歌手の研ナオコ(70)が19日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで『デビュー53周年記念ファイナルコンサート〜すっぴん人生70歳〜みなさんお世話になりました』を開催した。
本来であれば50周年を迎えた2020年に開催される予定だった同コンサート。研は開演に先がけ、「67歳で迎えるはずの50周年がコロナ禍で延期になり、今回は少々中途半端ですが、53周年を迎えてのコンサートとなりました」とコメントし、「お世話になっているみなさま、なんと言ってもファンのみなさまに改めて感謝の気持ちをお届けできればと思っています」と意気込んだ。
公演名の“ファイナル”については、「今年は70歳ということもあり、あと何年できるかわかりませんが、毎回これが最後というつもりでやっております。ですので、『ファイナルコンサート』というタイトルにさせていただきました」とし、「この歳になってもステージに立てること、そしてお客様に来ていただけることに感謝しています。まだまだやり残したことがあるので、がんばります!」と力強く伝えていた。
■“憧れ”から“盟友”へ… しっかりと歌に乗せた中島みゆきへの思い
コンサートは中島みゆきのカバー「りばいばる」でスタート。真紅のドレス姿で登場した研がアカペラでメロディーを紡ぎ、そこに哀愁漂うアコギのアルペジオやバイオリンが折り重なるという荘厳な幕開けとなった。
研は開口一番に「吉永小百合です。どこからどう見ても吉永小百合です。すみません、そうでも思わないとやっていられない」とあいさつし、会場の笑いを誘う。その後も「遠いところからも来ていただいて本当に申し訳ない。途中でくたびれたら寝てください」などと“舌好調”っぷりをアピール。
しかし「久しぶりに緊張しています(笑)」と心境も素直に伝え、「きょうは長く感じる方、短く感じる方、いろいろなことを感じる方がいらっしゃると思いますけれども、どうぞゆっくり遊んでいってください」とほほえんだ。
自身の53年の歌手生活において最初に憧れた歌い手として中島みゆきを挙げ、「アザミ嬢のララバイ」「わかれうた」「時代」といったカバー曲を披露していった。
■田原俊彦、梅沢富美男、小椋佳、宇崎竜童…豪華ゲストと繰り広げた祝宴
サプライズで田原俊彦が登場し、研は涙ながらに「夏ざかりほの字組」をデュエット。そこからゲストパートへと移行し、シングル「Tokyo見返り美人」の歌唱後には俳優の梅沢富美男が登場した。梅沢は「すばらしい!53周年という中途半端なコンサートを田原俊彦様、小椋佳様、宇崎竜童といった方々が祝い、これだけのお客様がいらっしゃっている。感服いたしております!」と平身低頭の姿勢で笑いも取る。
梅沢とは今年6月から行われた「梅沢富美男劇団」特別公演で共演し、12月にも『梅沢富美男&研ナオコ “アッ!とおどろく夢芝居”』の開催が予定されているが、梅沢は「チケットもご好評いただいているようで、これもひとえに研ナオコ様のおかげ!」とヨイショ。その後“司会”を自称しながら研の最新作と物販などをPRし、さらに次曲「別れの朝」の前口上までしっかりと務め上げた。
研は「明日から舞台のおけいこのはず。こんなところに来ている場合じゃないのに、リハーサルから来ていた」「呼んでいないのに出ると言いだした。それでシークレットゲストとして来てもらうことになったんですけど、SNSで『シークレットゲストで出演します』って言っていた」とこぼしつつ、感謝を伝えた。
その後。83年のシングル「泣かせて」を手がけた小椋佳、75年のシングル「愚図」を作曲した宇崎竜童と共演し、それぞれの楽曲も披露。さらに、2人と各楽曲の制作時を軽妙なトークで振り返り、小椋とは「愛燦燦」、宇崎とは「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」もパフォーマンスした。
■「年なんて考えているヒマはない」 衰え知らずの歌声が伝える未来への野望
コンサートの終盤では、銀色のきらびやかなドレスを身にまとい、自身の代表曲「夏をあきらめて」「あばよ」といった楽曲を披露した。「いろいろな人に曲を作っていただいて、研ナオコは歌手なんだというイメージを作っていただいた」と感謝。「本当にすごい方々に来ていただきました。全員70代です」と言って笑いを誘いつつ、「強いぞ、70代。まだまだやりたいことがたくさんあるんですよ。だから、年なんて考えているヒマはない」と力強く語った。
そして、客席に向けて「みなさんもとにかく健康に気をつけて、楽しく生きてください。私もそうしますから」と笑顔で伝え「かもめはかもめ」を届けた。アンコールは「糸」「悲しい女」「LA-LA-LA」の3曲。終始笑顔絶やさず、衰え知らずの伸びやかな歌声でコンサートを締めくくった。
研は1953年7月7日生まれ、静岡県出身。71年に「大都会のやさぐれ女」で東宝レコードの第1号歌手としてデビューし、76年にはNHK『紅白歌合戦』に初出場した。歌手業に加え、俳優、バラエティータレントとしても活躍。近年では、20年にYouTubeで公開したメイク動画が話題となった。
■『デビュー53周年記念ファイナルコンサート〜すっぴん人生70歳〜みなさんお世話になりました』セットリスト
01. りばいばる
02. アザミ嬢のララバイ
03. わかれうた
04. 夏ざかりほの字組
05. 時代
06. Tokyo見返り美人
07. 別れの朝
08. 泣かせて
09. 愛燦燦
10. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
