予定されている。


 加藤登紀子

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