K-POP第5世代のガールズグループの音楽トレンドは、爽やかで聴き心地のよいイージーリスニング。そんなトレンドに真っ向勝負をしかけてきたのが、2023年にデビューした5人組ガールズグループYOUNG POSSE(ヤングパッシ)だ。90年代のヒップホップやGファンクの要素を取り入れたユニークなサウンドに、彼女たちの乗せるスキルの高いラップでスワッグを生み出している。
平均年齢17歳。最年少のハン・ジウンは15歳になったばかりの若さでありながら、5人のラップのスキルは相当なもの。全員が作詞も手がけている。10月18日にはデビュー1周年記念アルバム『Year 1 : We Still Loading』をリリースし、11月29日にはソウルでの初ファンコンサート『YOUNG POSSE 1ST FAN CONCERT ‘THE HUNGRY TOUR - FINAL IN SEOUL’』を開催するという大注目のYOUNG POSSEとはどんなグループなのかをメンバーに語ってもらった。
■ありのままの正直な姿と感性を見せる YOUNG POSSEだけの確固たる世界観
――YOUNG POSSEが他のガールズグループと異なる点は、どんなところだと思いますか。
ジウン(JIEUN):それぞれの声とキャラクターがはっきりしているところでしょうか。そして、ヒップホップというジャンルを利用するのではなく、その文化と音楽をリスペクトしてどっぷり浸かっていることころが他のグループと異なる点だと思います。
ヨンジョン(YEONJUNG):自分たちの話を曲にたくさん溶け込ませることができる、というのもYOUNG POSSEの長所です。特別な出来事ではなく、私たちの1日1日を最大限に音楽にも盛り込もうとしています。言葉ですべてを説明するのが難しいのですが、ステージの最初の観客が私たちだと考えて、私たちが楽しめるステージ作りをしているので、そういった点をユニークに感じていただけるのだと思います。
ジアナ(JIANA):メンバーみんなが積極的に作詞に参加しているので、自然と自分たちのキャラクターや好みが歌詞に反映されているんです。私たちのミュージックビデオ(MV)をご覧になるときは、字幕で日本語を選択していただくと翻訳された歌詞が見られますよ。
ソンへ(SUNHYE):私たちは着飾ったファンタジーを届けるというより、ありのままの正直な姿と感性を見せる、友達みたいな存在でありたいと思っていますから。
ドウン(DOEUN):YOUNG POSSEにとって、YOUNG POSSEだけの確固たる世界観があるというのが、最も重要なんです。それは大人によって作られたものではなく、5人の化学反応が入り混じって自然と出来上がったものであるところが大きいと思います。
――YOUNG POSSEらしさを作り出している、YOUNG POSSEのヒップホップの魅力はどんなところにあるのでしょう。
ドウン:グループ名にもある「YOUNG」というのは、その大きな要素のひとつだと思います。単に年齢が若いというだけではなく、ポジティブで楽しそうな5人の少女の生み出すはじけるエネルギーは、まさに「YOUNG」の象徴。自分たちの言葉でそれが表現できるのが、YOUNG POSSEのヒップホップなんだと思います。
ソンへ:うん、私たちが最も上手にできるジャンルだしね。私たちのチームのヒップホップの魅力は「自然さ」だと考えています。決められたように動くのではなく、ヒップホップだからこそ、その時の感情や状況に合わせて気持ちを思う存分表現できる。「自然」でいられるんです。
ヨンジョン:私は、「ヒップホップ=正直さ」だと思うんです。初めて作詞を習った時から、「カッコつけたり、作り話は書かないで!」と言われてきました。その教えを守って、歌詞を書いています。
――ラップだからこそ、ありのままの自分たちのことを語れるんですね。歌詞は、どうやって作っているのですか。
ソンへ:私はまず単語を羅列して、そこから組み立てていきます。でもその物語を想像に頼ると、上手く書けないんです。リアルな話じゃないとダメ。だから歌詞を書くときに一番大切にしているのは、「恥ずかしくても正直に書こう!」ということです。
