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真田ナオキ、新境地を拓く 怒髪天×BEGIN×MONGOL800と描く11年目の現在地【インタビュー】

 昨年デビュー10周年を迎えた真田ナオキが、今年の勝負曲として4月8日にリリースした両A面シングル「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」。怒髪天による「陽が沈む前に…」は男性からの支持も厚く、ミュージックビデオ(MV)は150万回再生を突破している。BEGIN島袋優が作曲、MONGOL800キヨサクが作詞を手がけた「プルメリア ラプソディ」は南の島の情景が浮かぶラブソングで、真田自慢の“ノックアウトボイス”の力強さは残しつつもこれまでのイメージとは一転、新たな魅力を打ち出している。師匠・吉幾三以外の楽曲で新境地を開拓し、7月15日に追撃盤のリリースを控える真田に現在の心境、そしてこれからを聞いた。

デビュー11年目に突入した真田ナオキ

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■真田ナオキの世界観の拡がりが感じられる今年の勝負曲

――怒髪天の増子直純さんと上原子友康さんとのコラボは、昨年9月にリリースした「一匹狼のブルーズ」に続き2作目となりますね。

【真田ナオキ(以下、真田)】増子さんが前作のレコーディングが終わった後、「まだあるから」と言ってくださいまして、スタッフも僕もみんなでそれを真に受けて、2作目誕生となりました(笑)。

――怒髪天とのコラボは、互いの音楽性へのシンパシーがあったことがきっかけだったそうですが、本作についてはどのような印象を持たれていますか?

【真田】前作も同様ですが、ボーカルの増子さんが「気持ちいい」と言う音域が僕とほぼ同じなので非常に通じるところがあるし、詞も増子さんが僕をイメージして書いてくださっているので、何も悩むことなく、ただただ楽しく、気持ちよくレコーディングに臨めました。しかも、その後、キャンペーンやテレビなどで歌い込めば歌い込むほど良くなっているんじゃないかと感じているんです。そういうふうに思える曲って珍しいので、歌う楽しさをとても味わっている1曲でもあります。

――都会の荒波に抗う男の挽歌ということで、本作で新たに男性ファンも増えたと聞きました。

【真田】自分らしく、自分が思う道を真っ直ぐ突き進みたいと思っていても、自分を曲げなければいけない時やそれてしまうことがある。そんな迷いを抱えながらも自分の決めた道なのだからと突き進もうとする…。僕自身、昭和チックな生き方をしてきて、この歌詞は非常に自分らしいし、好きな世界観なので、そこに共感してくださる男性が多いのは本当にうれしいです。

――一方の「プルメリア ラプソディ」は、南の島の情景が浮かぶ甘く切ないラブソングですが、BEGINとMONGOL800とコラボすることになったきっかけは?

【真田】ディレクターがBEGINの島袋(優)さんと知り合いで、「頼んでみよう」と言ってくれたことがきっかけでした。曲が上がってきた後、詞をどうするかとなった時に、島袋さんが「MONGOL800のキヨサクさんに頼んでみるよ」と言ってくださって。僕にとってMONGOL800はド真ん中の世代なのですごくうれしくて、詞の中に「小さな夜の歌」って出てくるんですけど、レコーディングの時に何度も思わず「小さな恋の歌」と歌ってしまって、「間違っています。歌い直しです」って言われてしまいました(笑)。

――これまで歌われてきた力強い歌謡ロックとは一転、憂いのある大人の優しさが表現されています。新たな世界観の構築は難しくはなかったですか?

【真田】作品に向き合う時間は、いつもより確かに長かったです。実はレコーディングの後、帰りの車の中で自分の歌を聴いて、これではこの曲の魅力がまったく伝わらないと思って、自分からお願いしてレコーディングをやり直させていただいたんです。そんなことめったにないんですけどね。キヨサクさんのデモ音源があまりにも素晴らしくて、引っ張られ過ぎてしまったのが原因だったと思います。自分にはできないのに背伸びをしてしまっていて、自分らしさがうまく出せていなかった。でもそれも含めて、新しい世界観の楽曲をオリジナルとしてチャレンジするのはやっぱり楽しいし、自分の世界を広げるためには大切なんだなって感じました。

――今回のシングルは、デビューしてから初めて師匠である吉幾三さんの名前がA面にない作品ですが、師匠からはどのような言葉がありましたか?

