ゆずのツアー『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑 Supported by NISSAN SAKURA』の横浜アリーナ公演が18日から5日間、同地にて開催された。ここでは白熱の5デイズの初日となった18日の模様をレポートしたい。 今回のツアーは最新アルバム『図鑑』を引っ提げて開催され、この日の公演はゆずにとって80回目の横浜アリーナ公演。場内には、巨大なスクリーンが設置されたメインステージに加え、長い花道(いつものライブの2.5倍とのこと)とセンターステージも備えられた大迫力のステージが広がり、弦楽器隊とダンサーも加わった華やかな構成でのライブとなった。 開演前には、来場者全員で行うラジオ体操タイムが設けられ、みんなで楽しく体を温めてからライブがスタート。最新アルバムと同じく、イントロダクションの「Overture-harmonics-」から「図鑑」で幕を開ける。コンテンポラリーなダンスと弦楽器隊の演奏も相まって、壮大な楽曲がさらに大きなスケールで展開。ワイワイ楽しかったラジオ体操から一転したアートな世界観を作り上げ、来場者を一気に引き込んでいく。 そう思ったのも束の間、続くアップテンポなナンバー「かける」が始まると、メンバーの北川悠仁がギターを置いてハンドマイクとなり、花道を駆けながら「横浜ただいまー!」と元気いっぱいにあいさつ。こういった緩急のある演出ができるのも、ゆずのキャラクタ―&楽曲の幅広さあってこそ。その後も代表曲「いつか」や「栄光の架橋」では極上のハーモニーで魅了し、「青」や「夏色」では会場一体となった楽しいコール&レスポンスを生み出し、「SUBWAY」や「ワンダフルワールド」ではアーティスティックな映像とリンクさせながらドラマチックに曲を紡いでいった。 MCタイムでは芸人さながらの北川のトークを楽しむことができ(この日、誕生日を迎えた来場者に「贈る詩」を歌うシーンも)、「シャララン」の演奏中には北川と岩沢厚治のかわいらしい幼少期の写真が映し出されたり、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが映像で登場するなど笑えるシーンも随所にあった。ホームタウンである横浜でメンバーも存分にステージを楽しんでいる様子で、いろいろな角度からゆずの魅力を味わうことができる充実の公演となった。バックバンドやダンサーのソロ、ステージ上を美しい花畑にする演出でも来場者を魅了した。 北川は後半のMCで「人間っていうのは年とともに変わっていくものです。しかし、変わらない部分もたくさんありまして。相変わらずステージに立つ前はドキドキしながら、“今日はほんとはみんな観たくないんじゃないか”なんて、わけのわからないネガティブな気持ちになってみたりしてるんですけど、このステージが始まってみんなに会うと、やっぱり会えてよかったと80回目も思いました」と語り、「図鑑のページをめくるように、いろんな音楽の表現とか、ライブとか、歌詞とか、メロディーを作りながら、これからもみんなに届け続けたいと思ってます。時にはへこんだり、悩んだりすることもあると思うけど、俺たちが走り続けるそんな姿勢が少しでもみんなの生きる力になってもらえたらうれしいなと思うし、俺たちの作る音楽がみんなの日々の支えになってくれたらうれしいなと思っています」とメッセージを送った。

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  • ツアー『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑 Supported by NISSAN SAKURA』横浜アリーナ公演の様子(C)SENHA
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