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King & Princeの2023年は「激動の年」…歩んできた道のり、5人で辿り着いたドーム「僕たちの思い出がちゃんと作品として形に」【オリコン年間】

 「オリコン年間ランキング 2023」で、「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」で自身初の1位を獲得したKing & Prince。期間内売上金額は218.6億円にも及び、「作品別売上部門」でも4冠を達成した。記録だけを見ると順風満帆に見えながら、この2023年は5人から2人体制になるなど、「激動の年」でもあった。永瀬廉高橋海人(高ははしごだか)が、そんな1年を振り返る。

「オリコン年間ランキング 2023」の「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」で自身初の1位を獲得したKing & Prince

「オリコン年間ランキング 2023」の「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」で自身初の1位を獲得したKing & Prince

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■2023年は「激動の年」、ベスト盤には「5年間、自分たちで歩んできた道のりが詰まっている」

――まずは受賞の感想をお願いします。

永瀬廉 「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」という光栄な賞を、上半期に続きいただくことができました。僕たちが1位を獲らせていただけたということで、もうめちゃめちゃ嬉しいですし、とても光栄で、身が引き締まる思いです。感謝の気持ちでいっぱいです。

高橋海人 今年は激動の年になりましたけど、その中でファンのみなさんからの愛情でこういった賞を形でいただけて、すごく嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです。

――「作品別売上数部門」では、シングル「Life goes on / We are young」が、上半期に続き、年間シングルランキング1位を獲得。ご自身としては、昨年の「ツキヨミ / 彩り」に続き、2年連続の年間シングルランキング1位、また2年連続での期間内売上ミリオン達成となります。「Life goes on / We are young」はどのような楽曲でしょうか。

永瀬廉 僕たちが表現して伝えたいことや思いをしっかりと詰め込んだ2曲です。「We are young」のほうは、どんな自分も肯定をしてくれて、優しく背中を押すような楽曲になっています。そして「Life goes on」は、僕が出演させていただいたドラマ(『夕暮れに、手をつなぐ』TBS系)のエンディング曲で、“なるようになるさ”という気楽さが魅力の曲です。振り付けも可愛いですし、僕にとっても個人的に思い入れがあるそのシングルがこのような素晴らしい結果につながったことは、とても嬉しく思います。

――「オリコン年間ランキング 作品別売上数部門」の「アルバムランキング」では、『Mr.5』が、同じく上半期に続き1位を獲得。デビュー曲「シンデレラガール」からの歴代シングル作品や新曲も収録された初のベストアルバムですが、本作はKing & Princeにとってどのような作品でしょうか。

高橋海人 僕らが5年間、しっかりと自分たちで歩んできた道のりが詰まっています。みなさんが、5年という歴史の中のどういったタイミングでファンになってくれたかはそれぞれだと思うんですけど、昔から応援してくれたファンの方はもちろん、最近ファンになってくれた方たちに対しても、King & Princeの歩んできた歴史を振り返って楽しんでもらえるような、そんなアルバムになっています。

■5人で辿り着いたドーム、「僕たちの思い出がちゃんと作品として形に」

――「オリコン年間ランキング 作品別売上数部門」の「DVDランキング」では、『King & Prince First DOME TOUR 2022 〜Mr.〜』が、こちらも上半期に続き1位を獲得しました。初ドームツアーの映像化作品ですが、改めて感想をお聞かせください。

永瀬廉 やっぱりデビューしたからには、ドームはいつか立ちたいと思っていた舞台ではあるので…。5人で辿り着いたドームということ、そして初めてという経験は1回しかないので、それが映像化されて、僕たちの思い出がちゃんと作品として形になりました。当時のことは今でも鮮明に覚えているぐらい、僕にとっては大切な公演でした。みなさんにとってもそうだったから、こういった賞につながったんじゃないかと思うと、とても感慨深いです。やっぱりファンの方からしたら、「誰々のこの表情が好き」って絶対あると思うので。その部分、その瞬間が訪れるとすぐに巻き戻し、何回でも手軽に見れちゃうっていうところは、映像作品ならではです。みんな、そういう楽しみ方をしてくれているのかなぁ、なんて考えながら、作品にしてお届けしました!

