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【ライブレポート】ADULT K-POPグループ=K4 初ホールコンサートでチケット完売 感謝の気持ちを込めたMCでファンとの絆を構築

 韓国の4人組ボーカルグループ・K4(ケーフォー)が、初のホールワンマンコンサート『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』を12月18日、東京・なかのZEROで開催した。

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

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■日韓、アジアの名曲を披露 初の大型ホールワンマンでK4の歌の世界を堪能

 K4は韓国で人気の音楽ジャンル「トロット(韓国歌謡)」を題材にしたオーディション番組『ハロートロット』から選出されたメンバーで結成した4人組グループ。日本では2023年10月のプレデビュー以来、地道な活動を続けてファンを増やし、24年3月に「Love Storm/Bye Bye Bye」で本格デビュー。デビュー9ヶ月後となる今回の初ホールコンサートでチケットを完売させるまでの人気を得た。

 今回はスペシャル・コンサートと銘打つだけあり、ツインヴァイオリンとピアノのインストゥルメンタルPOPSユニット・sourcesの3人に、ベースとドラムを加えた生バンドとのコラボステージ。楽曲のアレンジもsourcesが手がけるという豪華な内容だ。

 燕尾服の正装で登場したK4がオープニングで歌ったのは、パク・ソジュンパク・ヒョンシクミンホSHINee)、V(BTS)らイケメン勢ぞろいのキャストが話題となった韓国ドラマ『花郎<ファラン>』のバラード曲「Our Tears」。歌の上手さで冒頭からグイグイ惹きつける。

リュ・フィリップ(Ryu Phillip)

リュ・フィリップ(Ryu Phillip)

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 K4のプロデューサーであるオ・ジュンソン氏は、『花郎<ファラン> 』はもとより、『主君の太陽』『シンイ-信義-』『花より男子』など、多くの名作韓国ドラマのOSTを手がける作曲家とあり、2023年の日本プレデビューの際は韓国ドラマのOST曲をカバーした「K4YOU 〜K for you〜」をリリースした。このコンサートでもオ・ジュンソン氏の手がけた楽曲のほかに、日本の韓流ブームに火をつけた『冬のソナタ』の主題歌「最初から今まで」や「会いたい(天国の階段OST)」などを歌ったが、韓国ドラマOST曲はこのコンサートの柱の1つとなった。

オ・ジュジュ(Oh Juju)

オ・ジュジュ(Oh Juju)

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 前述したように、K4はオーディション番組『ハロートロット』をきっかけに結成された。メンバーはボーカルトレーナーとして2500人を指導してきたリーダーのキム・ヒョンミン、モデル業もこなす『ハロートロット』で1位を獲得したオ・ジュジュ、アメリカ出身で英語堪能なリュ・フィリップ、名門ソウル大学声楽科卒のチョ・ジュンの4人からなる。そんな4人4様の歌声をアピールするソロ・メドレーのコーナーも設けられた。

 まずはフィリップが五輪真弓の大ヒット曲「恋人よ」の韓国語ver.を感情を込めて歌い上げ、ジュジュはトロット曲「ウォルハガヤク」をこぶしをきかせて熱唱。そして、クラシック出身のジュンはイタリア歌曲「IL MOND」で圧巻の歌声を響かせ、ヒョンミンは玉置浩二の「メロディー」を、一言一言を大切に、語りかけるように日本語で歌った。

チョ・ジュン(Cho Jun)

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 第1部の終盤は、彼ら4人を結びつけた韓国歌謡「トロット」で盛り上げた。「韓国では今、若い人たちの間でトロットが流行っていて、ネオトロットというジャンルもできました」とジュンが紹介すると、フィリップの「皆さんからのリクエストが多かったトロットメドレーです! 手拍子お願いしまーす!」というかけ声に続き、「アモール・ファティ」などのヒット曲で本場のトロットを聴かせた。

リーダーのキム・ヒョンミン(Kim Hyunmin)

リーダーのキム・ヒョンミン(Kim Hyunmin)