ヨンジョン:私も自分が感じていることを盛り込んでいます。ささやかな日常からインスピレーションを受けることが多いですね。それを多くの方々が共感できるストーリーにしつつ、私だけのカラーが出せるように努力しています。
ジウン:歌詞のヒントを思いついたら、忘れないようにすぐにスマホにメモしています。そして必要な時に、倉庫から物を取り出す感じで言葉を探しています。ヒップホップにおいての歌詞とは、日記を書くことと似ているんじゃないかな。
ドウン:私は意識の流れのまま、私の頭の中にあるものを吐き出している感じ(笑)。
ジアナ:私は、テーマを決めるのに一番時間がかかりますね。頭の中で、本当にたくさんの格闘が行われて……(笑)。最近は、ライム(韻)を合わせるのにハマっています。思っていたより難しいのですが、国内外の名曲を聴きながら勉強しているので少しずつ上手になってきたかな。
――目標にしている人や、これまで影響を受けた人がいれば教えてください。
ソンへ:私にはかなり年上の姉がいます。いつも平常心を保って、するべきことを実行する忍耐力とやり抜く力があるので、私もそういった部分を学んでいきたいと思っています。
ヨンジョン:私の憧れはモデルのデヴォン青木さん。独特の雰囲気を持っていて、彼女が演技するときに漂う感じが本当に魅力的なんです。練習生になってヒップホップを始めてからは、ドージャ・キャットさんやアイス・スパイスさんの曲を聴くようになり、「ラッパーをロールモデルにしたい」と思うようになりました。
ジアナ:練習生になる前からアリアナ・グランデさんの曲が大好きでよく聴いていました。彼女のしっとりとした訴求力のあるボーカルを見習いたいです。
ドウン:最近は毎日のように韓国のシンガー・ソングライター、SIONさんの曲を聴いています。プロデューシングと音色が素敵で、私も聴いてくださる方に慰めや感動を与えられるアーティストになりたいと考えています。
ジウン:韓国のR&B歌手、BIBIさんのファンです。いろいろなジャンルの音楽を、いつも自分なりの「カッコよさ」に解釈して見せてくれます。私が目標とする「カッコよさ」にもっとも近い方だと思っています。
■ヒップホップ×アイドル 日本公演で大きく成長した5人からのメッセージ
――ヒップホップスピリットのあふれた皆さんが、アイドルを目指したきっかけを教えてください。
ソンへ:学生時代からいろいろなアーティストに憧れて、自然と「私もステージに立ってみたい!」と思うようになりました。初めて小さなステージに上がって、人々の前に立ったときに、その想いがさらに大きくなりました。オーディエンスの反応を全身で感じる刺激と、ドーパミンの中毒でここまでたどりついた気がします。
ヨンジョン:私は幼いころから恥ずかしがり屋で、あまり話さない静かな子でした。それを心配した母が、近所のダンススクールに通わせたんです。最初は恥ずかしくて行くのがイヤだったのに、どんどんダンスが楽しくなって、「私はダンスを踊らないといけない人なんだ」と気付きました。そんな気持ちが芽生えたとき、踊っているところをスカウトされて練習生になったんです。
ジアナ:昔から歌とダンスが好きで、漠然とアーティストを夢見るようになりました。デビューして、ファンの方々に出会って、さまざまな感情が生まれたことで、改めてこの仕事の魅力を感じました。いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげで、本当に幸せです。感謝しています。
ドウン:子どものころから、ダンスをしたり歌ったりすることが大好きでした。中学2年生のある日、オーディションに合格。YOUNG POSSEには最後に合流したので、みんなよりトレーニング期間は短いのが残念なのですが、今はそれも運命かもしれないと思うようになりました。
ジウン:幼いころからダンスを踊るのが本当に好きで、ステージに立つことを夢見てきました。「どうすればできるか」と悩んだ結果がアイドルでした。
