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　日本テレビ系『誰も知らない泣ける歌』（3月3日放送）の番組内で紹介された「手紙 〜親愛なる子供たちへ〜」が、放送直後の3/16付週間ランキングで、200位圏外から50位へ急浮上。以降は4/12付デイリーシングルランキングで4位、翌日4/13付では6位と2日間連続でTOP10入りした。08年10月に発売されシンガー・ソングライターの樋口了一が歌う同曲は、作者不詳のポルトガル語で書かれた歌詞に樋口自身がメロディを付けた切ないバラード。“作者不詳”と“ロングヒット”というキーワードから第2の「千の風になって」とも称され、来週4/27付週間ランキングでの高順位へ期待がかかる。

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　普遍的な家族愛を、年老いた親の目線で綴った同曲。その歌い出しは、「年老いた私が今までと違っていても どうかそのままの私を理解してほしい」と、誰もが避けては通れない、老いや介護の現実を見つめている。

　同曲誕生のきっかけは約2年前。ポルトガル語で書かれた1通のメールを、樋口が知人の翻訳家を通じて目にしたことに始まる。その日本語訳に感銘を受けた樋口が作曲、一部詞を補足し発売された。初登場は昨年11/3付で順位は140位、週間売上げは582枚からのスタートだったが、ライブ、ラジオ等で徐々に認知を高め、最新週間ランキングではついに累積売上を1.2万枚とし、驚異的な右肩上がりとなった。

　なお、同日付シングルランキングの首位は、EXILEが14人組となってからの初シングル「THE MONSTER 〜Someday〜」（売上6.7万枚）。一方のアルバムランキングは、関ジャニ∞の『PUZZLE』が11.3万枚を売上げ1位を獲得した。


　樋口了一

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