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■夢は“日本で一番愛される韓国人グループになる”こと

 休憩後の第2部では、光沢のある華やかなタキシード姿で登場。セットリストには、日韓、そしてアジア〜世界を繋ぐ名曲たちが並ぶ。まずは韓国ドラマ『ごめん、愛してる』でパク・ヒョシンがカバーして大ヒットした中島美嘉「雪の華」韓国語ver.で美しいハーモニーを聴かせ、日本で愛されるアジア人歌手の大先輩テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」をK4流に披露した。

 ここで、sourcesのメンバーであるピアノの野津永恒とヴァイオリンの日高隼人(※高=はしごだか)、加賀谷綾太郎、サポートメンバーのベース・TAKA、ドラムの相良洋行を紹介。sourcesがアクションを交えたパフォーマンスで目と耳を惹きつける「鍔迫/TSUBAZERI」で会場のムードを一変させると、再びK4が登場し、韓国ドラマ『梨泰院クラス』のOST「Start Over」の日本語カバーで客席の興奮を昇華させた。

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

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 この日一番の盛り上がりを見せたのは、メンバーが「みなさん、立ち上がって!」と煽って歌い始めた郷ひろみの「GOLDFINGER’99」だ。ジャケットプレイをオマージュしたような振付に、会場から歓声が上がる。さらに、韓国人ラッパー・PSYの世界的大ヒット曲「江南スタイル」を熱唱。サングラスをかけ、コミカルな乗馬ダンスを披露し、客席に熱狂の渦を巻き起こした。

 もちろん、オリジナル曲も歌った。12月11日に配信リリースされたばかりの新曲「LOVE〜縁〜」は、この日がファンの前での初披露に。究極のラブソングであり、ファンとの縁(えにし)を歌ったラテンの香りのするバラード曲は、ジュン、フリップ、ヒョンミン、ジュジュとボーカルが移っていくドラマチックな楽曲だ。そして、第2部の最後をレゲエのリズムが特徴的な日本デビューシングル「Bye Bye Bye-Japanese version-」で締めると、アンコールの韓国デビュー曲「Love Storm」では、マイクスタンドを使ったフォーメーションダンスに客席からコールが沸き起こった。

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』より

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 この日はクリスマス直前ということもあり、アンコールでは定番のクリスマスソング「ホワイト・クリスマス」「赤鼻のトナカイ」を韓国語詞を交えたメドレーで歌唱。そしてフィナーレを飾ったMISIAの「アイノカタチ」では、客席に向けたマイクに大きなシンガロングが返ってくると、ジュジュが思わず涙を見せる場面も見られた。

 リーダーのヒョンミンは、「3月に日本デビューしてから、受け入れてもらえるか期待と不安がありました。でも皆さんの愛のおかげで、デビューして間もない私たちがこんなに素敵なステージに立つことができました。心から感謝します。私たちの夢は“日本で一番愛される韓国人グループになる”ことです。その夢が叶うまで、歌声を届けていきます。応援よろしくお願いします!」と力強く挨拶。歌の上手さと彼らの人柄が見える温かなライブを見れば、K4を愛したくなってしまう気持ちがわかるはずだ。

文・坂本ゆかり
撮影・上飯坂一

<公演情報>
『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』
2024年12月18日
東京・なかのZERO

K4 デジタルシングル「LOVE〜縁〜」(12月11日配信)

K4 デジタルシングル「LOVE〜縁〜」(12月11日配信)

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<コンサートスケジュール>
『K4 Live in Japan HELLO OSAKA!〜虹色の唄声〜』
2025年1月30日 大阪 新歌舞伎座

『K4 スペシャル・コンサート 〜Song for you〜』九州公演
2025年
3月22日 宮崎・延岡総合文化センター
3月23日 宮崎・都城市総合文化ホール大ホール
3月25日 鹿児島・国分ハウジングホール
3月26日 福岡・大牟田文化会館

■K4 日本オフィシャルサイト:https://www.110107.com/K4

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■提供元:ORICON BiZ online>>>

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