桑田佳祐が見出した田内洵也、『九段下フォーク・フェスティバル'25』での歌唱映像を公開
 桑田佳祐が見出した“流し”のシンガー・ソングライター・田内洵也の新曲「深川のアッコちゃん (produced by 夏 螢介 a.k.a. KUWATA KEISUKE)」が、19日にリリースされた。それにあわせて、同曲の初披露となった『九段下フォーク・フェスティバル'25』でのライブ映像が、田内の公式YouTubeチャンネルにて公開された。

田内洵也「深川のアッコちゃん (produced by 夏 螢介 a.k.a KUWATA KEISUKE)」サムネイル

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 田内は、東京都内近郊の酒場で“流し”として活動していたところを、偶然訪れていた桑田の目に留まり、一躍注目を浴びる存在となったシンガー・ソングライター。「深川のアッコちゃん」は、田内がかつて暮らしていた下町・深川の人情や風景を描いた楽曲で、桑田が全面プロデュースを担当。新たなアレンジと歌唱によって生まれ変わった。

 今回公開されたライブ映像は、10月12日に日本武道館で開催された『九段下フォーク・フェスティバル'25』で撮影されたもの。同イベントは、TOKYO FM開局55周年とラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』放送30周年を記念して開催された。あいみょん桜井和寿Mr.Children)、竹内まりや、原 由子、吉井和哉THE YELLOW MONKEY)というそうそうたる顔ぶれがサプライズゲストとして登場。詳細は事前に一切明かされなかったが、田内だけは2週間前に“前座”として発表されていた。

 ギターとブルースハープのみを携え、ステージにひとり立つ田内の姿を収めた映像では、9000人を前にした初披露の瞬間が記録されている。静まり返った武道館に響くギターの音色とブルースハープ、そして夜の酒場で多くの人々と出会い、その物語に耳を傾けてきた田内ならではの、やわらかくも芯のある歌声が、じわりと会場を包み込んでいく。

 一節を歌い終えた瞬間に湧き上がる大きな拍手や、次第に生まれる手拍子は、“無名の流し”でありながら、フレーズを追うごとに観客の心を掴んでいくミュージシャンとしての真価を映し出している。桑田の補作詞によって描き出された下町の情景と、緻密な歌いまわしのアレンジが生む余韻の深さに思わず息をのむ映像となっている。

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