――そんな5人が集まって、YOUNG POSSEが生まれたんですね。初の日本公演は、今年の夏にお台場で行われた『XD World Music Festival』でした。
ドウン:デビュー前に、(広告モデルを務めた)ムラサキスポーツの撮影で日本に行ったことがあったのですが、その時も楽しい思い出ばかりだったけれど、デビューの夢を叶えた後に、フェスティバルに招待されて日本にまた来ることができたのは、すごくうれしかったです。せっかく招いてくださったのだから、誰にもできない素敵なパフォーマンスをお見せするために一生懸命練習しました。これからも、もっといろいろな都市で公演をして、私たちの音楽を知ってもらえたらうれしいです。
ジアナ:そう、公演は初めてだったので、本当にたくさん準備したし、たくさんドキドキもしました(笑)。フェスティバルにいらっしゃった方々のマナーが本当に素晴らしくて、あたたかでよい公演になりました。待ちに待った日本初公演が大型フェスティバルというのはうれしすぎるし、忘れられない真夏の思い出になりました。
ヨンジョン:私は個人的に、愛すべきキティちゃんの故郷でYOUNG POSSEとして公演ができて、うれしかったです(笑)。日本のTELEPOSSE(YOUNG POSSEファンの呼称)にもお会いできて、ステージを通して交流ができて本当に幸せでした。デビュー前から一生懸命日本語の勉強をしていて、この公演のために日本語の先生に流行りの表現も習って行ったんです(笑)。足りない部分はたくさんありましたが、会場に来てくださった方々と日本語で会話できて誇らしかったです! そして、最前列でYOUNG POSSEのネームカードを持って大きな声でファンコールを叫んでくださった方、お元気ですか? また来てくださいね。
ジウン:会場のデコレーションが、すごく素敵だったんです! 私は日本のアニメを見て育ったので、アニメの世界に入った感じがしました(笑)。私たちのステージではオーディエンスの皆さんが熱い応援をしてくださって、ありがたかったです。おかげで私たちも、ステージをとても楽しくできました。
――今年8月には3rdEP『ATE THAT』をリリースしました。タイトル曲には「YOUNG POSSEがK-POPシーンを掌握する」という抱負が歌詞に盛り込まれていますが、反響はいかがでしたか?
ジアナ:「ダンスの実力が成長した」という声をいただきました。ジャケット撮影のときも「表情が自然になった」と褒めていただきました。
ドウン:「ATE THAT」の振り付けが思ったより大変で、最初は「上手くできるかな?」ととても心配でした。前回のアルバム『XXL』の振り付けの方がはるかに簡単に感じられたんです。次のアルバムの時は「ATE THAT」の振り付けが簡単に感じられるようになれるかも、と考えています。それからもう一つ、ファンの方にキリンのぬいぐるみをプレゼントしてもらいました。デビューしてからずっとキリンキャラを主張していたことが認められたようで、胸がいっぱいになりました。
ジウン:今回はファンの方々と近くで会える機会が多く、皆さんの愛がよく感じられてとてもありがたかったです。京セラドーム大阪で行われた『THE FACT MUSIC AWARD(TMA)』のステージに立つこともできましたし、ソウルで開催された『2024 K-World Dream Awards』では、aespa先輩と一緒に「ベストミュージックビデオ賞」を受賞してとても光栄でした。
ソンヘ:今回の活動で多くのファンの方々に会えてとても幸せでした。「ATE THAT」はこれから私たちがずっと持ち続けていく心構えだと思います。「YES, I ATE THAT!」
――イベントでのステージだけでなく、早くYOUNG POSSEの単独公演も見てみたいです。最後にこれからの日本活動への抱負と、日本のファンへのメッセージをお願いします。
ソンへ:日本語の勉強を根気よく続けて、日本のファンの方々ともっと深い会話を交わしてみたいです。そして日本で正式デビューして、いつか単独コンサートができたらうれしいです! (日本語で)会いたいです。大好きだよ!
