7人組バンド・チェッカーズのメインボーカルとして、1983年9月21日にリリースされた「ギザギザハートの子守唄」でデビューし、40周年を迎えた歌手の藤井フミヤが、23日より全国ツアー「FUMIYA FUJII 40th Anniversary Tour」をスタートさせた。初日の愛知県芸術劇場でのライブ写真と概況が到着した。
約2300人の観客で満員となった愛知県芸術劇場では、会場に流れていたオールディーズ・ロックンロールが鳴り止むと、開演を待ち侘びるオーディエンスから一斉に歓声が上がった。スポットライトに浮かび上がった藤井は、メガネからスーツ、ナロウタイまでオールブラックのコーディネート。ドラムのカウントが刻まれ、いきなり歌い出したのは、チェッカーズの4枚目のシングル「星屑のステージ」だった。のっけからの懐かしナンバーに客席も大喜び。久しぶりの声出しOKの会場に歓声が響いた。
コンサートはバンド時代、ソロ時代と5つのブロックに分けられ、フミヤの40年のキャリアを総括した構成。チェッカーズ・ブロックの最初は作詞・売野雅勇、作編曲・芹澤廣明コンビが書いた楽曲を演奏。
会場からは「フミヤーっ!!!!」の歓声が飛びと、「久しぶりに歓声を聞いております。久しぶりのアイドル気分です(笑)。みんなが薄目で見てくれれば、まだまだ、あの頃の俺に見えるから」と照れながら応じる。改めて「昭和、平成、令和。レコード、CD、配信、サブスク…」とこれまでの40年を振り返り感無量な様子だ。チェッカーズ・ブロック後半はメンバーがソングライティングを手がけた時代の楽曲。チェッカーズ・ナンバーが惜しげもなく披露される夢のようなセットリストに、オーディエンスは沸くに沸いた。なかでもキュート・ビート・クラブ・バンド名義でリリースしたレアな楽曲「NEXT GENERATION」(1985年)が披露されるに至っては、古参のファンすら驚かせた。
「俺が40周年ということは、尚之も40周年なんだよね」と、チェッカーズでデビューした頃を振り返って、フミヤと藤井尚之の兄弟が1997年に結成したユニット・F-BLOODブロックに。「先ずは代表曲から聴いてください!」と演奏されたのは猿岩石に提供した「白い雲のように」(1996年)。尚之はサックスからアコースティック・ギターに持ち替え、ふたりで美しいハーモニーを奏でた。
フミヤをサポートするのはバンドマスターの大島賢治(ドラム)率いる4人編成バンド。大島はアルバム『大人ロック』(2016年)から作曲・編曲で関わり、ベースの山田“Anthony”サトシと共にしっかりリズムを刻んで、グルーブを引き出していく。リズム隊とギター、サックスの4人はここ数年来、行動を共にしているだけあって、フミヤからの信頼感とコンビネーションは盤石。時にはブルース・ハープやギターでバンドとのアンサンブルに加わり、時にはマイク・スタンドをぶんぶんと振り回しステージを激しく動きながら歌うフミヤを確かな演奏技術で支えていく。
続いて、フミヤのソロ・ブロックに。1992年にチェッカーズが解散すると、翌93年11月にソロデビュー・シングル「TRUE LOVE」を発表しソロ活動をスタートさせたフミヤ。このコーナーでは「Another Orion」(1996年)など、主にバラード・ナンバーを中心に構成。なかでも「DO NOT」(97年)で聴かせた透明感あるファルセット・ボイスは圧巻。広い会場の隅々まで響き渡り、オーディエンスもうっとりと聴き入っていた。
5つめのブロックは40年のオールタイム・シャッフル。このコーナーについて、フミヤは愛知県発祥のカレーハウス「CoCo壱番屋」のメニューに例え、「カツ、唐揚げ、コロッケにたまごトッピングみたいな(笑)。それぐらいお腹いっぱいになってほしい(コーナー)です!」と話す。続けて「だいたいチェッカーズの曲は、尚之のサックスの音で泣かすんだよね。俺がまだ歌う前に、尚之がおいしいとこ、持ってく」とぼやくと会場大爆笑。「このブロック、1曲目なんだと思います?あれで行くか!」と茶目っ気たっぷりに笑ったあと、「ワン!ツゥー!スリー」のカウントに続き、尚之のサックス・イントロが鳴り響く。演奏されたのはチェッカーズのデビュー・シングル「ギザギザハートの子守唄」。このブロックはアップチューン・ナンバーが間髪入れず畳み込まれ、客席の盛り上がりも最高潮に。気がつけば、アンコール終わりまで2時間20分。25曲が演奏され、40周年記念の初日公演は大盛況のうちに幕を閉じた。
同ツアーは、来年(2024年)5月26日の東京国際フォーラム公演まで、47都道府県をめぐり計60本の規模で行われる。
■主な演奏楽曲 (発表年)
