ORICON NEWS

乃木坂46、4期生単独ライブで見せた16人の絆 休業中の掛橋沙耶香センター曲演出にメンバー涙

 アイドルグループ・乃木坂46が24日、横浜アリーナでデビュー11周年記念ライブ『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3公演を開催した。5日間連続公演の3日目は、4期生単独ライブで1万2000人を熱狂させた。

『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より

『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 4期生楽曲「4番目の光」の一節「4番目の光を探しに行こう」を用いた映像演出とともに幕を開けると、遠藤さくらがセンターを務める「夜明けまで強がらなくてもいい」「ごめんねFingers crossed」を連発。続けて、賀喜遥香がセンターの「君に叱られた」「好きというのはロックだぜ!」を披露し、賀喜が「今日は最高の1日に、みんなでするぞ!」と煽ると、観客のボルテージは一気に高まった。

 昨年5月に横浜・日産スタジアムで行われた『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』以来のライブ参加となる早川聖来は「2つの意味を込めて言わせてください。皆さん、ただいま!」とあいさつ。温かい拍手を送られ、涙する場面も。佐藤璃果は乃木坂46に加入して初めてとなる声出しOKの期別ライブとなり、「メンバー16人、大好きな子の気持ちも背負って頑張ります」と、休業中の掛橋沙耶香を含めた16人でステージに臨むことを宣言した。

 スクリーンに2018年夏の「坂道合同オーディション」映像上映に続いて、4期生の歴史を振り返る形で各メンバーがセンターを務めた。まずは清宮レイが中心に立ち、グループへの憧れを口にしながら、先輩たちが当時着用した衣装で「君の名は希望」をパフォーマンス。続く「シンクロニシティ」では、松尾美佑が“本家”センターの白石麻衣のようにエモーショナルなダンスを披露し、林瑠奈は伸びやかな歌声で「きっかけ」を歌い上げた。

 続いて、賀喜をセンターに田村真佑&金川紗耶の3人で「ファンタスティック三色パン」をパフォーマンス。曲中に好きなパンをかわいい言い方で紹介し、1万2000人の観客を楽しませた。「あらかじめ語られるロマンス」では北川悠理を中心としたメンバー5人で沸かせ、「風船は生きている」では弓木奈於を中心にした編成で、風船を手に歌唱。エンディングではふくらみ続ける風船が割れる演出で、観客を笑顔が広がった。

 1・2・3期生の先輩たちへのリスペクトを込めたステージでは、黒見明香がセンターの「制服のマネキン」でダイナミックなパフォーマンスを披露。柴田柚菜を中心とした「アナスターシャ」では、模型の蝶々を宙に放つ演出でも観客を魅了、筒井あやめセンターの「思い出ファースト」では、躍動感のあるダンスで魅せた。

 佐藤センターの「僕のこと、知ってる?」では、穏やかながらもエモーショナルさが伝わるステージに。「ここにいる理由」は、早川を中心に息の合ったダンスを披露すると、間髪入れずに「Wilderness world」へ。金川をセンターに艶やかさとパワフルさが共存するダンスで会場の熱気を高めた。

 遠藤がセンターを務めた乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」では、「今、こんなにすてきな場所にいられることを誇りに思っています」の言葉を合図に、スクリーンを通じてメンバーからファンへのメッセージが届ける。「Sing Out!」ではセンターの田村が観客にクラップを求め、華麗なソロダンスを披露。4期生の軌跡を振り返るブロックのラストは矢久保美緒センターの「他人のそら似」で締めくくった。

 ステージに1人で登場した遠藤は、掛橋を含めた同期メンバーを一人ひとり紹介しながら、自身の想いを伝え、“16人誰ひとり欠けてはいけない、この16色が輝いてこそ4期生”だと強く感じさせるメッセージとともに「4番目の光」が歌唱した。続く「Out of the blue」では、早川の呼びかけに応えるように、会場が一面青に染まった。

 掛橋センター曲「図書室の君へ」では、掛橋のせりふの音声とパフォーマンス映像を交えて披露。メンバーは涙を浮かべ、ファンももらい泣きした。4期生オリジナル楽曲を次々と披露するなか、「ジャンピングジョーカーフラッシュ」ではコールと爆発力満点の歌とダンスがあいまって、会場は興奮のるつぼに。賀喜が観客とメンバーに気合いを入れると、4期生の代表曲「I see...」で会場をハッピーな空気で包み込んだ。

 アンコールでは北川&林のラップをフィーチャーした「アトノマツリ」を、15人で初パフォーマンス。メンバーは、ロビーに展示されたフラワースタンドの前で歌唱し、感謝を伝えていく。続く「ハウス!」「サイコキネシスの可能性」では、トロッコでスタンド席を周り、隅々にまで笑顔を届けた。

 北川がいつも以上に興奮気味に「楽しかったです!」と伝え、清宮は「何年かぶりにここへ(単独ライブで)戻ってこれて、ちょっとは大きくなった姿を見せられたんじゃないかな」とにっこり。柴田は「みんなどんどん成長して、皆さんに心強いなと思ってもらえるようになりたい」と涙を浮かべながら誓うと、最後は「おいでシャンプー」で熱狂のステージに幕を下ろした。

■『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜
Overture
01. 夜明けまで強がらなくてもいい
02. ごめんねFingers crossed
03. 君に叱られた
04. 好きというのはロックだぜ!
05. 君の名は希望
06. シンクロニシティ
07. きっかけ
08. ファンタスティック三色パン
09. あらかじめ語られるロマンス
10. 風船は生きている
11. 制服のマネキン
12. アナスターシャ
13. 思い出ファースト
14. 僕のこと、知ってる?
15. ここにいる理由
16. Wilderness world
17. ぐるぐるカーテン
18. Sing Out!
19. 他人のそら似
20. 4番目の光
21. Out of the blue
22. 猫舌カモミールティー
23. 図書室の君へ
24. キスの手裏剣
25. ジャンピングジョーカーフラッシュ
26. I see...
【アンコール】
EN1. アトノマツリ
EN2. ハウス!
EN3. サイコキネシスの可能性
EN4. おいでシャンプー

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 乃木坂46、11周年記念“バスラ”2日目は5期生単独ライブ 先輩へのあこがれを込めて全28曲熱演
  2. 2. 乃木坂46、4期生単独ライブで見せた16人の絆 休業中の掛橋沙耶香センター曲演出にメンバー涙
  3. 3. 乃木坂46の3期生が先頭に立つ気概伝わる単独ライブ 秋元真夏に贈る熱唱も

関連写真

  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • 『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY3〜4期生ライブ〜より
  • _C6_3191 2WEB

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索