ヨンジョン:これからも何度も日本を訪れて、ライブしたいです。そして、日本ツアーも! そのためにも、日本語をもっと熱心に勉強しなければ(笑)。素敵なステージをたくさん準備して、また戻ってきますね! 日本のTELEPOSSE! いつも力になってくれて本当にありがとうございます。今度、一緒にメロンパンを食べに行きましょう! 東京で食べたのですがとても美味しくて、テリちゃんたち(TELEPOSSE)を思い出しました。美味しいものをたくさん食べて、幸せな毎日を過ごせるように祈っています。愛してます、大好き!
ジアナ:早く、日本語のアルバムを出したいです! 言葉の壁を乗り越えるためにも、YOUNG POSSEの曲を日本語で歌ってお届けしたくて。日本語の歌詞と韓国語の歌詞が混ざっている歌をリリースするのもいいかもしれないですね(笑)。いつも応援してくださるテリたち、ありがとう ダイスキ! またすぐに会えたらうれしいです!
ドウン:日本語の勉強も頑張って、また公演しに来たいです。今はまだ足りない部分が多いですが、素敵な経験を通じてもっと実力を積んで、いつか日本デビューもしたいです。これから、もっとたくさん会いましょう。日本のTELEPOSSEの皆さん、大好き!
ジウン:日本でいろいろな舞台に立ってみたいし、機会があれば日本のテレビにも出演してみたいです。日本語の勉強のために日本のバラエティーを見ているのですが、とても面白くて(笑)。これから日本語をもっと頑張って勉強して、上手になりたいです。本当にありがとうございます。愛してる!
文・坂本ゆかり
<リリース情報>
■YOUNG POSSE デビュー1周年記念アルバム『YEAR 1 : We Still Loading』
2024年10月18日リリース
<ライブ情報>
■『YOUNG POSSE 1ST FAN CONCERT ‘THE HUNGRY TOUR - FINAL IN SEOUL’』
開催日時:2024年11月29日(金) 20:00〜(KST)
開催場所:韓国・ソウル/YES24 WANDERLOCH HALL
平均年齢17歳。最年少のハン・ジウンは15歳になったばかりの若さでありながら、5人のラップのスキルは相当なもの。全員が作詞も手がけている。10月18日にはデビュー1周年記念アルバム『Year 1 : We Still Loading』をリリースし、11月29日にはソウルでの初ファンコンサート『YOUNG POSSE 1ST FAN CONCERT ‘THE HUNGRY TOUR - FINAL IN SEOUL’』を開催するという大注目のYOUNG POSSEとはどんなグループなのかをメンバーに語ってもらった。
■ありのままの正直な姿と感性を見せる YOUNG POSSEだけの確固たる世界観
――YOUNG POSSEが他のガールズグループと異なる点は、どんなところだと思いますか。
ジウン(JIEUN):それぞれの声とキャラクターがはっきりしているところでしょうか。そして、ヒップホップというジャンルを利用するのではなく、その文化と音楽をリスペクトしてどっぷり浸かっていることころが他のグループと異なる点だと思います。
ヨンジョン(YEONJUNG):自分たちの話を曲にたくさん溶け込ませることができる、というのもYOUNG POSSEの長所です。特別な出来事ではなく、私たちの1日1日を最大限に音楽にも盛り込もうとしています。言葉ですべてを説明するのが難しいのですが、ステージの最初の観客が私たちだと考えて、私たちが楽しめるステージ作りをしているので、そういった点をユニークに感じていただけるのだと思います。
ジアナ(JIANA):メンバーみんなが積極的に作詞に参加しているので、自然と自分たちのキャラクターや好みが歌詞に反映されているんです。私たちのミュージックビデオ(MV)をご覧になるときは、字幕で日本語を選択していただくと翻訳された歌詞が見られますよ。