【真田】これまでも師匠には「自分の世界を広げるためにも、いろいろな人に書いてもらった歌を歌いなさい」と背中を押してもらっていました。いずれは自分で作詞作曲ができるようになるためにも、「いろいろな歌を歌って勉強するように」と言われています。

――本作では「八波吉宗」というペンネームでカップリングの「最終電車」の作詞を担われましたね。

【真田】「八波吉宗」という名は師匠が付けてくれました。「ペンネームください」って言ったら、「真田っていったら戦国武将だよな、じゃあ伊達政宗」と。「いや、それはちょっと」と言ったら、「真田政宗」。「いや、ちょっと違うので」って言ったら、「吉宗なら俺の吉も付いているし、じゃあやっぱ(八波)吉宗だな」と言って、ダジャレみたいな発想で(笑)。詞には今の思いを綴ったのですが、作詞って10年後とかに自分が当時考えていたことや思っていたことを振り返ることができるのがまた楽しいんじゃないかって思えますね。

■経験を楽しんで、それを糧に、ハートフルでソウルフルな歌を届けていきたい

デビュー11年目に突入した真田ナオキ

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――今年、満10年を迎え、11年目に入った今、どのような思いを抱かれていますか?

【真田】10周年となった昨年、『NHK紅白歌合戦』と『日本レコード大賞』を目標にしている自分に気づきました。本来、僕の歌手としての目標はライブに来てくれるファンの方々や僕の歌に出会ってくれた人に楽しんでもらうことであるはずなんです。この曲に助けられたとか、この曲を聴いたら気分が晴れるとか、僕の歌を好きになって、だから応援しようと思ってもらえることで、その手段としてテレビやラジオなどの媒体があったはずなのに、いつの間にか逆転してしまっていた。そのことに気づいて、とにかく魂を込めて、ハートフルでソウルフルな歌をお届けする、その一点に立ち戻らなければと思いました。100人いたら100人全員についてきてもらおうとするのではなく、1人でも本当にいいんだよって言ってもらえるような、そういう歌を歌っていきたいです。

――そのために心がけていることは?

【真田】今までありがたいことにいろいろな経験をさせてもらってきました。嬉しいことだけでなく悔しいこともたくさんありましたけど、でも音楽って苦しみがなければ生まれないものだと思うんです。特に演歌歌謡曲の世界は心の深いところを描く歌が多いので。だから悔しいことや辛いことがあると、良かった、これでまた自分の引き出しが増えて何かが生み出せるって思えるし、腹立つことがあってもラッキーって思える。なので、これから僕が出会っていく音楽や人はもちろん、変化も含め、たくさんの出来事に出会える充実した人生にしたいなって思いますし、そうやって自分が出来ることを日々楽しく重ねていった先に、自分の表現者としての未来があるといいなと思っています。

――現在新曲キャンペーンと並行してコンサートツアーやランチ・ディナーショー、そして7月にはバンドコンサートも予定されています。

【真田】バンドコンサートはグルーヴ感も含めその場でしか感じられない音楽性を、ランチ・ディナーショーは、自分でギターを弾いたり、趣を変えて楽しんでいただけたりするよう心がけています。僕は歌がうまいわけではないので、「今日やべぇな」って思う時も正直あって、来てくれたファンの人にも「今日はCDと同じ歌い方だったね」って言われてしまうこともあるんですけど(笑)、でも、ライブやコンサートは生ものだと思うし、とにかく魂を込めることを大事にしているので、そこも楽しんでいただけたらと思います。コンサートは少しずつ規模感が大きいステージでさせていただけるようになりましたが、いつか武道館に立てるくらいの歌手になりたいですね。

――ところで、大のヤクルトファンである真田さん。今年はプロ野球オープン戦の西武ライオンズ対ヤクルトスワローズ戦で国歌独唱の大役を務められました。

【真田】実はすごく運が良くて、2021年にヤクルトのマスコットキャラクターのつば九郎とバッティング対決をさせていただいた年にヤクルトが優勝して、その翌年も、始球式をやらせてもらったらヤクルトが優勝したんです。それから絡みがなくなった間、ヤクルトは優勝していなかったんですけど、今年、国歌独唱させてもらったら、西武とヤクルトが今、非常に調子が良くて! 正直、大丈夫かな、いつか落ちていくんだろうなっていうのがヤクルトファンの心情なんですけど(笑)、もし優勝したら、ちょっと俺、運を持ってるんじゃないか? と思うので、声を大にしてこのことを伝えて、野球関係の方々にすり寄っていきたいと思います(笑)。

