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17歳のシンガーソングライターao、Netflixアニメ『陰陽師』エンディング主題歌

 動画配信サービス「Netflix」で11月28日より独占配信される夢枕獏の小説を初アニメ化した『陰陽師』のキービジュアルとノンクレジットエンディング映像が解禁となった。エンディング主題歌は、17歳のシンガーソングライター・ao(アオ)の「kioku」。天涯孤独で人に興味を持たないはずの安倍晴明が、お人好しな源博雅との出会いで徐々に心を開いていく様を四季の移ろいとともに美しい描いた映像に、彼女の歌声がとてもマッチしている。

Netflixシリーズ『陰陽師』11月28日独占配信開始

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 実写、舞台など幾度もメディア化されてきた小説『陰陽師』は、平安時代に実
在した陰陽師・安倍晴明と源博雅を主人公に、彼らが鬼となった人間たちと対峙する姿を描く怪奇ミステリー。

 物語の舞台は、平安の世。豊富な知識と呪術を駆使して世の中の行く末を占い、時には人々を苦しめるもののけを退治することを生業にする“陰陽師”が活躍する時代。都では人々の「憧れ」「嫉妬」「執着」といった負の感情が強まり、欲望に飲まれた人間が“鬼”へと姿を変える奇怪な事件が次々と起こっていた。情に熱く正義感の強い源博雅と、都で最も頭の切れる陰陽師の安倍晴明は彼らを“祓う”ため事件究明にのり出す。

Netflixシリーズ『陰陽師』エンディング主題歌を担当するao

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 エンディング主題歌「kioku」を歌うaoは、2022年1月にはSpotifyが選ぶ2022 年に活躍を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2022』に選出された新進気鋭の高校生シンガーソングライター。リアルな日常を独特の感性で切り取った歌詞や、重厚感のあるビートサウンド、高揚感あふれるメロディまで、才能を発揮して、若年層を中心に注目を集めている。

 「kioku」は、彼女のエモーショナルな歌声と「きっと散りゆく生命を、貴方と共に終わりたいのよ」といった切ない歌詞から、晴明と博雅の関係性の深さを感じさせる。ao は「まさか自分がNetflixでアニメED主題歌を歌うとは思ってもいなかったので、知った時は本当にうれしかったです!」と喜びの胸中を告白。さらに、「切なる人の想いの儚さや、平安の情景を曲に書きました。陰陽師に登場するさまざまなキャラクターたちの気持ちを想像しながら、『kioku』を楽しんでいただけたらと思います!」と、主題歌に込めた思いを語っている。

 人とはどこか違う空気を身にまとい、世の中の出来事に一切の興味を持たない変わり者の晴明と、そんな晴明ですら興味を持ってしまうほどに熱く人情深い博雅。何もかもが正反対な2人はぶつかり合いながらも次第に距離を縮めていき、鬼の謎に迫っていく。原作の世界観をもとにオリジナルエピソードを加え、これまでになかった“平安凸凹バディ”の物語に期待したい。

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