ドウン(DOEUN):YOUNG POSSEにとって、YOUNG POSSEだけの確固たる世界観があるというのが、最も重要なんです。それは大人によって作られたものではなく、5人の化学反応が入り混じって自然と出来上がったものであるところが大きいと思います。
――YOUNG POSSEらしさを作り出している、YOUNG POSSEのヒップホップの魅力はどんなところにあるのでしょう。
ドウン:グループ名にもある「YOUNG」というのは、その大きな要素のひとつだと思います。単に年齢が若いというだけではなく、ポジティブで楽しそうな5人の少女の生み出すはじけるエネルギーは、まさに「YOUNG」の象徴。自分たちの言葉でそれが表現できるのが、YOUNG POSSEのヒップホップなんだと思います。
ソンへ:うん、私たちが最も上手にできるジャンルだしね。私たちのチームのヒップホップの魅力は「自然さ」だと考えています。決められたように動くのではなく、ヒップホップだからこそ、その時の感情や状況に合わせて気持ちを思う存分表現できる。「自然」でいられるんです。
ヨンジョン:私は、「ヒップホップ=正直さ」だと思うんです。初めて作詞を習った時から、「カッコつけたり、作り話は書かないで!」と言われてきました。その教えを守って、歌詞を書いています。
――ラップだからこそ、ありのままの自分たちのことを語れるんですね。歌詞は、どうやって作っているのですか。
ソンへ:私はまず単語を羅列して、そこから組み立てていきます。でもその物語を想像に頼ると、上手く書けないんです。リアルな話じゃないとダメ。だから歌詞を書くときに一番大切にしているのは、「恥ずかしくても正直に書こう!」ということです。
ヨンジョン:私も自分が感じていることを盛り込んでいます。ささやかな日常からインスピレーションを受けることが多いですね。それを多くの方々が共感できるストーリーにしつつ、私だけのカラーが出せるように努力しています。
ジウン:歌詞のヒントを思いついたら、忘れないようにすぐにスマホにメモしています。そして必要な時に、倉庫から物を取り出す感じで言葉を探しています。ヒップホップにおいての歌詞とは、日記を書くことと似ているんじゃないかな。
ドウン:私は意識の流れのまま、私の頭の中にあるものを吐き出している感じ(笑)。
ジアナ:私は、テーマを決めるのに一番時間がかかりますね。頭の中で、本当にたくさんの格闘が行われて……(笑)。最近は、ライム(韻)を合わせるのにハマっています。思っていたより難しいのですが、国内外の名曲を聴きながら勉強しているので少しずつ上手になってきたかな。
――目標にしている人や、これまで影響を受けた人がいれば教えてください。
ソンへ:私にはかなり年上の姉がいます。いつも平常心を保って、するべきことを実行する忍耐力とやり抜く力があるので、私もそういった部分を学んでいきたいと思っています。
ヨンジョン:私の憧れはモデルのデヴォン青木さん。独特の雰囲気を持っていて、彼女が演技するときに漂う感じが本当に魅力的なんです。練習生になってヒップホップを始めてからは、ドージャ・キャットさんやアイス・スパイスさんの曲を聴くようになり、「ラッパーをロールモデルにしたい」と思うようになりました。
ジアナ:練習生になる前からアリアナ・グランデさんの曲が大好きでよく聴いていました。彼女のしっとりとした訴求力のあるボーカルを見習いたいです。
ドウン:最近は毎日のように韓国のシンガー・ソングライター、SIONさんの曲を聴いています。プロデューシングと音色が素敵で、私も聴いてくださる方に慰めや感動を与えられるアーティストになりたいと考えています。
ジウン:韓国のR&B歌手、BIBIさんのファンです。いろいろなジャンルの音楽を、いつも自分なりの「カッコよさ」に解釈して見せてくれます。私が目標とする「カッコよさ」にもっとも近い方だと思っています。
■ヒップホップ×アイドル 日本公演で大きく成長した5人からのメッセージ
――ヒップホップスピリットのあふれた皆さんが、アイドルを目指したきっかけを教えてください。
