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CRAVITY、9人の声が一つの衝動として収束 ダーク&青春の二面性で魅了する日本3rdシングル「BLAST OUT」

 K-POPボーイズグループCRAVITY(クレビティ)が3月18日、日本3rdシングル「BLAST OUT」をリリースした。CRAVITY は、セリム、アレン、ジョンモ、ウビン、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュン、テヨン、ソンミンからなる9人組。2020年に韓国でデビューし、23年7月にリリースした日本デビューシングル「Groovy -Japanese ver.-」は、オリコンデイリーランキングで1位を記録(2023/7/16付)。同年、アメリカ6都市とアジア全域を巡回した自身初となるワールドツアー『MASTERPIECE』を成功させてグローバルな地位を確立し、24年には「Love or Die」が韓国の地上波音楽番組で初の1位を獲得するなど、人気と実力を兼ね備えたグループだ。

日本3rdシングル「BLAST OUT」をリリースしたCRAVITY

日本3rdシングル「BLAST OUT」をリリースしたCRAVITY

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■ラップの刃とボーカルの光が織りなす“闘う自分を肯定する音楽”

 新シングル表題曲の「BLAST OUT」は、これまで彼らが日本で見せてきた“柔らかい情緒”を脱ぎ捨て、内側に溜め込んできた衝動を真正面から解き放つ日本オリジナル作品初の“ダーク系楽曲”だ。ラップラインの鋭さは迷いを切り裂く刃のようで、ボーカルの伸びは暗闇の奥から差し込む光のように真っ直ぐ。それぞれの声色が役割を持ち、“BLAST OUT(爆発させる)”に向かって積み重なっていく。それはまるで、9人の声が一つの衝動として収束していく感覚だ。

 歌詞は、誰もが抱える焦燥や閉塞感を否定しない。むしろ、押し込めてきた感情を“力”として肯定し、そこから未来を撃ち抜くように前へ進む姿を描く。そのメッセージは、今のCRAVITYの成長と重なり、“闘う自分を肯定する音楽”として胸に響いてくる。

 ミュージックビデオ(MV)の監督を務めたのは、Number_iの「未確認領域」や「3XL」などを手がけ、エッジの効いた映像で知られている鴨下大輝氏。SFのようなインダストリアルな空間と、爆発までのカウントダウンの演出が、緊張感を色濃くする。ロケは日本国内で稼働中の工場で撮影されたという。

 カップリングの「恋じゃない? -Don’t you love me?」はフジテレビ系『ジャンク SPORTS』のエンディングテーマとして起用され、すでに先行配信されている楽曲。日常のどこにでもある風景の中で、ふと芽生えてしまった“好きになってしまったかもしれない”という気持ちに戸惑いを覚えるこの曲は、CRAVITYの日本曲の中でも、最も“青春ドラマ的”な情緒を持つ曲かもしれない。

■約1年ぶりとなる日本単独公演 進化したCRAVITYの“生”の姿を

 この「BLAST OUT」のリリースキャンペーンのために、日本語が堪能なウォンジンとソンミンが通訳なしのオール日本語トークで、東京、名古屋、大阪のラジオ番組などに出演した。その際にウォンジンが、「『恋じゃない? -Don’t you love me?』と、(既発曲)『好きなんだ』は繋がっている気がする。『恋じゃない?〜』で恋の入口に気づき、『好きなんだ』で確信した」というようなことを言っていた。そういう捉え方も面白い。

 そしてもう1曲の「Paradox」は、メインボーカルのウビンが作詞、作曲、プロデュースに参加した大人の雰囲気漂うラブソング。これまでもウビンはグループの楽曲の作詞、作曲、プロデュースに参加しているが、日本オリジナル楽曲を手がけるのは初となる。歌詞はウビンが韓国語で書いたものを作詞家が日本語に落とし込んだという。「Paradox」のレコーディングでは、ディレクションもウビンが務めたそうで、日本のファンへのプレゼントともいえる楽曲に仕上がった。もしかしたら今後、この日本発の「Paradox」が、韓国語バージョンでリリースされる……、なんてこともあるかもしれない。

 日本でのリリースは、昨年3月の「Jelly Bean」以来、約1年ぶり。その間に、さまざまな変化があった。韓国で昨年6月23日にリリースした2ndフルアルバム『Dare to Crave』を機に、グループのロゴを一新。これまで「Creativity(想像性)」+「Gravity(重力)」を意味していたグループ名を「CRAVE(渇望)」+「GRAVITY(重力)」とし、重力のように惹かれ合う力と、その中で芽生える渇望が今の自分を作るという思いを表現した。リーダーもセリムからウォンジン、ヒョンジュンの2名体制に変更。新体制最初のアルバム『Dare to Crave』にも、渇望と不安といった感情が丁寧に盛り込まれている。そして、11月には『Dare to Crave』に新曲3曲を追加したアルバム『Dare to Crave: Epilogue』をリリースし、新たな渇望に立ち向かった。

 進化したCRAVITYが、昨年2月の『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』から1年3ヶ月ぶりに、この5月に日本単独公演を行う。新たなフェーズに進んだCRAVITYの見せてくれる“生”の変化が楽しみだ。

文:坂本ゆかり

■CRAVITY Japan 3rd Single「BLAST OUT」
2026.3.18 Release

【初回限定盤】(CD+DVD)
品番:VIZL-2515/価格:2530円(税込)
セルカA ver. (9種ランダム1枚) 封入
初回限定盤ジャケット・ビジュアル
2026年3月開催『東京・大阪共通メンバー個別ハイタッチ参加券(9種ランダム1枚)』封入※初回プレス分のみ
DVD収録内容(初回限定盤DVDに収録)
1. BLAST OUT(Music Video)
2. BLAST OUT(MV Making Movie)

【通常盤】(CD)
品番:VICL-37816/価格:1760円(税込)
セルカB ver.(9種ランダム1枚)封入
通常盤ジャケット・ビジュアル
2026年3月開催『東京・大阪共通メンバー個別ハイタッチ参加券(9種ランダム1枚)』封入※初回プレス分のみ

【生産限定VICTOR ONLINE STORE盤】(CD)
品番:NCS-10336/価格:1760円(税込)
セルカC ver.(9種ランダム1枚)封入
VICTOR ONLINE STORE盤ジャケット・ビジュアル
アナザーソロジャケット封入(9種ランダム1枚)
2026年3月開催『東京・大阪共通メンバー個別ハイタッチ参加券(9種ランダム1枚)』封入※初回プレス分のみ

【CD収録内容】(全形態共通)
M1. BLAST OUT
M2. 恋じゃない? -Don’t you love me?-
M3. Paradox
M4. BLAST OUT(Instrumental)
M5. 恋じゃない? -Don’t you love me?-(Instrumental)
M6. Paradox(Instrumental)
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