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熱くて真っ直ぐな九州男の作品に感じる優しさ

■ブレイクの下地は充分だった

 長崎出身のレゲエシンガー・九州男(くすお)のメジャー1stアルバム『HB』が売れている。8/18付週間ランキングで2位に初登場後も売上は堅調で、翌8/25付でも3位と好調をキープ。売上げ枚数も6.8万枚と10万台も見えてきた。

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 いきなり売れたわけではなく、その人気はジワジワと高まっていた。彼はこれまでにもアルバム2作をランクインさせている。昨年5月に発売したミニアルバム『こいが俺ですばい』は最高位22位ながらも50週以上、つまり1年にわたってランクインし続け13.7万枚と新人としては異例のロングヒットを記録していた。

 そして同11月に発売した2ndミニアルバム『こいも俺ですばい』も30週以上にわたってランクインし続け、11.0万枚のヒットとブレイクの下地は十分できていたことになる。

 追い風が吹くなか、今年2月6日に発売したメジャーデビューシングル「1/6000000000 feat.C&K」は12位に初登場。TBS系『CDTV』のオープニングテーマに起用され、4.2万枚のスマッシュヒットとなった。また、東北楽天イーグルス・田中将大投手のクリネックススタジアム宮城での2008年選手登場曲になっており、楽天ファンの間ではおなじみの曲になっている。

■聴きやすいサウンドと高い声、真っ直ぐで熱い詞

 九州男は読んで字のごとく九州出身のシンガー・ソングライター。19才でレゲエの感銘を受けマイクを握り、21才で単身レゲエの聖地・ジャマイカに2年間滞在。帰国後は05年から活動の拠点を横浜、東京に移し、地道なライブ活動や自主制作盤が話題となり、口コミでどんどん人気が広がっていった。

 レゲエとポップスが融合した非常に聴きやすいサウンドと高い声、そして「泥臭い」と言っても大げさではないくらい真っ直ぐで熱い詞が、10代20代を中心に共感を獲得。人間関係や親子関係が希薄と言われる今だからこそ、人間同士のつながり、キズナの大切さを感じさせてくれる九州男の“歌”が若いファンの心に響いている。

 それを証明するかのように、この夏は夏フェスやイベントにも引っ張りだこでさらに人気に拍車がかかりそうだ。何があってもいつもそばにいてくれる…九州男の歌には、そんな優しさを感じるファンが多いのではないだろうか。

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同郷出身“九州男児”の歌手と漫画家がコラボ(08年08月06日)

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