――今年はシングル3作品に、アルバム2作品、映像2作品をリリース。さらに7月には初のファンミーティングが行われ、最新アルバム『ピース』を引っ提げたツアーを終えたばかり。今年の音楽活動を振り返って、いかがでしょうか。

高橋海人 2023年は本当にめまぐるしいスピードで走ってきて、あっという間でした。2人体制になりましたけど、ファンのみんなが笑顔でライブも楽しんでくれているっていう、そういう姿を間近で見る機会がたくさんありました。ライブも、ファンミーティングもあって、ファンのみなさんに対して心強さと感謝の気持ちを強く感じていました。音楽に関しても、(8月に発売した)アルバム『ピース』は、自分たちの乗せるメッセージの強さみたいなものが結構強く出た1枚になったので、アーティストとしての成長も、すごく感じた年だったと思います。

■2人体制になったKing & Prince、「お互いが向き合う時間が本当に増えた」

――そんな今年を漢字一文字で表すと?

永瀬廉 “高”いですかね…(高ははしごだか)。

高橋海人 高橋の高い?

永瀬廉 そう、はしごだかの”高”い。

高橋海人 俺の苗字の方?

永瀬廉 そうです! 何よりも、やっぱりこの形になって、今年は(高橋)海人と向き合うというか、一緒にいる時間もそうだし、すごく深いところまで繋がったなっていう感触があって。この体制になって、活動全部で海人と向き合う時間が本当に増えたので、今年の漢字というか、今年はもうほぼ海人と言ってもいいぐらい。なので、“高”です。

高橋海人 本当に俺の漢字の方だったんだ! エクスペンシブのほうじゃなくて。

永瀬廉 エクスペンシブでもいいけど、よりハシゴだね(笑)。

高橋海人 嬉しいですね。自分は“右”です。左右の右。

永瀬廉 なぜ!?

高橋海人 これ見てわかる通りなんですけど、(2人の立ち位置で)右側にいることが増えて。というのも、2人になって立ち位置どうしようか、みたいな話をしたとき、廉が左利きっていうのもあって、(廉が)左にいる方がご飯とか食べる時楽だからっていうのでこの体制になったんですけど…。

永瀬廉 そうだね。

高橋海人 今では自分が左にいると違和感があるぐらい、右側にいることに安心感を覚えています。そんな発見があった2023年でした。来年も右で頑張ります!

■2024年は“初めて”への挑戦の年、「”ギネス“と”オリコン“はいっぱい欲しい」

――来年、2024年度はKing & Princeにとって、どのような年にしたいですか? プライベートでチャレンジしたいことも教えてください。

永瀬廉 今年、初めてのこと、いっぱい体験したやん?

高橋海人 たくさん、あったね〜。

永瀬廉 まだ、こんな初めてのこと体験できたんやっていう。その感覚がすごい、俺の中で楽しかった。冷静に考えたら、まだまだやってこなかったこと、先輩方も含め、やってこなかったことが、もっとできるようになったりするんじゃないかなって。ファンのみなさんと会いつつも、King & Princeとして初めてやることに挑戦したいというか。そういう意味でも大きいことをやっていきたいですね。例えば、みんなでスゴロクとか?

高橋海人 本当に言ってる?(笑)。

永瀬廉 楽しいじゃん、絶対。

高橋海人 いや、楽しいだろうけどさ。終わんないぞ!?

永瀬廉 じゃあ2000人までとか決めて。2002人でスゴロクとかさ。

高橋海人 2002人ね。俺ら含めて。

永瀬廉 ギネス(世界記録)とかにもありそうやん。そういう大きいこととかやりたいですね。

高橋海人 確かに。”ギネス“と”オリコン“はいっぱい欲しいですね。

永瀬廉 僕たち二人はギネス記録保持者(日本テレビ系『King & Princeる。』にて達成)なので。オリコンも狙いつつ、ギネスも狙いつつ。2023年は「やったことがない」という楽しさを知れた年だったので、2024年も、そういうことをいっぱいやっていきたいですね。

高橋海人 それで言うと、自分もファンのみなさんと作り上げていくっていう楽しさをすごく知った年だったと思います。ファンミーティングもそうですし…。そういったイベントみたいなのは、やっていきたいな。ここからは、より(ファンの)みんなとの団結力とか絆とかが必要になってくると思うので。みんなの人生の時間を、少しだけでももらっているわけですからね。ちゃんと爪痕残すっていうか、みんなの人生の中で、“キンプリを応援できてよかった”って思ってもらえる瞬間を1秒でも増やしていけたらなって思います。

■プライベートの目標は? 高橋海人のとんでも提案に永瀬廉が困惑

高橋海人 そして、プライベートでは左利きになりたい。

永瀬廉 来年の立ち位置変わるやん。左になるかもしれないやん。せっかく右やったのに…。

高橋海人 右左(の立ち位置を)コンプリートしたい!