ソンへ:学生時代からいろいろなアーティストに憧れて、自然と「私もステージに立ってみたい!」と思うようになりました。初めて小さなステージに上がって、人々の前に立ったときに、その想いがさらに大きくなりました。オーディエンスの反応を全身で感じる刺激と、ドーパミンの中毒でここまでたどりついた気がします。
ヨンジョン:私は幼いころから恥ずかしがり屋で、あまり話さない静かな子でした。それを心配した母が、近所のダンススクールに通わせたんです。最初は恥ずかしくて行くのがイヤだったのに、どんどんダンスが楽しくなって、「私はダンスを踊らないといけない人なんだ」と気付きました。そんな気持ちが芽生えたとき、踊っているところをスカウトされて練習生になったんです。
ジアナ:昔から歌とダンスが好きで、漠然とアーティストを夢見るようになりました。デビューして、ファンの方々に出会って、さまざまな感情が生まれたことで、改めてこの仕事の魅力を感じました。いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげで、本当に幸せです。感謝しています。
ドウン:子どものころから、ダンスをしたり歌ったりすることが大好きでした。中学2年生のある日、オーディションに合格。YOUNG POSSEには最後に合流したので、みんなよりトレーニング期間は短いのが残念なのですが、今はそれも運命かもしれないと思うようになりました。
ジウン:幼いころからダンスを踊るのが本当に好きで、ステージに立つことを夢見てきました。「どうすればできるか」と悩んだ結果がアイドルでした。
――そんな5人が集まって、YOUNG POSSEが生まれたんですね。初の日本公演は、今年の夏にお台場で行われた『XD World Music Festival』でした。
ドウン:デビュー前に、(広告モデルを務めた)ムラサキスポーツの撮影で日本に行ったことがあったのですが、その時も楽しい思い出ばかりだったけれど、デビューの夢を叶えた後に、フェスティバルに招待されて日本にまた来ることができたのは、すごくうれしかったです。せっかく招いてくださったのだから、誰にもできない素敵なパフォーマンスをお見せするために一生懸命練習しました。これからも、もっといろいろな都市で公演をして、私たちの音楽を知ってもらえたらうれしいです。
ジアナ:そう、公演は初めてだったので、本当にたくさん準備したし、たくさんドキドキもしました(笑)。フェスティバルにいらっしゃった方々のマナーが本当に素晴らしくて、あたたかでよい公演になりました。待ちに待った日本初公演が大型フェスティバルというのはうれしすぎるし、忘れられない真夏の思い出になりました。
ヨンジョン:私は個人的に、愛すべきキティちゃんの故郷でYOUNG POSSEとして公演ができて、うれしかったです(笑)。日本のTELEPOSSE(YOUNG POSSEファンの呼称)にもお会いできて、ステージを通して交流ができて本当に幸せでした。デビュー前から一生懸命日本語の勉強をしていて、この公演のために日本語の先生に流行りの表現も習って行ったんです(笑)。足りない部分はたくさんありましたが、会場に来てくださった方々と日本語で会話できて誇らしかったです! そして、最前列でYOUNG POSSEのネームカードを持って大きな声でファンコールを叫んでくださった方、お元気ですか? また来てくださいね。
ジウン:会場のデコレーションが、すごく素敵だったんです! 私は日本のアニメを見て育ったので、アニメの世界に入った感じがしました(笑)。私たちのステージではオーディエンスの皆さんが熱い応援をしてくださって、ありがたかったです。おかげで私たちも、ステージをとても楽しくできました。
――今年8月には3rdEP『ATE THAT』をリリースしました。タイトル曲には「YOUNG POSSEがK-POPシーンを掌握する」という抱負が歌詞に盛り込まれていますが、反響はいかがでしたか?
