■その他の写真はこちら

　演歌歌手の坂本冬美が20日（木）、東京・タワーレコード渋谷店のSTAGE ONEで19日発売の新曲「紀ノ川」の発表会を行った。演歌歌手がこの場所で新曲発表会を行うのはこれが初めて。本番開始前にはサプライズゲストとして、坂本の大ファンという話題の黒人演歌歌手ジェロが花束を持って駆けつけた。集まった報道陣から、ジェロからもし求婚されたらと問われた坂本は「のしを付けて差し上げます」と快諾、まんざらでもない笑顔をみせた。

【写真】その他の写真を見る

　今や各メディアから引っ張りだこで多忙のジェロに対し、坂本は「ちゃんと食べてますか？ 痩せてるんじゃないですか？ しっかり食べて頑張ってください」とエール。ジェロは「大変恐縮なんですけれども、曲を聴かせていただけないでしょうか」とリクエストし、坂本は「紀ノ川」をジェロのために熱唱。大感激したジェロは「いやあ、もう…最高です！ 胸がいっぱいです」と感慨深げに語った。

　そんなジェロの印象を尋ねられた坂本は「ジェロさんは年上で気の強い女性が好きだといっていたのでもしかしたら私も!?と思ったけど、釈由美子さんが好きだというし」と笑いを誘い「とてもカワイイですね。これっておばちゃん的ですかね」。「もし求婚されたら？」と報道陣から振られると「のしを付けて差し上げます」とまんざらでもない様子だった。

　イベント本番では集まった150人のファンを前に新曲のほか「羅生門」「夜桜お七」などを披露し、握手会も開催。そのまま一日店長も務めた。新曲「紀ノ川」は、有吉佐和子の小説をモチーフにしたもので、坂本の出身地である和歌山が舞台ということもあり「初めて故郷をテーマに歌うので、やっとご恩返しができると思う」と語った。

■ヒット曲満載＆好評配信中！！
坂本冬美の着うた（R）/着うたフル（R）はこちら