モデルの椎名ひかり、AIKATSU☆STARS!の藤城リエらで結成された5人組ロックバンド・KILLT MELT LAND(キルトメルトランド)が6日、東京・渋谷チェルシーホテルでデビューライブ『KILLT MELT LAND DEBUT SHOWCASE』を開催した。
メンバー5人のSNS総フォロワー数は711万を超すKILLT MELT LANDのツインボーカルは、“ぴかりん”こと椎名ひかりと、アニメ『アイカツ!』『アイカツスターズ!』の楽曲歌唱グループ・AIKATSU☆STARS!のメンバーで、モデル、作詞家としても活動する藤城リエ。バンドでは、椎名はP-SAMA、藤城はRIE名義で活動している。
ギターは、無期限活動休止中のバンド「エルフリーデ」のギタリストで、グラビア、コスプレイヤーとしても活動するRyO(山吹りょう)。ベースは、タトゥーアーティストとしても活動するMRKM(ムラカミ)。ドラムは、グラフィックデザイナーやイラストレーターとしての顔も持つYanoMe(やのめ)が担当する。
■圧倒的な熱量とともに届けられた記念すべき“第一声”
この日のライブはデビュー曲「リライト」で開幕。2000年代以降のラウドロックシーンを踏襲した変幻自在な同曲によって、超満員の会場の熱気は冒頭から最高潮に。ハンズアップ、クラップ、声援…と各々の方法で感情を爆発させる観客に向け、P-SAMAとRIEは「KILLT MELT LANDです!よろしくお願いします!」と高らかな“第一声”を上げた。
メンバー紹介の後、自身らの興奮度も伝える5人。昂ぶるあまりに、SNSの現状や欲しいものリスト、財布事情といった話題も飛び出し、RIEは思わず「1曲目終わりのMCで話すことじゃない!」とツッコミ。
P-SAMAは時に毒気も含んだトークを展開しながら、「まだ出来上がっていない未知の世界なので、ここにいるみんなとまだ誰も到達していない新たな景色を見て、作っていけたらと思います」と思いを伝えた。
この日の時点で公開されていた楽曲は「リライト」のみ。P-SAMAの言葉通り、2曲目以降はファンにとっても“未知の世界”となった。
■5人のスキルに裏打ちされたアンサンブルのクオリティー
その“未知の世界”では、4ビートで躍らせる「Be I Am」、ポエトリーリーディングがダークな世界観へ引き込む「Judgment」、ドヴォルザークの交響曲「新世界より」をサンプリングしたラウドナンバー「Get Crazy」と振り幅の広さも提示。
楽曲ごとに異なる表情を見せる中、YanoMeはタイトなビートでアンサンブルをけん引しつつ、繊細なハットワークや巧みなフィルインなどで彩りも加えていく。
MRKMはピック弾きを基本としながら、「Judgment」では曲中にフィンガーピッキングスタイルも採り入れる離れワザも投入。
RyOはバイト感のあるコードバッキングのほか、「Judgment」では美しいクリーントーンでのアルペジオ、「Be I Am」のソロパートではタッピングといった“魅せる”ギタープレイも次々に披露していった。
P-SAMAはグロウル、ガテラル、フライスクリームなど、楽曲やセクション、フレーズごとに異なるシャウトを繰り出す。RIEはそんなP-SAMAと対を成すように、伸びやかでクリアな歌声を届けた。
■アンコールで早くも見せたバンドの底力と進化の兆し
「どこまでもどこまでも付いて来られますか!」とあおり、エモーショナルな「Fake me out」で本編を終えた5人。アンコール前には、バンド初のタイアップや楽曲配信、次なるライブのスケジュールなど、さまざまな新情報も告知された。
アンコールではそれぞれがライブの感想を伝え、この日2度目の「Be I Am」「リライト」へ。「Be I Am」ではギターピッキングのニュアンスで歪み具合が高められ、「リライト」ではP-SAMAがホイッスルボイスを思わせるハイトーンシャウトを披露するなど、わずか数十分後の演奏にも関わらず劇的なアレンジを施した。
演奏前にRIEが口にした「私たちはさまざまな場所から集まって爆誕したわけですけど、そんな私たちだからこそ目指せるものがきっとあると信じて突き進んでいきたい」という言葉、そしてこのアンコールでのパフォーマンスが、幕間で明かされた新情報以上に今後への期待を高めた。
■『KILLT MELT LAND DEBUT SHOWCASE』セットリスト
01. SE
02. リライト
03. Be I Am
04. Judgment
05. Get Crazy