ジアナ:「ダンスの実力が成長した」という声をいただきました。ジャケット撮影のときも「表情が自然になった」と褒めていただきました。
ドウン:「ATE THAT」の振り付けが思ったより大変で、最初は「上手くできるかな?」ととても心配でした。前回のアルバム『XXL』の振り付けの方がはるかに簡単に感じられたんです。次のアルバムの時は「ATE THAT」の振り付けが簡単に感じられるようになれるかも、と考えています。それからもう一つ、ファンの方にキリンのぬいぐるみをプレゼントしてもらいました。デビューしてからずっとキリンキャラを主張していたことが認められたようで、胸がいっぱいになりました。
ジウン:今回はファンの方々と近くで会える機会が多く、皆さんの愛がよく感じられてとてもありがたかったです。京セラドーム大阪で行われた『THE FACT MUSIC AWARD(TMA)』のステージに立つこともできましたし、ソウルで開催された『2024 K-World Dream Awards』では、aespa先輩と一緒に「ベストミュージックビデオ賞」を受賞してとても光栄でした。
ソンヘ:今回の活動で多くのファンの方々に会えてとても幸せでした。「ATE THAT」はこれから私たちがずっと持ち続けていく心構えだと思います。「YES, I ATE THAT!」
――イベントでのステージだけでなく、早くYOUNG POSSEの単独公演も見てみたいです。最後にこれからの日本活動への抱負と、日本のファンへのメッセージをお願いします。
ソンへ:日本語の勉強を根気よく続けて、日本のファンの方々ともっと深い会話を交わしてみたいです。そして日本で正式デビューして、いつか単独コンサートができたらうれしいです! (日本語で)会いたいです。大好きだよ!
ヨンジョン:これからも何度も日本を訪れて、ライブしたいです。そして、日本ツアーも! そのためにも、日本語をもっと熱心に勉強しなければ(笑)。素敵なステージをたくさん準備して、また戻ってきますね! 日本のTELEPOSSE! いつも力になってくれて本当にありがとうございます。今度、一緒にメロンパンを食べに行きましょう! 東京で食べたのですがとても美味しくて、テリちゃんたち(TELEPOSSE)を思い出しました。美味しいものをたくさん食べて、幸せな毎日を過ごせるように祈っています。愛してます、大好き!
ジアナ:早く、日本語のアルバムを出したいです! 言葉の壁を乗り越えるためにも、YOUNG POSSEの曲を日本語で歌ってお届けしたくて。日本語の歌詞と韓国語の歌詞が混ざっている歌をリリースするのもいいかもしれないですね(笑)。いつも応援してくださるテリたち、ありがとう ダイスキ! またすぐに会えたらうれしいです!
ドウン:日本語の勉強も頑張って、また公演しに来たいです。今はまだ足りない部分が多いですが、素敵な経験を通じてもっと実力を積んで、いつか日本デビューもしたいです。これから、もっとたくさん会いましょう。日本のTELEPOSSEの皆さん、大好き!
ジウン:日本でいろいろな舞台に立ってみたいし、機会があれば日本のテレビにも出演してみたいです。日本語の勉強のために日本のバラエティーを見ているのですが、とても面白くて(笑)。これから日本語をもっと頑張って勉強して、上手になりたいです。本当にありがとうございます。愛してる!
文・坂本ゆかり
<リリース情報>
■YOUNG POSSE デビュー1周年記念アルバム『YEAR 1 : We Still Loading』
2024年10月18日リリース
<ライブ情報>
■『YOUNG POSSE 1ST FAN CONCERT ‘THE HUNGRY TOUR - FINAL IN SEOUL’』
開催日時:2024年11月29日(金) 20:00〜(KST)
開催場所:韓国・ソウル/YES24 WANDERLOCH HALL
2024/11/13