11. 愚図
12. 夏をあきらめて
13. あばよ
14. かもめはかもめ
En1. 糸
En2. 悲しい女
En3. LA-LA-LA
本来であれば50周年を迎えた2020年に開催される予定だった同コンサート。研は開演に先がけ、「67歳で迎えるはずの50周年がコロナ禍で延期になり、今回は少々中途半端ですが、53周年を迎えてのコンサートとなりました」とコメントし、「お世話になっているみなさま、なんと言ってもファンのみなさまに改めて感謝の気持ちをお届けできればと思っています」と意気込んだ。
公演名の“ファイナル”については、「今年は70歳ということもあり、あと何年できるかわかりませんが、毎回これが最後というつもりでやっております。ですので、『ファイナルコンサート』というタイトルにさせていただきました」とし、「この歳になってもステージに立てること、そしてお客様に来ていただけることに感謝しています。まだまだやり残したことがあるので、がんばります!」と力強く伝えていた。
コンサートは中島みゆきのカバー「りばいばる」でスタート。真紅のドレス姿で登場した研がアカペラでメロディーを紡ぎ、そこに哀愁漂うアコギのアルペジオやバイオリンが折り重なるという荘厳な幕開けとなった。
研は開口一番に「吉永小百合です。どこからどう見ても吉永小百合です。すみません、そうでも思わないとやっていられない」とあいさつし、会場の笑いを誘う。その後も「遠いところからも来ていただいて本当に申し訳ない。途中でくたびれたら寝てください」などと“舌好調”っぷりをアピール。
しかし「久しぶりに緊張しています(笑)」と心境も素直に伝え、「きょうは長く感じる方、短く感じる方、いろいろなことを感じる方がいらっしゃると思いますけれども、どうぞゆっくり遊んでいってください」とほほえんだ。
自身の53年の歌手生活において最初に憧れた歌い手として中島みゆきを挙げ、「アザミ嬢のララバイ」「わかれうた」「時代」といったカバー曲を披露していった。
■田原俊彦、梅沢富美男、小椋佳、宇崎竜童…豪華ゲストと繰り広げた祝宴
サプライズで田原俊彦が登場し、研は涙ながらに「夏ざかりほの字組」をデュエット。そこからゲストパートへと移行し、シングル「Tokyo見返り美人」の歌唱後には俳優の梅沢富美男が登場した。梅沢は「すばらしい!53周年という中途半端なコンサートを田原俊彦様、小椋佳様、宇崎竜童といった方々が祝い、これだけのお客様がいらっしゃっている。感服いたしております!」と平身低頭の姿勢で笑いも取る。
梅沢とは今年6月から行われた「梅沢富美男劇団」特別公演で共演し、12月にも『梅沢富美男&研ナオコ “アッ!とおどろく夢芝居”』の開催が予定されているが、梅沢は「チケットもご好評いただいているようで、これもひとえに研ナオコ様のおかげ!」とヨイショ。その後“司会”を自称しながら研の最新作と物販などをPRし、さらに次曲「別れの朝」の前口上までしっかりと務め上げた。
研は「明日から舞台のおけいこのはず。こんなところに来ている場合じゃないのに、リハーサルから来ていた」「呼んでいないのに出ると言いだした。それでシークレットゲストとして来てもらうことになったんですけど、SNSで『シークレットゲストで出演します』って言っていた」とこぼしつつ、感謝を伝えた。
その後。83年のシングル「泣かせて」を手がけた小椋佳、75年のシングル「愚図」を作曲した宇崎竜童と共演し、それぞれの楽曲も披露。さらに、2人と各楽曲の制作時を軽妙なトークで振り返り、小椋とは「愛燦燦」、宇崎とは「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」もパフォーマンスした。
■「年なんて考えているヒマはない」 衰え知らずの歌声が伝える未来への野望
コンサートの終盤では、銀色のきらびやかなドレスを身にまとい、自身の代表曲「夏をあきらめて」「あばよ」といった楽曲を披露した。「いろいろな人に曲を作っていただいて、研ナオコは歌手なんだというイメージを作っていただいた」と感謝。「本当にすごい方々に来ていただきました。全員70代です」と言って笑いを誘いつつ、「強いぞ、70代。まだまだやりたいことがたくさんあるんですよ。だから、年なんて考えているヒマはない」と力強く語った。
そして、客席に向けて「みなさんもとにかく健康に気をつけて、楽しく生きてください。私もそうしますから」と笑顔で伝え「かもめはかもめ」を届けた。アンコールは「糸」「悲しい女」「LA-LA-LA」の3曲。終始笑顔絶やさず、衰え知らずの伸びやかな歌声でコンサートを締めくくった。
研は1953年7月7日生まれ、静岡県出身。71年に「大都会のやさぐれ女」で東宝レコードの第1号歌手としてデビューし、76年にはNHK『紅白歌合戦』に初出場した。歌手業に加え、俳優、バラエティータレントとしても活躍。近年では、20年にYouTubeで公開したメイク動画が話題となった。
■『デビュー53周年記念ファイナルコンサート〜すっぴん人生70歳〜みなさんお世話になりました』セットリスト
01. りばいばる
02. アザミ嬢のララバイ
03. わかれうた
04. 夏ざかりほの字組
05. 時代
06. Tokyo見返り美人
07. 別れの朝
08. 泣かせて
09. 愛燦燦
10. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
11. 愚図
12. 夏をあきらめて
13. あばよ
14. かもめはかもめ
En1. 糸
En2. 悲しい女
En3. LA-LA-LA
2023/10/19