06. Fake me out
En1. Be I Am
En2. リライト
メンバー5人のSNS総フォロワー数は711万を超すKILLT MELT LANDのツインボーカルは、“ぴかりん”こと椎名ひかりと、アニメ『アイカツ!』『アイカツスターズ!』の楽曲歌唱グループ・AIKATSU☆STARS!のメンバーで、モデル、作詞家としても活動する藤城リエ。バンドでは、椎名はP-SAMA、藤城はRIE名義で活動している。
ギターは、無期限活動休止中のバンド「エルフリーデ」のギタリストで、グラビア、コスプレイヤーとしても活動するRyO(山吹りょう)。ベースは、タトゥーアーティストとしても活動するMRKM(ムラカミ)。ドラムは、グラフィックデザイナーやイラストレーターとしての顔も持つYanoMe(やのめ)が担当する。
■圧倒的な熱量とともに届けられた記念すべき“第一声”
この日のライブはデビュー曲「リライト」で開幕。2000年代以降のラウドロックシーンを踏襲した変幻自在な同曲によって、超満員の会場の熱気は冒頭から最高潮に。ハンズアップ、クラップ、声援…と各々の方法で感情を爆発させる観客に向け、P-SAMAとRIEは「KILLT MELT LANDです!よろしくお願いします!」と高らかな“第一声”を上げた。
メンバー紹介の後、自身らの興奮度も伝える5人。昂ぶるあまりに、SNSの現状や欲しいものリスト、財布事情といった話題も飛び出し、RIEは思わず「1曲目終わりのMCで話すことじゃない!」とツッコミ。
P-SAMAは時に毒気も含んだトークを展開しながら、「まだ出来上がっていない未知の世界なので、ここにいるみんなとまだ誰も到達していない新たな景色を見て、作っていけたらと思います」と思いを伝えた。
この日の時点で公開されていた楽曲は「リライト」のみ。P-SAMAの言葉通り、2曲目以降はファンにとっても“未知の世界”となった。
■5人のスキルに裏打ちされたアンサンブルのクオリティー
その“未知の世界”では、4ビートで躍らせる「Be I Am」、ポエトリーリーディングがダークな世界観へ引き込む「Judgment」、ドヴォルザークの交響曲「新世界より」をサンプリングしたラウドナンバー「Get Crazy」と振り幅の広さも提示。
楽曲ごとに異なる表情を見せる中、YanoMeはタイトなビートでアンサンブルをけん引しつつ、繊細なハットワークや巧みなフィルインなどで彩りも加えていく。
MRKMはピック弾きを基本としながら、「Judgment」では曲中にフィンガーピッキングスタイルも採り入れる離れワザも投入。
RyOはバイト感のあるコードバッキングのほか、「Judgment」では美しいクリーントーンでのアルペジオ、「Be I Am」のソロパートではタッピングといった“魅せる”ギタープレイも次々に披露していった。
P-SAMAはグロウル、ガテラル、フライスクリームなど、楽曲やセクション、フレーズごとに異なるシャウトを繰り出す。RIEはそんなP-SAMAと対を成すように、伸びやかでクリアな歌声を届けた。
■アンコールで早くも見せたバンドの底力と進化の兆し
「どこまでもどこまでも付いて来られますか!」とあおり、エモーショナルな「Fake me out」で本編を終えた5人。アンコール前には、バンド初のタイアップや楽曲配信、次なるライブのスケジュールなど、さまざまな新情報も告知された。
アンコールではそれぞれがライブの感想を伝え、この日2度目の「Be I Am」「リライト」へ。「Be I Am」ではギターピッキングのニュアンスで歪み具合が高められ、「リライト」ではP-SAMAがホイッスルボイスを思わせるハイトーンシャウトを披露するなど、わずか数十分後の演奏にも関わらず劇的なアレンジを施した。
演奏前にRIEが口にした「私たちはさまざまな場所から集まって爆誕したわけですけど、そんな私たちだからこそ目指せるものがきっとあると信じて突き進んでいきたい」という言葉、そしてこのアンコールでのパフォーマンスが、幕間で明かされた新情報以上に今後への期待を高めた。
■『KILLT MELT LAND DEBUT SHOWCASE』セットリスト
01. SE
02. リライト
03. Be I Am
04. Judgment
05. Get Crazy
06. Fake me out
En1. Be I Am
En2. リライト
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2023/10/08