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カーペンターズ、デビュー40周年で再始動発表!小室哲哉らと“合体”

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 70年代を代表するデュオ・カーペンターズの1人、リチャード・カーペンターが15日(水)、日本外国特派員協会で会見を行い、デビュー40周年となる来秋から音楽プロデューサーの小室哲哉らとともに活動を再開することを発表した。世界的に注目されるミュージシャンの再始動プロジェクトに小室が参入した経緯について、関係者が秘話を明かした。

来年の秋より活動再開するリチャード・カーペンター 

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 11年ぶりに妻子と共に来日したリチャードは「多くのファンが未だに支持してくれている日本で(再始動を)発表したかった。健康状態もよく慈善事業もしているが、とにかく楽曲を作りたくなった」とあいさつ。没後25年が経過した妹・カレン・カーペンターについては「人生で最も悪い出来事だった。悲しみを完全に克服することはない」とうつむきながら話した。

 その後、09年の秋にはアジアを中心に12カ国程度の歌手とのトリビュート・カバーアルバム『Carpenters Around The World』のリリースをはじめ、2010年開催の上海万博でのライブ開催の準備に入っていることを発表。このライブについては、愛知万博で音楽イベントのプロデュースを務めた立川直樹氏が中心となって、実施に向けてプロジェクトが進行していることもわかった。そんな中、90年代に日本の音楽プロデューサーとして頂点に登り詰めた小室哲哉がこのプロジェクトの一員として関わることになったという。

 関係者によると、小室の今回のビッグビジネス参加への動きは、春頃からあったという。「今年の5月頃、再始動の動きをどこからかキャッチした小室さんは、まだ彼が素人の頃から面識があり尊敬していたという立川氏とまずはビジネス抜きでの会談を持ちかけ、小室の自宅で会ったようです。彼は、海外での仕事も経験をしてますし、今回は世界を代表するアーティストとのコラボレーション。リチャードサイドも、小室となら相乗効果でアルバムやライブを含めれば億単位の大仕事となると判断、参加が決まったようです」(音楽関係者)。

 立川氏も「日本ではまだ売れる=いい作品という流れがあるけど、今回は“面白さ”を追求したい。風通しのよいプロジェクトになると思います」とコメント。名アーティストとの“合体”で小室が再び浮上するきっかけを掴むのか、注目が集まる。


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