永瀬廉 俺、どうすんねん。

高橋海人 廉は右側になる。

永瀬廉 やだよ! 俺、左におらせて。

高橋海人 でもちょっと(左利きは)チャレンジしたい。なんかやっぱり、左利きってアーティスト志向っていうか、左利きの人ってなんか発想が普通と違うよ、みたいなのあるでしょ。

永瀬廉 海人は、今でも全然違うから大丈夫(笑)。

高橋海人 モア変えていきたい。

永瀬廉 え、もっと?(笑)。それ以上やられると、だいぶやばい人って認識になっちゃうから(笑)。

高橋海人 2人とも左利きはちょっとね、気になるよね。

永瀬廉 なんか癖のあるグループみたいな感じになるよね。

高橋海人 右、一人ぐらいいた方がいいか。

永瀬廉 バランス的にはいいから。

高橋海人 じゃあ、やめます(笑)。

永瀬廉 はい、ありがとうございます。

■いよいよ活動7年目、「ファンの方々とたくさんの経験を積んで、一緒に成長していければ」

高橋海人 廉は?

永瀬廉 なんだろう…プライベートかぁ。

高橋海人 25歳だからね。

永瀬廉 そう、25だから…日記とかつけようかな。

高橋海人 えー! 日記、いいじゃん。

永瀬廉 いいよね。なんかその日あった出来事とかを、いっぱい書いてためておくじゃん、毎日。ふとさ、それ見ようってなった時に、書いていることによって思い出すわけやん。なんかいいよね。

高橋海人 実は、俺も(日記)書いていてさ。

永瀬廉 日記書いてるんだ!? どう、いい?

高橋海人 いいっていうか、なんていうんだろう。俺は結構マイナス思考っていうか、後ろ向き人間だから、毎日の失敗を一個ずつ書いているんだけど…。

永瀬廉 いや〜、どうなの、その日記は(笑)。

高橋海人 傾向と対策になる。

永瀬廉 受験みたいにね。

高橋海人 そうそう。だから、これを書いたからこそ、もう失敗はしないでおこうっていうね。

永瀬廉 そういうことね。仕事でもプライベートの失敗でもいいってことだよね。

高橋海人 うん、それはおすすめ。

永瀬廉 なるほどね、失敗日記…。1年経ったら365個の失敗が書かれているんだ。どういうときに見返すの?

高橋海人 ふとした時に。

永瀬廉 ふとした時に失敗、見たくないかもな(笑)。まぁ、失敗はちょっとわからないけど、内容はね、その日の気分で決めてやりたいと思います!

――最後に、作品を手に取ってくださった方、応援してくれている方たちに、メッセージをお願いします。

永瀬廉 本当に、5人の時の活動の形がこういう風に、たくさんの方々の手に届いて、そして心にも届いたってことを感じています。2人の体制になってからも、本当によりファンのみなさまの愛を受け取って、感じる機会が今年もすごくあったので、また2024年も賞をいただけるように頑張りたいです。2024年は活動7年目に入るということで、かかったエンジンのスピードを落とさず上げて、これからもたくさんの経験をファンの方々と積んで、一緒に成長していければなって思います。

高橋海人 自分たちの活動の中でも音楽活動はすごく大事にしているので、しっかりとファンのみなさんに届いて、そこに対して心を動かしていただいて、こういった結果を出せたことが、本当にこの仕事をやっている上での幸せでしかないです。これからも、みなさんの生活をちょっとでも楽しくできるような作品をどんどん作っていきたいなと思っているので、期待していて欲しいですし、一緒にいろんな思い出を楽しく作っていけたらなと思います。本当に、ありがとうございました。



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