アイドルグループ・乃木坂46の1期生で、昨年末にグループを卒業した齋藤飛鳥(24)が18日、東京ドームで開催された『齋藤飛鳥卒業コンサート』2days最終日をもって、2011年8月21日の加入から約11年8ヶ月の活動に正式に終止符を打った。アンコールが明けると、白を基調としたきらびやかなドレスに身を包んだ齋藤は、大粒の涙をこぼし、何度も言葉を詰まらせながら卒業スピーチを行い、ファンに乃木坂46の今後を託した。以下、スピーチ全文。
◆
皆さん、今日はありがとうございます。
今日で卒業します。私は、昨日、今日とすごく、本当に心から楽しい、幸せなライブを作ることができました。
でも、私がライブとか乃木坂46の活動を心から、余裕を持って楽しめたのは多分ちょっと遅かったんじゃないかなと思います。
今日は後輩たちもモニターを観てくれている思うので、昔の話も未来の話もしたいんですが、私は回りくどい生き方をしてきたなと、過去を振り返ると思います。
いろんなキャラクターとかも迷走したし、メンバーとかスタッフさんに頼ったり甘えたりするのもなかなかやり方がわからず。でも、なのに今、こうやって穏やかに楽しく生きれているのは、きっと、乃木坂46のみんなだったり、そこにかかわる皆さんが周りの人をすごく大事にしているからだなと思います。
恩返しという言葉があると思うですけど、私はもっと好きな言葉がありまして、“恩送り”という言葉を知ってから、この卒コンもそうだし、メンバーに対して、スタッフさんに対しても、なんとなく気持ちの整理ができたような気がしていて。恩を返すだけではなくて、どんどん送っていく、連鎖していくってすごくステキなことだなと思うし、それって私たちも歌で歌っているなぁと思って。その言葉を今すごく大切にして生きています。
私はもう、今日が終わったら、皆さんとはお別れするし、過去の人になるんですけど、でももし、ここにいる皆さんとか、画面越しに見ていくれている方とかが、私や乃木坂を見て少しでも楽しいなとか、明るい気持ちになったなとか思ってもらえたんだったら、それを恩とは言いませんけど、これからはみんなに、後輩のみんなに、渡していってほしいなと思っています。
(涙ぐむ)
私はあんまり人とも深くかかわらなかったり、内緒ですけど、学校もあんまり行ってなかったので、乃木坂で一緒に過ごした1期生のみんなはやっぱり、同期としてすごく心が通ったなと思った瞬間があったり…(涙が頬をつたう)、でも今はやっぱり、乃木坂46を守ってくれている後輩の子たちがすごく大切です。
すごくきれいごとですけど、私が卒業して、何かに追われることとか、何かに頭がいっぱいになることが少しなくなるとしたら、その分の穏やかな日常とか優しい気持ちを後輩のみんなに味わってほしいなって思っています。
(涙をこぼし、しばらく沈黙)
でもここまでたくさん声を出して支えてくださった皆さんなので信頼しています。絶対にこれから、乃木坂46のみんなのことを守って、見守ってあげてほしいなと思っています。
もう1期生がいない乃木坂46に明日からなりますが、これからの乃木坂46をどうかよろしくお願いします。
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皆さん、今日はありがとうございます。
今日で卒業します。私は、昨日、今日とすごく、本当に心から楽しい、幸せなライブを作ることができました。
でも、私がライブとか乃木坂46の活動を心から、余裕を持って楽しめたのは多分ちょっと遅かったんじゃないかなと思います。
今日は後輩たちもモニターを観てくれている思うので、昔の話も未来の話もしたいんですが、私は回りくどい生き方をしてきたなと、過去を振り返ると思います。
いろんなキャラクターとかも迷走したし、メンバーとかスタッフさんに頼ったり甘えたりするのもなかなかやり方がわからず。でも、なのに今、こうやって穏やかに楽しく生きれているのは、きっと、乃木坂46のみんなだったり、そこにかかわる皆さんが周りの人をすごく大事にしているからだなと思います。
恩返しという言葉があると思うですけど、私はもっと好きな言葉がありまして、“恩送り”という言葉を知ってから、この卒コンもそうだし、メンバーに対して、スタッフさんに対しても、なんとなく気持ちの整理ができたような気がしていて。恩を返すだけではなくて、どんどん送っていく、連鎖していくってすごくステキなことだなと思うし、それって私たちも歌で歌っているなぁと思って。その言葉を今すごく大切にして生きています。
私はもう、今日が終わったら、皆さんとはお別れするし、過去の人になるんですけど、でももし、ここにいる皆さんとか、画面越しに見ていくれている方とかが、私や乃木坂を見て少しでも楽しいなとか、明るい気持ちになったなとか思ってもらえたんだったら、それを恩とは言いませんけど、これからはみんなに、後輩のみんなに、渡していってほしいなと思っています。
(涙ぐむ)
私はあんまり人とも深くかかわらなかったり、内緒ですけど、学校もあんまり行ってなかったので、乃木坂で一緒に過ごした1期生のみんなはやっぱり、同期としてすごく心が通ったなと思った瞬間があったり…(涙が頬をつたう)、でも今はやっぱり、乃木坂46を守ってくれている後輩の子たちがすごく大切です。
すごくきれいごとですけど、私が卒業して、何かに追われることとか、何かに頭がいっぱいになることが少しなくなるとしたら、その分の穏やかな日常とか優しい気持ちを後輩のみんなに味わってほしいなって思っています。
(涙をこぼし、しばらく沈黙)
でもここまでたくさん声を出して支えてくださった皆さんなので信頼しています。絶対にこれから、乃木坂46のみんなのことを守って、見守ってあげてほしいなと思っています。
もう1期生がいない乃木坂46に明日からなりますが、これからの乃木坂46をどうかよろしくお願いします。
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2023/05/19