イギー・ポップが新作でジャズとシャンソン「ロックはもう聴き飽きた」

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 1967年、パンク・ロックの先がけとなる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」を結成、73年のバンド解散後も常にシーンを牽引してきた、アメリカが生んだパンク・ロック界のカリスマことイギー・ポップが「ロックはもう聴き飽きた」と、最新作ではジャズやシャンソンを歌っている。

 5月20日に日本先行発売されたアルバム『プレリミネール』は、イギー・ポップにとって異色の作品。フランス語で「前戯」を意味するタイトルの本作に関し「この作品は静かなアルバムで、ジャズの要素を取り入れているんだ。ある日、くだらないロックやへたくそなギターはもう聴き飽きた、と思ったんだよ。疲れたんだよ」と、大きくハンドルを切った経緯について説明している。

 アルバムには、ブルース調のもの、美しいメロディのバラードなど、これまでのキャリアからは想像もつかないような異色のオリジナル曲に加え、さらにイヴ・モンタンのヒットで知られるシャンソンの代表曲「枯葉」や、アントニオ・カルロス・ジョビンの「ハウ・インセンシティヴ」などをカバー。シャンソン、ジャズ、ブルースなど、様々な音楽を聴かせている。

 イギー・ポップは、2003年にストゥージズを再結成させ、2007年のフジロックフェスティバルでは、恒例の上半身裸の強烈なパフォーマンスで、1947年生まれとは思えない引き締まった身体で暴れ周り、日本のファンを熱狂させた。そんな彼の新境地開拓?となる今作が日本で先行発売され、いろいろな意味で注目されることになりそうだ。

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  • イギー・ポップ 
  • 20枚目となるスタジオ録音アルバム『プレリミネール』 

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