取材・文:河上いつ子

<作品情報>
■真田ナオキ 両A面シングル「プルメリア ラプソディ/陽が沈む前に…」
2026年7月15日(水)3形態同時発売

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【プルメリア盤】ジャケット

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【プルメリア盤】ジャケット

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【プルメリア盤】シングルCD+DVD
品番:TECA-26030/価格:1700円(税込)
M1 プルメリア ラプソディ 作詞:キヨサク 作曲:島袋 優 編曲:田代修二
M2 陽が沈む前に… 作詞:増子直純 作曲:上原子友康 編曲:田代修二
M3 プルメリア ラプソディ(オリジナル・カラオケ)  
M4 陽が沈む前に…(オリジナル・カラオケ)
DVD:プルメリア ラプソディ MUSIC VIDEO

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【サンセット盤】ジャケット

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【サンセット盤】ジャケット

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【サンセット盤】シングルCD+DVD
品番:TECA-26031/価格:1700円(税込)
M1 プルメリア ラプソディ 作詞:キヨサク 作曲:島袋 優 編曲:田代修二
M2 陽が沈む前に… 作詞:増子直純 作曲:上原子友康 編曲:田代修二
M3 プルメリア ラプソディ(オリジナル・カラオケ)   
M4 陽が沈む前に…(オリジナル・カラオケ)
DVD:陽が沈む前に… MUSIC VIDEO

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【トロピカル盤】ジャケット

「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」【トロピカル盤】ジャケット

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【トロピカル盤】シングルCD
品番:TECA-26032/価格:1700円(税込)
M1 プルメリア ラプソディ 作詞:キヨサク 作曲:島袋 優 編曲:田代修二
M2 陽が沈む前に… 作詞:増子直純 作曲:上原子友康 編曲:田代修二
M3 消えないで紅(くれない) 作詞:ふみゆかり 作曲:大村友希 編曲:杉山ユカリ
M4 プルメリア ラプソディ(オリジナル・カラオケ) 
M5 陽が沈む前に…(オリジナル・カラオケ)
M6 消えないで紅(くれない)(オリジナル・カラオケ)

<コンサート/イベント情報>
■『真田ナオキ コンサート2026』
8/1(土) 京都・京都劇場
9/14(月) 愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
9/22(火) 兵庫・アクリエひめじ 中ホール
9/24(木) 福岡・福岡市民ホール 中ホール
9/25(金) 熊本・くまもと森都心プラザ プラザホール
10/28(水) 滋賀・栗東芸術文化会館SAKIRA 大ホール

■『真田ナオキ バンドコンサート2026』
7/17(金) 東京・北とぴあ さくらホール
8/30(日) 青森・六ヶ所村文化交流プラザ スワニー

■『真田ナオキ LIVE2026 浅草ディスコ』
10/23(金)、24(土) 東京・浅草公会堂 開場15:30/開演16:30

■『真田ナオキ ランチ&ディナーショー』
7/5(日) 愛知・ホテルプラザ勝川
8/9(日) 東京・マリーグラン赤坂
8/22(土) 埼玉・川越プリンスホテル 
9/5(土) 栃木・フォーシーズン静風(せいふう) 
11/15(日) 青森・プラザマリュウ五所川原

■トークイベント『まっすぐに生きる!― 真田ナオキの歌と人生、現在地 ―』 
8/23(日) 大阪・NHKカルチャー梅田校 

■『BEAUTY MUSIC SHOW〜IKKO DRAMATIC 2026秋』
9/29(火) 東京・ニッショーホール

■真田ナオキ ニューシングル「陽が沈む前に…/プルメリア ラプソディ」発売記念イベント
6/19(金) 茨城・グランテラス筑西 
6/26(金) 東京・カメイドクロック
6/27(土) 埼玉・ピオニウォーク東松山
6/28(日) 東京・昭島モリタウン
6/29(月) 茨城・イオンモール下妻
7/1(水) 埼玉・イオンモール上尾
7/12(日) 東京・音のヨーロー堂
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