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杉山清貴「きのうやっとオメガトライブが歌えるようになった」 バンド40周年で迎える“フィナーレ”

 昨年デビュー40周年を迎えたバンド・杉山清貴&オメガトライブが、3月9日から“ファイナル”と銘打った全国ツアー『杉山清貴&オメガトライブ〜FIRST FINALE TOUR 2024〜“LIVE EMOTION”』をスタートさせる。それに先立って28日、杉山清貴(Vo)が報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

バンド40周年について心境を明かした杉山清貴 (C)ORICON NewS inc.

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 杉山清貴&オメガトライブは、プロデューサーの藤田浩一氏、作曲家の林哲司氏、和泉常寛氏、アレンジャーの新川博氏らが顔をそろえる音楽プロジェクトとして、1983年4月21日にシングル「SUMMER SUSPICION」でデビュー。「ガラスのPALM TREE」「ふたりの夏物語」といったヒット曲を世に放ちながらも、1985年12月、デビューからわずか2年半にして解散した。

『杉山清貴&オメガトライブ〜FIRST FINALE TOUR 2024〜“LIVE EMOTION”』ツアー前合同取材に出席した杉山清貴 (C)ORICON NewS inc.

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 2004年2月の再結成以降、18年には日比谷野外大音楽堂でデビュー35周年記念のライブを行い、19年には12会場13公演の全国ツアーを展開した。しかし杉山は、「当時はまだみんなの気持ちがついていっていなかったんです。そのままツアーをまわって、だんだんと自覚が出てきたと言いますか。ツアーが終わる頃になってやっと、みんな顔のむくみが取れてシュッとしていましたね(笑)」と振り返った。

『杉山清貴&オメガトライブ〜FIRST FINALE TOUR 2024〜“LIVE EMOTION”』ツアー前合同取材に出席した杉山清貴 (C)ORICON NewS inc.

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 今回のツアーは「『2023年の40周年はもう絶対ツアーをまわろうぜ』と、結構前から企画していた」というが、「ドラムの廣石惠一が当時いろいろと立て込んでいて、スケジュールがなかなか取れなかったんです。それで、僕らは4月21日がデビューだから『翌年の4月21日まではまだ40周年だよね』って(笑)」と、今年3月からの開催を決めた。

 しかし今月22日、同バンドは廣石の体調不良を発表。ツアーには小川幸夫が参加することになった。杉山は「廣石のスケジュールに合わせてツアーを組んだのに、その廣石が体調不良になりやがって(笑)。本当にあの野郎!」と冗談っぽく笑いつつ、昨年11月に行われた林哲司氏の作曲活動50周年記念コンサート『ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』を回顧。「あのときの廣石のドラムは最高によかった。当時も体調が悪いと言っていたんですけど、もうバッチリじゃないかって」と言い、だからこそ「あいつ自身も悔しがっているし、みんな悔しいですよ。完全体でまわりたかった」と肩を落とした。

 「ツアー途中に廣石さんが合流する可能性は?」と問われると、「そう簡単なツアーではないので、今回はないですね」と断言。オメガトライブ名義の楽曲は、歌唱面だけをとっても「特にシングル曲は何でこんなにキーが高いんだと思うくらい高い。一切気が抜けないライブですね」と苦笑してしまうほど、高度なスキルとアンサンブルの連帯感が求められるという。

『杉山清貴&オメガトライブ〜FIRST FINALE TOUR 2024〜“LIVE EMOTION”』ツアー前合同取材に出席した杉山清貴 (C)ORICON NewS inc.

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 歌声についても「声は出せるんだけど、オメガの声になるまで時間がかかる。今回もそうです。きのうやっとオメガトライブが歌えるようになった。6日目のリハだったんですけど、ようやくオメガが歌える声になったんです」と言い、再び苦笑。結果、「まさに今やるべきツアーだと思いますし、気持ち的には今しかできない」と感じたそうで、「今回のツアーをファイナルと名付けました。年齢的に、これ以上オメガを歌うのはもうしんどくなってきますから」と明かした。

 一方で、オメガトライブの曲は「林さんがゼロから作り上げて、完全に出来上がっている」からこそ「その中でキッチリと歌わないとガラッと変わってしまう」とも語り、「このメンバーで演奏すると、自由に動けない。オメガトライブの“しがらみ”にちゃんと収まる」という“らしい”表現で、リハーサルで得た手応えも伝える。

『杉山清貴&オメガトライブ〜FIRST FINALE TOUR 2024〜“LIVE EMOTION”』ツアー前合同取材に出席した杉山清貴 (C)ORICON NewS inc.

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 そして、ラストアルバム『FIRST FINALE』を冠した本ツアーでは、セットリスト以外にも注目点を作るつもりだと言い、「昔から聞いてくれている人たちには、とにかく当時を懐かしんでもらえるように。若い人が来てくれるなら、『この時代はこんなことをやっていたんだ』というふうに楽しんでもらえたら。ちゃんと伝えますよ。『あなたのお父さんお母さん世代はこれで青春を送っていたんですよ』『当時の日本にはこんな素敵な音楽があったんですよ』って」と意気込んだ。

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  1. 1. 杉山清貴「きのうやっとオメガトライブが歌えるようになった」 バンド40周年で迎える“フィナーレ”
  2. 2. 杉山清貴、オメガトライブ時代は「学びの時期」 ネオシティポップに賛辞「懐古主義では面白くない」
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