ギザギザハートの子守唄(チェッカーズ/1983年)、涙のリクエスト(チェッカーズ/1984年)、星屑のステージ(チェッカーズ/1984年)、NEXT GENERATION(キュート・ビート・クラブ・バンド/1985年)、I Love you,SAYONARA(チェッカーズ/1987年)、TRUE LOVE(1993年)、Another Orion(1996年)、白い雲のように(F-BLOOD/1998年)、DO NOT(1997年)、GIRIGIRI ナイト(2016年)、ほか。
約2300人の観客で満員となった愛知県芸術劇場では、会場に流れていたオールディーズ・ロックンロールが鳴り止むと、開演を待ち侘びるオーディエンスから一斉に歓声が上がった。スポットライトに浮かび上がった藤井は、メガネからスーツ、ナロウタイまでオールブラックのコーディネート。ドラムのカウントが刻まれ、いきなり歌い出したのは、チェッカーズの4枚目のシングル「星屑のステージ」だった。のっけからの懐かしナンバーに客席も大喜び。久しぶりの声出しOKの会場に歓声が響いた。
コンサートはバンド時代、ソロ時代と5つのブロックに分けられ、フミヤの40年のキャリアを総括した構成。チェッカーズ・ブロックの最初は作詞・売野雅勇、作編曲・芹澤廣明コンビが書いた楽曲を演奏。
会場からは「フミヤーっ!!!!」の歓声が飛びと、「久しぶりに歓声を聞いております。久しぶりのアイドル気分です(笑)。みんなが薄目で見てくれれば、まだまだ、あの頃の俺に見えるから」と照れながら応じる。改めて「昭和、平成、令和。レコード、CD、配信、サブスク…」とこれまでの40年を振り返り感無量な様子だ。チェッカーズ・ブロック後半はメンバーがソングライティングを手がけた時代の楽曲。チェッカーズ・ナンバーが惜しげもなく披露される夢のようなセットリストに、オーディエンスは沸くに沸いた。なかでもキュート・ビート・クラブ・バンド名義でリリースしたレアな楽曲「NEXT GENERATION」(1985年)が披露されるに至っては、古参のファンすら驚かせた。
フミヤをサポートするのはバンドマスターの大島賢治(ドラム)率いる4人編成バンド。大島はアルバム『大人ロック』(2016年)から作曲・編曲で関わり、ベースの山田“Anthony”サトシと共にしっかりリズムを刻んで、グルーブを引き出していく。リズム隊とギター、サックスの4人はここ数年来、行動を共にしているだけあって、フミヤからの信頼感とコンビネーションは盤石。時にはブルース・ハープやギターでバンドとのアンサンブルに加わり、時にはマイク・スタンドをぶんぶんと振り回しステージを激しく動きながら歌うフミヤを確かな演奏技術で支えていく。
続いて、フミヤのソロ・ブロックに。1992年にチェッカーズが解散すると、翌93年11月にソロデビュー・シングル「TRUE LOVE」を発表しソロ活動をスタートさせたフミヤ。このコーナーでは「Another Orion」(1996年)など、主にバラード・ナンバーを中心に構成。なかでも「DO NOT」(97年)で聴かせた透明感あるファルセット・ボイスは圧巻。広い会場の隅々まで響き渡り、オーディエンスもうっとりと聴き入っていた。
5つめのブロックは40年のオールタイム・シャッフル。このコーナーについて、フミヤは愛知県発祥のカレーハウス「CoCo壱番屋」のメニューに例え、「カツ、唐揚げ、コロッケにたまごトッピングみたいな(笑)。それぐらいお腹いっぱいになってほしい(コーナー)です!」と話す。続けて「だいたいチェッカーズの曲は、尚之のサックスの音で泣かすんだよね。俺がまだ歌う前に、尚之がおいしいとこ、持ってく」とぼやくと会場大爆笑。「このブロック、1曲目なんだと思います?あれで行くか!」と茶目っ気たっぷりに笑ったあと、「ワン!ツゥー!スリー」のカウントに続き、尚之のサックス・イントロが鳴り響く。演奏されたのはチェッカーズのデビュー・シングル「ギザギザハートの子守唄」。このブロックはアップチューン・ナンバーが間髪入れず畳み込まれ、客席の盛り上がりも最高潮に。気がつけば、アンコール終わりまで2時間20分。25曲が演奏され、40周年記念の初日公演は大盛況のうちに幕を閉じた。
同ツアーは、来年(2024年)5月26日の東京国際フォーラム公演まで、47都道府県をめぐり計60本の規模で行われる。
■主な演奏楽曲 (発表年)
ギザギザハートの子守唄(チェッカーズ/1983年)、涙のリクエスト(チェッカーズ/1984年)、星屑のステージ(チェッカーズ/1984年)、NEXT GENERATION(キュート・ビート・クラブ・バンド/1985年)、I Love you,SAYONARA(チェッカーズ/1987年)、TRUE LOVE(1993年)、Another Orion(1996年)、白い雲のように(F-BLOOD/1998年)、DO NOT(1997年)、GIRIGIRI ナイト(2016年)、ほか。
2023/09/25





